派遣留学生からのレポート

フランス・パリ東大学a

学校の詳細
最終更新日:2016年6月 6日
文学部国際言語文化学科
パリ東大学

派遣留学プログラム月間報告書
(報告期間:2016/5/1~5/26)

コチラ(pdf)

派遣留学プログラム月間報告書

(報告期間:2016/4/1~4/30)

コチラ(pdf)

月間報告書(3月1日~31日)

<勉強>

・Introduction à la littérature français des 17e et 18e siècles (17・18世紀フランス文学入門)

17世紀の授業が終わり、18世紀の授業が始まりました。17世紀は、古典的で、劇や詩なルールの統制されたものが主流であるため、そのルールについて学ぶことが多かったです。18世紀の文学は、まだ始まったばかりですが、17世紀とは変わり、既存のルールから逸れて、自由な表現をするロマンが普及する時代であるため、学んでいると現代へと少しずつ近付いているようで興味深いです。

・Littérature comparée (比較文学)

中間テストのようなものがありました。テオフィル・ゴーチェの『死霊の恋人』とその他短編の合計7作品について、各1題ずつ全7つの題から5つ選択し、論じるものでした。ゴーチェの作品は幻想的で、「生と死」「信仰と欲」「夢と現実」などの相対するものの間で揺れ動く様子が描かれるため、問題の多数はそれらのテーマについて問われるものでした。制限時間が1時間と短かったため、最後の方は上手くまとめることが出来なかったように思えます。この反省を活かして、後半のテストを良い結果に出来たらよいです。

・DELCIFE(フランス語の授業)

こちらも、文法と仏作文のContrôle continuという、言わば小テストがありました。文法は良い点数が取れましたが、仏作文は前置詞や冠詞などのミスなどが目立つとの注意を受けました。まだまだ改善点が多いようで、頑張らなければいけないなと思いました。

・Les L de la nuit

先月の報告書に書いた、文学部の中の大学祭です。先月の分では生活欄に書きましたが、学校でのイベントであるため、勉強のカテゴリに移動します。
来月が本番なので、準備を進めています。週を重ねるごとにプロジェクトのメンバーと沢山話せるようになってきて、全学期よりもフランス語を使う機会が格段に上がったように思えます。一方で、プロジェクト内では母語を使う機会もあります。多国籍性を利用したプロジェクトということで、同じ意味のフレーズを各国の言語に変えたものを録音して、それを流してとあるプロジェクトの宣伝を行うという案があったため、録音を行いました。なぜ言語はこうも違うのか...ととても不思議な気分になりました。

先日、誕生日を迎えた際に、プロジェクトのメンバーがその素敵な多国籍性をふんだんに利用して、各国の言語と日本語を使ってお祝いのメッセージをくれました。特別なプレゼントだなあととても幸せな気分です。

<生活>

 3月の中旬のバカンスのうちの2日を利用し、同学部内でドイツに留学している友人のところへ赴きました。日本は島国のため、電車でフランスからドイツへと国境を越えるのはなんとも不思議な気分でした。2日と短かったため、都市部を見ずに、「ロマンチック街道」と呼ばれるうちの2つの地域を周りました。街並みがとても可愛らしく、とても素敵でした。また足を運びたいです。

 また、母が1人でこちらに旅行しに来たため、パリ観光をし、またパリを出てボーヌという街に行きました。ボーヌは、ブルゴーニュ地方の街で、城壁に囲まれた少し古めの街でした。それでも、メインの通りではマルシェが行われ、現地の人たちの活気溢れる様子が見られました。

 また、この地方はワインの名産地であるため、ワインの作られている地区を周るツアーを体験しました。とても興味深かった点は、隣り合うブドウ畑でも、ワインの質が変わるほどに土壌が異なることが多いことと、同じ丘に面しているブドウ畑でも太陽が当たる側と当たりにくい側の違いで栽培方法が変わることでした。ワインの製造についても、もっと知りたいなと思える時間でした。

 ワインに関しては、月末にブルゴーニュのワインの学校の先生が来て、ブルゴーニュワインについて教えてくれるイベントも学内でありました。食事という大切な文化について学ぶ機会があるのもフランスならではだと思います。

 留学生活も残り短くなりました。少しずつ帰国準備も進めていかなければと思います。それと同時に、後悔の無いように、フットワークを軽くし、フランスで学べる事は吸収していきたいと思います。

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↑復活祭(イースター)に、ノートルダムのミサに参加しました。初体験です!

