派遣留学生からのレポート

フィンランド・東フィンランド大学

学校の詳細
最終更新日:2015年8月 7日
山崎あかり
千葉大学教育学部生涯教育課程
4年
派遣先大学名:University of Eastern Finland

派遣留学月間報告書(2015年7月分)

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派遣留学月間報告書(2015年6月分)

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派遣留学月間報告書(2015年5月分)

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派遣留学月間報告書(2015年4月分)

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派遣留学月間報告書(2015年3月分)

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派遣留学月間報告書(2015年2月分)

1. 勉学の状況

 今月はⅰcurrent trends in educationとⅱsurvival Finnishの授業が終わったのでそれぞれについて少し詳細を書きたいと思います。

ⅰcurrent trends in education

 この授業では、テーマとして世界各国の近年の教育分野の法政策や目新しく発展してきた分野に焦点が置かれていました。授業数は少なくその代わりにグループ学習が中心で、グループごとのエッセイと発表、各発表に対するレビューのレポートが必須でした。授業のレベル3段階の中で最も高いレベルだったため、学生は修士や博士の学生が多い印象を受けました。フィンランドは全ての大学にそれぞれオープン大学が併設されています。この授業はUEFのオープン大学から来ているフィンランド人学生が半数を占めており、まさに生涯学習を見ることができました。

 私達の班はフィンランド人とスペイン人、日本人からなり、テーマを「フィンランド、スペイン、日本のオープン大学から見る成人教育について」としました。日本のオープン大学は全国に放送大学1校だけなので、他の生涯学習機関や日本社会と生涯学習の関係についても一般論として触れました。全てグループ単位の提出と発表なので良い意味で緊張感と個人に責任感がありました。私のグループの学生は優秀で一緒に学ぶ中で良い刺激を受けました。

 他のプレゼンテーションのテーマは「多文化主義と教育」「中国と日本、フィンランドでのドロップアウト」「北欧諸国の教育面での福祉と平等、民主主義」等、一般的に教育と言えば学校の校舎内だけに視野が縛られる日本では光の当たりにくい分野であり、長期的・複眼的な視点が必要な社会と教育の関係を取り上げている班が多く、またもちろんプレゼンテーションの質も高く、興味深く思いました。

ⅱsurvival Finnish

 初心者向けのフィンランド言語の授業です。挨拶から始まり基礎の文法やフィンランドで生活していく上で必要な日常会話や単語を学びました。私は元々言語を学ぶことに興味がなく、フィンランドでは大抵の場面で英語が通じるので現地の言葉が話せなくても生活に支障はありません。それでも、0が1になる瞬間は感動があり、今まで毎日聞きつつ1つも単語を知らなかったフィランド語が少しずつでも解析されていくことを面白く思いました。さらに学びを進めていくと言語から見えてくる文化や生活もあるのでしょう、初心者すぎてまだ分かりませんが...。

 単位が決まるテストは寝過ごしましたが、納得がいくまで再テストを何度でも受けられそれが成績にネガティブに影響しないフィンランドの教育制度に救われました。多様な学習者に合わせて教育の機会を柔軟に提供することで、広い意味での"落ちこぼれ"が出る前の段階で学習者を掬い上げ支え、学習者自らの力で前向きな人生を築くことができる、という考え方が元にあるそうです。

 ヨエンスーには、市と企業が出資しているJoMoniというNGOが地域に住む移民を支援する活動を行っています。その一環で今月は週に2度、1コマ2時間半ずつ無料でコミュニティセンターで開かれていたフィンランド語初級のコースに参加しました。毎回生徒が5人前後という少人数で学ぶことができました。講座の最終回では、引いたカードに描かれた絵を即席で説明するゲームがあり、私のカードは青々とした葉の茂る木に蝶蝶が舞い青空が広がる絵でした。'Tämä puu on kaunis talvella.'「この木は冬に美しくなる」と言うと、あなたは絵の奥にある見えないものが見えるのねと先生から甚く感動されました。

2. 生活の状況

 一応春が近付いているそうで、雪は残りながらも日中気温がプラスを越える日が出てきました。まだなかなか太陽は見られませんが厚い雲の奥がぼんやりと明るくなる時間が増えました。冬独特の暗さがもうトラウマになり、一生暗闇のままなのではないかと思い泣けるほどです。

 今月14日のバレンタインデーはフィンランドでは友情を祝う日です。音楽関係のNGOが文化カフェなる場所で1950年代フランスのレコードを流しジャズピアノの演奏もあり、ハート一杯のカップケーキと赤ワインをいただきました。詩の本が置いてあり、皆次々と本に書いてある友情の詩を朗読していました。

