亥鼻・松戸キャンパスで初めての留学生意見交換会を開催しました
2025年7月28日、29日に、亥鼻・松戸の2キャンパスで留学生意見交換会を開催しました。この会は、昨年度、メインキャンパスである西千葉キャンパスでの開催を皮切りに開始された取組で、優秀な留学生の受入推進や留学生サービスの向上を図ることを目的としたものです。
亥鼻キャンパスは医学、薬学、看護学の3つの研究分野の部局で構成されており、各部局から5か国・14名の留学生が参加したほか、日本人学生有志3名もファシリテーターとして加わりました。また、園芸学部・研究科から成る松戸キャンパスでは、9か国・13名の留学生が参加しました。
意見交換では、なぜ千葉大学を選んだのかをはじめ、研究のこと、日常生活のこと、進路のことなど多岐に渡るトピックについて、和やかながらも活発な議論が行われました。
キャンパスや研究分野が異なる留学生達は、それぞれ異なるモチベーションや課題を抱えながら学生生活を送っており、キャンパスによってはもっとキャンパス内での日本人学生や留学生同士の交流の機会を増やしてほしいといった意見が挙げられていました。また、共通する課題としては、日本語ができないと日本人の友人が作りづらい、アルバイトが見つかりにくいといった声も挙がっていました。一方で、千葉大学の良いところとしては、日本語が十分にできなくても教職員のサポートで生活基盤を整え、研究を行うことができたことや、研究に必要な環境が整っていること、東京に近くアクセスが良いこと、生活しやすい点等が挙げられていました。
千葉大学では国際教育センターやInternational Support Desk(ISD) を中心に、来日前からの包括的なサポートを提供しています。これからも、留学生意見交換会などを通じて留学生の声を聞き、より一層の支援の充実を目指していきます。
活発に意見を交わす留学生(上:亥鼻,下:松戸)
参加者による集合写真(上:亥鼻,下:松戸)