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↑ボーヌの観光名所のオテル・デュー(Hôtel Dieu)。病院です。中世の医療技術を垣間見ました。

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↑ボーヌ付近の3月のブドウ畑。段々畑で日当たり良好でした。美味しいワインが出来そうです。


月間報告書(2月1日~29日)

<勉強>

 新しいセメスターが始まり、受講する授業が決定しました。

・Introduction à la littérature français des 17e et 18e siècles (17・18世紀フランス文学入門)

1年生用の講義形式の授業で、それぞれ1つずつ授業がありますが、現段階では17世紀の内容のみを扱っています。古典文学は今までしっかり学んだことが無いので不安でしたが、先生の声の抑揚や説明の反復などのおかげでとても分かり易く、楽しいです。

・Littérature comparée (比較文学)

2年生幼の同じく講義形式の授業。こちらも入門です。フランス・ロシア・イタリアの文学それぞれ一冊ずつをテキストとして、比較文学について学びます。今はまだ基礎の説明のみですが、これからどう学んでいくのか楽しみです。

・Littérature du 19e siècle (19世紀フランス文学)

3年生の授業講義形式の授業。3年生の授業は選択式で3つの授業の中から2つ受講しなければ単位がもらえず、時間割の関係上他の授業を取れそうになかったため、こちらは聴講生として受講しています。使用する本はユゴーの『笑う人』L'Homme qui ritで、ボリュームも多く、内容も難解です。本を読み進めつつ、着いていけるように頑張ろうと思います。

 以上が文学部の授業で、これらに加え、フランス語の授業を取ります。前期から一つクラスが上がりました。前期よりも少人数で、まだクラスの雰囲気を知る段階です。休みを経たため、少し文法などを忘れている気がします。復習をしっかりして、上達につなげていけたらと思います。

<生活>

 生活面では、約半年間一緒に過ごしたルームメイトがウクライナに帰国してしまいました。最後の数週間はなるべく色々なところへ出かけよう、という話をしていたのに、帰国2週間前に彼女がインフルエンザに罹ってしまったということがあり、とても動揺しましたが、回復後はとても楽しんでいて、楽しい生活を送れたのではないか、と思います。楽しいことも、気分が落ち込んでしまうことも共有してくれる素敵なルームメイトだったので、いなくなってしまって寂しいですが、また会えたら、と思います。

 パリ東大学では数年前から、毎年4月に文学部の中での大学祭のようなものがあります。この文化祭のような行事では、文学部の中であるからこそ、文化的なもの、例えば文学作品の劇や、小説や詩などのコンクール、哲学の討論、音楽などが、文学部に関連する人なら誰でも(教授なども含め)有志で募ったグループによって行えるようになっているようです。私は、この行事に、文学部に居る留学生で出来たグループの一員として参加することになりました。私たちのプロジェクトは、各グループのプロジェクトの開始前に時間と場所を知らせる、時報と宣伝係のようなものです。宣伝方法はそのプロジェクトの内容を反映させたもので、同時に自分たちの多国籍性も反映させて面白く宣伝出来るよう推敲しています。メインのプロジェクトとは言えなくても、大事な役割です。

 ヘッドの文学部のコーディネーターに誘われたとき、自分にそこまでの積極性があるのか、参加していいものかと迷いましたが、他の留学生と関われること、フランス語を使う現場に参加できることなどのメリットと挑戦してみようという意思のもと、参加することにしました。みんなフランス語がぺらぺらで、私ももっと頑張らなくては、と思えます。 

 3月になったら、留学も残り3カ月です。出来ることがあったら、挑戦することを忘れないようにしよう、と思います。

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↑ピカソの美術館に行きました。今までも幾らか作品を見てきましたが、年代によってコロコロと作風が変化して、興味深いな、と思えます。ただ、時々怖い絵があるのが...。

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↑美味しいケーキが食べたい!と現地の友人に有名なカフェに連れて行ってもらいました。美味しいです!