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 一般的にフィンランド人の国民性は冷たく愛想も表情もなく寡黙だと言われますが、1人でいる外国人を放っておかないことに毎回救われています。この日も気付けば誰かが隣に座っていてフランス音楽の話をしてくれたり、静かに近寄ってきて「お腹空いている?」とジャガイモとブロッコリーのスープを持って来てくれたり、フィンランド人の輪に私が入ると必ず言語を英語に合わせ私に話を振ってくれます。短い期間ではありますが私がここに外国人として、そして目に見えるマイノリティとして住んでいて個人的に感じるのは、フィンランドでは幅広い階層の人々が子供の時から多様性を皮膚感覚で知っているということです。彼らは少数派に対して寛容に真摯に向き合い受け入れる態度を当たり前のようにとることができます。日本で、色々な言葉はありますが結局は「異」として排除されたり、そもそも存在しないものとして扱われるのを見たり経験したことがある私にとって、人々が不器用であっても個人個人を理解しようと努める心遣いを感じその度に心打たれます。

 その他は、バーで初めてマノ音楽ジャズを聴いて細やかなリズムとグリッサンドに惹かれたり、大学の社会科学専攻の学生向けNGOとパブでお茶をしたり、高校3年生の伝統行事であるクラシックダンスの発表会を見たり、旧暦のお正月を友人と祝ったり、近所の小学校4年生のクラスを1日見学し先生が2時間分の授業を割いて下さったので定番の折り紙を教えたりしました。ここは文化的なものを学び続ける生き方をするのにとても生きやすい社会だと改めて感じています。


派遣留学月間報告書(2015年1月分)

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派遣留学月間報告書(2014年12月分)

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派遣留学月間報告書(2014年11月分)

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派遣留学月間報告書(2014年10月分)

1. 勉学の状況

 勉学をしませんでした。奨学金や卒業論文のプレッシャーに反して、早くも留学の目的を見失い戸惑っています。また気分が沈み込むことが多く、1日中ベッドで過ごす日も多い月でした、元気です。以下ⅰ〜ⅲで授業について書きたいと思います。

ⅰFinnish Art

 留学後にフィンランドの美術館とアーティストレジデンス施設でのインターンシップが決まっている私にとって、外すことのできない科目です。千葉大学では、生涯学習の1つとして美術館の中で行われる教育普及プログラムに興味があり、美術館の学芸員の資格を取り、芸術学の研究室に所属していました。

 この授業の一環で、大学近くの美術館Joensuun Taidemuseoに何度か足を運びました。

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 今月から企画展として、フィンランドの現代アーティストJan Nevaの作品展示が始まっていました。ギリシャ神話に登場する神々をテーマに、油絵の上から溶かしたアルミニウムをかけたり燃やした布を貼ったりする手法が近年の彼の作品の特徴のようです。ただ手法云々よりも、彼の作るただれて焦げた濃い青色が強く印象に残りました。美術館の帰りに通りかかった、夜空と街がそのまま映り込む川の青と、Jan Nevaの青が重なって、思わず立ち止まりました。

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 静寂の青、全てがどこかで繋がり合っていて、実際に目で捉えられるのはそのほんの一部のような気がします。

 別の日には同じ美術館でKaa(M)os 2014というイベントがありました。私は夕方から偶然訪れたのですが、2人のアーティストによるフィンランドアートのギャラリーツアーに参加し、地元のビーガン向けカフェが提供する珈琲と茸マフィンを食べながら再び企画展を見て、初めてカンテレとアコースティックギターの生演奏を聴き、コンテンポラリーダンスを見て、ワークショップに参加しました。

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 美術館で作品を前に、食べたり楽器を演奏したり踊ったりギターリストが椅子を蹴り飛ばしたりアーティストが壁をよじ登ったり、というのは私には新鮮で、芸術は美術館の中の絵画や彫刻だけではないのだと当たり前のことを改めて感じました。色々な世代の人々が多く集まり、柔らかい雰囲気の中でのびのびと五感を使って各々に芸術を感じていたように思います。盛んに感想を聞き合っていたことも印象的でした。市民の芸術への高い知的な関心とアートの敷居の低さ、多様な芸術の側面を感じました。

ⅱFinnish Music Education, Basic of Finnish Music Education

 美術館で初めて音を聴いた奇妙な楽器が、フィンランドの民族楽器カンテレだったことを後から知り、フィンランドの音楽と思わぬ所でチャンネルが繋がってしまいました。その時の演奏は、現代音楽の潮流の1つである実験音楽でしたが、弦の音は懐かしく素朴で柔らかな音で、そのギャップに惹かれたことを覚えています。若者向けのロックやポップミュージックと、伝統的なカンテレを組み合わせることが最近の流れなのだと、後から聞きました。また、学校の音楽の授業はとても面白かった!と友人達が目を輝かせるのでつい気になってしまい、直前になってフィンランドの学校の音楽教育に関する授業を受講することを決めました。

