日本語科目の構成
国際教育センターでは、千葉大学に在籍する留学生のために、日本語の授業を提供しています。基礎的な日本語能力を養成することを目標とする初級・初中級、そして日本語で研究活動を行うための高度な日本語能力を養成することを目標とする中級と上級です。これらはさらに100番台から800番台までの8レベルに分けられており、レベルによって受講対象となる学生が異なります。
また、レベルごとにいくつかの科目が用意されており、それぞれに3桁の数字がつけられています。たとえば日本語101という科目名は、百の位の1がレベルを、十の位の0がキャンパスを、一の位の1が科目の内容をあらわします。キャンパスの番号は0が西千葉キャンパス、1が松戸キャンパス、2がどのキャンパスの学生でも受講できるオンライン授業です。キャンパスごとの開講レベルを以下の表に示します。
日本語のレベルと開講キャンパス
西千葉キャンパスでは初級から上級まで、すべてのレベルの日本語の授業(対面)が、松戸キャンパスでは初級の対面の授業が用意されています。また、初級から中級のオンラインの授業もあります。
このうち、日本語初級から日本語中級までの科目は学部留学生以外のすべての学生が受講できます。日本語上級の科目は学部留学生とJ-PAC生、それに学部レベルの特別聴講学生のみが受講できます。また、600番台の科目の一部は、受講を許可された学部留学生も受講することができます。
目標 | レベル | 対象 | 西千葉(0) | 松戸(1) | オンライン(2) | |
---|---|---|---|---|---|---|
日本語で研究活動を行うための高度な日本語能力を養成する | 上級 | 日本語800 | 学部生・J-PAC生 特別聴講学生 |
○ | - | - |
日本語700 | ○ | - | - | |||
中級 | 日本語600 | すべての留学生と研究者 | ○ | - | ○ | |
日本語500 | J-PAC生・予備教育生・大学院生・研究生・専攻生・特別研究学生・特別聴講学生・研究者 | ○ | - | - | ||
日本語400 | ○ | - | ○ | |||
基礎的な日本語能力を養成する | 初中級 | 日本語300 | ○ | - | ○ | |
初級 | 日本語200 | ○ | ○ | ○ | ||
日本語100 | ○ | ○ | ○ |
受講登録の方法
日本語上級
日本語上級(800番台、700番台)が受講できるのは学部留学生、J-PAC生、日本語科目受講資格申請書を提出したJ-PAC以外の特別聴講学生(学部生のみ)です。
まず、日本語受講登録システムのページで「日本語科目受講案内」をよく読んでください。つぎに、日本語受講登録システムに登録の上、自己評価アンケートとプレースメントテストを受けて受講するレベルを決め、受講科目を登録してください。
学部留学生は、必ず「学部留学生の日本語科目・日本事情科目の履修」を参照してください。日本語受講登録システムだけでなく、学生ポータルでも登録する必要があります。また、日本語能力がまだ十分でないと判断された学生は、一部の600番台の科目を受講することができます。
J-PAC生は、コーディネーターの指示にしたがってください。
日本語初級、初中級、中級
日本語受講登録システムのページで「日本語科目受講案内」をよく読んでください。つぎに、自己評価アンケートとプレースメントテストに答えて受講するレベルを決定し、受講科目を登録してください。
短期留学生(J-PAC)、日本語研修コースの学生(予備教育生)は、それぞれプログラムのコーディネーターの指示に従って申し込んでください。
大学院生、研究生、専攻生、特別研究学生、特別聴講学生(J-PAC生を除く)、研究者は、前期は4月30日まで、後期は10月31日まで登録できます。人数が定員に達したクラスは、その時点で受付を締め切ります。
日本語科目の受講に関する優先順位
日本語科目は、日本語予備教育が必要な留学生や交換留学生で単位を必要とする留学生から優先的に受講できるようになっています。研究生、専攻生、特別研究学生、特別聴講学生(J-PAC生を除く)が日本語科目の受講登録をするには指導教員による許可の申請(オンラインフォーム)が必要です。許可がないと受講登録ができません。
国際教育センターでのデータの収集について
国際教育センターで日本語科目を受講している留学生に調査への協力を依頼すること、日本語の授業の観察等を行うことを希望される教員・学生は、留学生課留学生企画係にご相談ください。
データ収集ができるのは、専任が担当する授業に限ります。
お問い合わせメールアドレス:dge2195@office.chiba-u.jp(留学生課留学生企画係)