月間報告書(1月1日~31日)

<勉強>

 DELCIFEのフランス語の授業も、文学部の授業も終了してはいましたが、文学部の授業はテストがありました。

・1年生の授業 Etude de genres littéraires

この授業は前半の詩のテストは、留学生は別にレポートを出されていましたが、後半に行った劇・ロマンのジャンルは他の生徒と共に1時間半のテストを受けました。内容としては、自由記述で以下の通りです。

1) 悲劇の特徴について
2) マリヴォー『偽りの告白』Les Fausses Confidencesの中の登場人物Duboisについての考察
3) カミュ『ペスト』 La Peste の登場人物Rambertの役割についての考察
4) 同作の「連帯」というテーマの重要性についての考察
5) 同作内での時間の取り扱いについて

間違いを書いてしまったつもりはあまりないのですが、やはり知識の不足とフランス語で文章を書くことが上手く出来ないことを痛感しました。

・Littérature française du 19e et 20e siècle

期末の記述テストのみでした。19世紀・20世紀それぞれ2時間ずつの4時間を通しで行いました。19世紀のフランス文学のテストは、留学生は7つの質問に自由記述で答えるというもので、授業内で特に焦点を置いた作品であるユゴーの 『クロムウェル』Cromwellの序文、バルザックの『人間喜劇』の中の『幻滅』Illusions perduesやその他の引用文から、当時の文壇や劇、印刷などの背景を探求するものが出題されました。

20世紀文学のテストは一方で、時代背景というよりも授業で取り扱った4つのカテゴリーの異なる作品についての考察を求められたように思えます。ただ、質問がとても抽象的であったため、とても記述に苦しみました。

2つのテストは、両方とも冬のバカンス期間で関連図書や論文を読み、レジュメを読み返していたのですが、それでもやはり書いていて内容が浅いなと思いました。ただ、現時点でやれることはやったので、終わった後に達成感がありました。

1月の最終週から、新しいセメスターが始まります。しかし、フランス語の授業は履修登録が2月なので、取るクラスについてしっかり考えたいと思います。


<生活>

 1月の年明けのカウントダウンは凱旋門前で行いました。テロなどの影響により花火などは行われませんでしたが、それでもみんなが新年を祝福する様子を見られて楽しかったです。また、1日の夜と2日は、旅行をしていた両親がフランスに来てくれました。モンサンミッシェルに一緒に行き、夜のパリを案内しました。モンサンミッシェルは、生憎の曇りと強風でしたが、それでもとても美しくて、夜景や晴れた日など、様々な表情を見てみたいなと思える、魅力的で素敵な街でした。久しぶりに両親に会えて、沢山話が出来て楽しかったです。

それからは、テストが早めに終わったこともあり少し出来た休みで、来月中旬には母国に帰ってしまうルームメイトと出掛けたりしていました。中でも印象深いことは、その子の友人経由で知り合ったフランス人達に連れられて気球に乗ったことです。気球と言えば熱気球ですが、そうではなく、地上としっかり命綱が繋がっていて浮遊するタイプのものだったので安全でした。上空150メートルから眺めるパリもとても興味深いものでした。フランスに住んでいてもあまり経験出来ることではないようで、とても素敵なチャンスをくれた友人に感謝です。

留学生活が残り半分を過ぎたことが未だに不思議です。後半戦はフランス語をもっと上達させられるようにしようと思います。

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↑ニューイヤー。予想を上回る人だかりでした...。

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↑モンサンミッシェル。下町もそれ自体も雰囲気が素敵でした。何度でも行きたいです。

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↑気球とそこからの眺め。


月間報告書
(12月1日~31日)

<勉強>

 DELCIFEの授業が、12月で終了しました。交換留学の制度を利用している生徒は、他のDELCIFEの生徒と異なり、1月に大きなテストが無い代わりに、定期的に行った範囲をテストする、というような方法を取っているようです。読解の授業では、毎回異文化についての文章を読むのですが、それのテストが「日本のクリスマスとお正月について」というもので、返却後の解説時に先生が逐一「これは本当?」「この単語はどういう発音で読むの、言ってみて?」など質問の応酬をされました。他の生徒が全く異なる文化や言語と対面したことで不思議な顔をしていて面白かったです。授業4つのうち成績の通知された2つは大丈夫そうで安心しました。次のセメスターでもしっかりフランス語の授業は取っていこうと思います。

イタリア人が多いため授業中にイタリア語が飛び交う、コミュニケーションを取るのが大変なクラスでしたが、終わってみるとなんだかんだ楽しいクラスだったな、と少し寂しく感じています。ヨーロッパ圏の生徒は半期で帰ってしまう人が多く、友達になれたのにと残念ですが、きっとまたどこかで会えると信じて、その時はまた拙いフランス語で会話出来たらいいな、と思います。

 文学部の授業もとりあえず終了しました。19世紀の文学の授業は歴史背景と文学に関連があり、それに気づくことが出来たり、歴史を知ることが出来たりと、ただ文学の勉強というだけでなく、知識的にもためになったと思います。美術館でフランス革命に関連する絵画を見た時に、知識として頭に入っているだけで楽しさも変わってきます。20世紀の文学についての授業は、概説的なものというより、作品一つ一つの解説に時間をかけるものでした。作品の内容をしっかり理解しなくては、と思うので、しっかり作品を読もうと思います。

これらの授業と、1年生用の文学の授業は1月にテストが控えています。冬休みなのに油断ならないな...とも思いますが、出来る限りのことは頑張ります。

 また、美術館をまわる授業も終わりましたが、終わるにあたってレポートを提出しました。こちらに来てからずっと、国民に自国やヨーロッパの文化としての芸術を学ぶ機会を与えているフランスと日本の違いについて考えていたので、「日本の美術館とフランスの美術館の比較」というレポートを書きました。先生に「すごく面白かった!」と言ってもらえて嬉しかったです。

<生活>

 クリスマスということで、友人の多数が帰って家族と過ごすと言って母国に帰ってしまいました。幸い、同室の子もこちらに残るということで、クリスマスは日中にパリ散策をし、夜は部屋でご飯やケーキを食べてわいわいしていました。

また、少し遠出もしてみようということで、パリを出てヴェルサイユの宮殿やランスという街に世界遺産のノートルダム大聖堂を見に行きました。ヴェルサイユ宮殿は本当に豪華で、有名な鏡の間などはやはり圧巻でした。ランスはバスで3時間程でした。大聖堂や聖レミ教会堂など、キリスト教関連の古い建物が多く、その荘厳さが素敵でした。それぞれ歴史博物館が並立していて、興味深かったです。どこもフランスに住んでいてかつ学生であると無料で入れるのが嬉しいです。本当に勉強になります。今回は、休暇後にテストがあることや、3年次論文の執筆などもあり、あまり長期間家を空けることが出来なかったのですが、次の休暇では、もう少し遠出が出来たらいいなあと思います。

 とうとう今年も終わってしまい、留学生活の折り返し地点も近付いてきました。しっかり今年を振り返って、反省をして、来年、後悔の少ない留学生活を送れるようにしたいと思います。

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↑ヴェルサイユ宮殿。敷地の広大さに驚きました。内装も豪華絢爛で、鏡の間は圧巻でした。

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↑ランスにあるノートルダム大聖堂。荘厳でした。ステンドグラスがとても綺麗で圧倒されました。家に帰ってから、この写真のステンドグラスがシャガール作のものだと知りました...。(笑)

月間報告書
(11月1日~30日)

<勉強>

 UPECで今年度から始めたというTandems Bilinguesというものがあります。自分が母語を教え、自分が学びたい言語を教えてくれるパートナーを、学内で探してくれるというもので、フランス人の女性とパートナーになって、言語交換を行っています。彼女は日本にワーキングホリデーで来ていたことがあり、日本語がとても上手です。お互いに会話をしつつ、文法上の誤りを指摘したり、質問をしあったりと、有意義な時間を過ごしています。とても便利で、素敵な発明だと感謝しています...!

 DELCIFEの授業は、先生が会話を始めた時に、積極的な生徒がどんどん答えていって、しゃべっていないからと声をかけられた時には、話したかったことがほかの人にすでに言われ、話すことができないということがよくあります。もっと積極的にならなければ、と毎回反省しています。

 文学部の通常授業は相変わらず難しいですが、時代背景と作品の関係などの解説が興味深いです。もっと言語の理解が出来たら、もっと授業の内容を理解できるのに...とも思いますが、少しずつ聞けるようになってきているのではないかなとも思います。

<生活>

 こちらに来て、2カ月が過ぎ、生活にも慣れて、安定した生活をしていました。日が段々と短くなり、寒くもなり、フランスに冬の近付く足音がします。

 そんな矢先に、パリに同時多発テロ事件が起こりました。日本でも大々的に報道されたと思います。私は13日夜にはクレテイユの自宅に居たため、無事でした。同室の子が事件について知らせてきた瞬間は、驚きましたが、翌朝、各方面からの安否確認や大使館からのメール、ニュースで死傷者の数を見て、戦慄しました。何も知らないことが一番怖かったので、情報を大切にし、何よりしっかり向き合おうと思いました。今では街はほぼ元通りになっていますが、いまだに建物に入る時のセキュリティチェックは増えたままです。

 これ以上、事態が悪化しないことを祈るしかありません。

 暗い話題になってしまいましたので、11月に私が体験したことについて書いていきたいと思います。

 10月の終わりから11月の始まりの数日間、salon du chocolat というチョコレートのイベントがありました!色々なチョコレートを食べ、チョコレートで出来たドレスを見て、大いに満喫できました。

 また、11月に突入してから、先輩の紹介で日仏の文化交流などを目的とする団体に参加しています。週に2日、言語交換を行っていて、私は授業の関係で1日しか行けませんが、フランス語に触れる機会を増やしていこうと思って参加しています。自分がフランスに香味を抱いているように、日本に興味を抱いてくれる人が居るのはなんだかうれしいです。

 街はクリスマスのもので溢れてきました。なんだかこちらまで楽しみになってきます。色々なことを経験していけたらいいと思います。

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(左) Salon du Chocolatの展示物。芸術的で、チョコレートとは思えません。

(右) Cimetière du Père-Lachaise(ペール・ラシェーズ墓地)に行ったときに見たショパンのお墓。お花のお供えはいつも絶えないのではないでしょうか。

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(左) Musée de Cluny(クリュニー美術館)の『貴婦人と一角獣』という作品。絨毯とは思えない程繊細に描かれています。ずっと見たかった作品だったので、とても感動しました。

(右) オペラ地区の大型百貨店のギャラリーラファイエット。装飾がクリスマスを感じさせるような気がします。

月間報告書(10月分)

<生活>

 9月分に続き、今月に行った事務作業について、記述していきます。

①滞在許可
 フランスに留学するにあたり日本でビザを手に入れていますが、それで終わりではなく、こちらに来てからの手続きが必要です。その方法について説明をします。

1. 日本でビザ申請時にもらった書類の空欄を記入し、パスポートとビザのコピーを同封し、近隣のOFII(移民局)へ郵送。

2. 受領書が1週間程度で到着。私の場合はそれから1週間を待たずにConvocation(呼び出し状)が届きました。

3. 指定されて日時にOFIIへ。その時にConvocation、パスポート、住居証明書、証明写真、手続きに必要な金額分の印紙、を持っていきます。印紙はOFIIのサイトで購入しました。

4. 健康診断を受け、書類記入を済ませてパスポートに在留許可を貼ってもらい終了。証明写真は白くてある程度のサイズが無いと受け取ってもらえませんので、注意。(私は日本から持ってきた小さめのものが使えず、駅にある機械で撮り直しを要求されました。)
これで滞在を認められたと思うと一安心です!

②住宅補助申請(CAF/Allocation)
 フランスでは海外から来た滞在者にも住宅補助をしてくれる制度があります。こちらで銀行口座を開設後、必要書類を提出し、許可が降りれば、一定額の給付金が降ります。

③定期券
 こちらに来てから回数券を買ってメトロやバスに乗車していますが、学生定期を購入した方がお得なので購入しました。NAVIGOのimagineRというものです。フランスのメトロにはzoneという区分があり、従来は区分ごとに定期の金額も異なっていたのですが、今年度からそれが無くなり、一定額でメトロもバスもRERも乗り放題になったそうです。こちらは必要書類を郵送し、同じく郵送で届きます。私は2週間強かかりました。毎月1日の中から有効になるもので、私は11月開始にしたので、有効になるまでまだ待たなければなりません。移動が気兼ねなくできることが待ち遠しいです...!

<勉強>

 相変わらず、学部の授業は毎回奮闘しています。語彙力の無さ、ディクテーションの遅さなどが悩みの種です。友人に取ったノートを見せてもらいつつ、復習を行っています。19世紀の文学のパノラマの授業では、フランス革命や政治形態の変化なども絡めた説明がされるのですが、高校の頃の世界史の知識では足りない場合が多々あり、家に帰ってから調べる、ということが通常です。20世紀の授業は、劇作品についての解説が行われています。

 こちらの1年生用の文学入門は、VerlaineのPoèmes saturniensという詩について学習しているのですが、フランス人にとっても難しい詩は、私にとって勿論、とても難しいですが、詩の構成や思想など、少しずつわかってくるものがあり、新鮮です。先に書いた通り、詩の理解は難しいので、通常にある詩についての中間試験は、留学生は行わない代わりに課題を出されました。

 また別の授業ですが、Options Transversalesという、千葉大学で表すところの教養展開科目のような、学部の垣根を越えて取れる授業があります。私はスポーツとしてヨガの授業と、美術館を巡る授業を取ることにしました。美術館についての授業は、先生が作品だけではなく、美術館それ自体の歴史についても話をしてくださるので、とても新鮮です。

<さいごに>

 同室のウクライナ人の子とその友達と、色々なことを話します。その中で、今も終わらないウクライナとロシアの紛争についての話をしました。どこかの国が戦っていても、日本は戦争なんてしないから、なんてまったく別の世界のことのように思っていましたが、戦地の近くの物価や紛争の弊害のような事件の話などを身近な人から聞いて、決して別世界の話ではないことを知りました。もっと世界のことを知らなければならないなと思いました。留学していなければ、考えもしなかったことだと思います。

 少し暗い話になってしまったので、別の話も。10月になって、ポンピドゥー現代美術館、ルーヴル美術館、オルセー美術館を訪れました。こちらの学生だと、美術館に無料で入れるのです!芸術を学ぶことが大切にされていて、なんだか素敵です。日本で美術系統の授業を取っていたので、その時に出てきた絵画や彫刻を実際に見ることができ、感動もひとしおです。それぞれの美術館で展示しているものの製作された年代や流派など、全く違うこともあり、雰囲気や建物自体の違いも本当に顕著で、それも興味深かったです。他にもまだ美術館はあるので、楽しみです。

 どんどん寒くなってきていて、正直冬を越せるのか不安ですが、体調に気遣いながら、頑張りたいと思います。

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ルーブル美術館(のピラミッド):ダ・ヴィンチ・コードを思い出します...!本当に作品が多く、毎回くたくたになります。内装もブース毎に異なり、あっと思わせられます。

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(左) オルセー美術館:時計台が綺麗でした。見晴らしの良い造りです。印象派の作品が本当に素敵でした。
(右) ポンピドゥー現代美術館:その名の通り、現代的な建築でした。長いエスカレーターの終わりから見えるパリの景色がとても素敵でした。


派遣留学プログラム月間報告書
9月分

留学先のパリ東大学のコーディネーターの方から招集がかかった日程などから考えて9月上旬にフランスに到着しました。到着後は、事務作業で慌ただしくもありましたが、合間をぬってパリを散策することもできました。

<生活>
 留学期間中の住居はCROUSという学生寮で、大学から近距離にあります。入寮出来るのかとても不安で、何回かこちらから連絡を取りました。何にせよ入寮できて良かったです。2人部屋で、キッチンとトイレは共用、シャワーと洗面所は個人に割り当てられています。クローゼットや棚、机など、家具は揃っているので困ることもありません。部屋ではリラックスできるなあと安心しています!相部屋の子はウクライナから来ていて、違った文化圏の人と交流できるのが楽しいです。
 
 生活するにあたって、懸念もありました。
 まずは、言語の壁についてです。こちらに来てから序盤は申請や契約が多く、どれもよくわからない単語を使われてクエスチョンマークが止まりませんでした。困ったときには英語を使えば...と思っていたのですが、思っていたよりも英語が話せる人が多くはなかったので、より困りました。こういうものは早く言語を上達させて、フランス語でやり取りできるのが一番です。
 次に家事についてです。今まで親元を離れたことが無く、家事を怠ってきたため、正直とても不安でした。フランスは外食をするとやはりそれなりの値段がするのですが、材料自体は安く買えます。そのため自炊を頑張らなければ...と思って料理をするようにしています。家事については、簡単なものは少しずつ色々試して、少し楽しくもなってきました。

 こちらで生活するために必要で、今月に行った事務作業について、記述していきます。

①滞在許可
 こちらはとても大切なものです。私もまだ申請途中ですので、これについては終了しているであろう次回にしたいと思います。

②携帯購入
 こちらの携帯が無いと不便なので、大手ショップで購入しました。現地携帯は店頭では長期契約したものかプリペイド式の携帯しか買えません。長期契約は銀行口座が開設してからでなければできなく、一刻を争うレベルで携帯が必要であったことと、12か月契約なので、期間も合わないのでやめました。インターネットでは長期契約などではない携帯が購入できるのですが、目で見て購入したい思いがあったため、店頭でプリペイド式の携帯を購入しました。プリペイドから、後でSIMカードを月毎に契約できるインターネットのものに乗り換えるつもりでいます。
(幸運なことに、携帯を買った数日後から寮内にWi-Fiが設置されました。これでデータ量を気にせず連絡が取れるのでうれしいです。)

③銀行口座の開設
 不要ならば作る必要は無いと思いますが、私はこれから申請していくものの中にフランスでの銀行口座が必要であったため開設しました。LCLという銀行のpyramides支店が日本人スタッフのもと口座開設を行えることを先輩からうかがっていたので、アポイントメントを取り付けて、無事開設しました。

<勉強>
 DELCIFEという留学生用のフランス語の授業のクラス分けテストがありました。予想通りの結果でした...伸び代があるのだと思って、頑張っていこうと思います!こちらの授業は先述の通り、留学生用なのですが、私のクラスだけかはわかりませんが、イタリア人が大半を占めています。どちらかと言えば、文法よりも会話が出来るなあという印象です。これからこのクラスでやっていくので、仲良くできればいいなと思います。

 次に、私が所属している文学部の授業についてです。私は"Littérature française des 19e et 20e siècles"という、19・20世紀のフランス文学を文学的観点のみでなく、当時の社会や歴史的事象なども視野に入れパノラマで見て考察する授業をメインに取っています。千葉大学の文学部の3年生は、3年次論文を書くことが義務であり、自分の専攻が20世紀の作家のガストン・ルルーであるため、この授業を取ろうと思いました。ただ、これらの授業は対象がフランス人学生であるため、話も早く、語彙力の欠ける私にはとても難しいです。復習を怠らず、少しずつ授業を理解出来るようになりたいと思います。他にも1年生のための文学入門の授業を聴講するつもりです。フランス文学をフランス人の視点から学ぶことで、何か新しい考えが出来るといいと思っています。
 他にも取るつもりの授業があるのですが、まだ始まっていないの、次回にします。

<さいごに>
 1カ月弱で少しだけ生活に慣れてきましたが、まだわからないことばかりです。その都度、たまたま近くに居た人が助けてくれることが多々あります。私が住んでいるクレテイユの人たちは優しい人が多いように思えます。ありがたいことです。
時間の使い方がわかってきたら、もう少し交流の幅を広める活動もしていきたいなと思います。フランス語を使う場を増やして、しっかり習得できるようになりたいです。

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1年のうち、2日間だけ一般開放されていた国会
(国会)

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(国会内の広間の一室)

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パリ、セーヌ河

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ノートルダム大聖堂


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