 授業の中では、フィンランドの民族音楽の歴史や学校の音楽のクラスの基本的な知識を得るだけではなく、実際に手遊びに合わせてフィンランドの民謡を歌ったりカンテレを弾いたりと、刺激的で子供の頃に戻ったように感性を揺さぶられる、気がします。世代を超えて受け継がれてきたフィンランドの民謡やカンテレのような民族音楽は、フィンランドの自然や人々のアイデンティティそのものだと感じました。この2つの授業はまだ始まったばかりなので来月詳しく書きます。

(ⅲSurvival Finnish)

 早速単位を落としました、春学期に頑張ります。フィンランド語の授業の不可が確定したのと、インターンシップ先から「フィンランド語でコミュニケーションをとれるようにしておいてほしい」という衝撃のメールが届いたのと、友人が一対一でフィンランド語を教えると急に申し出てくれたのが、全て同じタイミングだったので、私の力の及ばない所で物事はなるようになるのだと悟りました。フィンランド語の数字と簡単な挨拶を覚えました。

2. 生活の状況

 寒く暗いです。10月半ばに再び雪が降り、一時は-15℃にまで気温が下がりました。友人は、まだ全然寒くない「涼しい」と繰り返し主張し、おばあちゃん達は散歩しながらアイスを食べ、私の自転車はブレーキが凍り転倒し痣を増やし続けたので、もう笑いと狂気でしかこの寒さは乗り切れない、予感がします。

 秋休みが1週間あり、友人達がKuopioを案内してくれました。Puijo towerから一望した、湖と森に囲まれる街には目を見張りました。バイキング時代がテーマのレストランで初めてトナカイの肉を食べてバタービールを飲み、友人の実家で地元のチョコレートをつまみながらショットし、翌日はダラダラと昼間に起き出してリンゴンベリーのケーキを食べたり、森を抜けて湖の畔を散歩するなど、完璧な旅行でした。

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 美しく長閑な田舎、1つ1つ手作りで小さな工夫に溢れた温もりあるホーム、人生を楽しむ余裕のある人々、そしてやはり寡黙な自然、豊かです。

 今月は、大学近くの貸し切り状態植物園Botaniaに行ったり、毎週水曜日に敢えて酷いアメリカ映画を観て皆で詰ったり、international women's dayに女性の権利に関する活動をしている市民機関でカップケーキを作ったり、フランスのお酒を片手に澄んだ夜空の星を数えたり、アートギャラリーでPauli Parkkine展を見たり、台湾の友人が2人がかりで毎週中国語を教えてくれ鍋を囲んだり、大学のイベントに参加する度に疲れすぎて翌日を潰すなどして、10月は終わりました。

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派遣留学月間報告書(2014年9月分)

1. 勉学の状況

 留学生向けの4日間にわたる丁寧なオリエンテーションの後、ついに授業が始まりました。
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秋セメスターの授業をweboodiという東フィンランド大学のオンラインページで登録します。今年の3月に大学の交換留学生として申請する際に、去年のシラバスを参考に留学先での受講する授業を仮決定しました、が、取ろうと思っていた授業が複数今年は開講されないことが分かり、登録の時になって少し焦ってしまいました。また、人気のある授業はあっという間に枠が埋まってしまい、登録し損ねてしまいました。予定よりも遥かに少ない授業数です。授業は、ほとんどが専門の生涯教育や美術に関するものですが、自分の興味に合わせて森林学やフィンランド語の授業も登録しました。

 登録した授業のうち、2つの授業が始まったので以下に少し詳しく書きたいと思います。

ⅰIntroduction to the Finnish Environment

 留学生向けのフィンランドの自然についての授業です。フィンランドの基本的な気候、地理、自然の歴史、環境問題について14時間のレクチャーで学びます。実は、フィンランドに到着して一番初めに私の心を掴んだのは森、特に葉の形でした。フィンランドは国土の8割以上が森林で覆われ、18万の湖を保有する、まさに自然大国です。私は元々自然や木がとても好きなのですが、それだけではなく、フィンランドの自然を知ることはフィンランドを知るために欠かせない要素なのではないかと思いました。
 自然学部棟でのレクチャーでフィンランドの多様な自然について情報を得た後、校外学習として2種類の国立自然公園、Koli national parkとPatvinsuo national parkにバスで向かいました。実際の自然を前に最後のレクチャーを受けます、寒いです。

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何よりも印象に残ったのは森の静けさでした。フィンランドの森の静けさは「無音」とは違います。細長くて高い高いマツの木が風で左右に揺れて立てる音は会話のようで、葉の落ちる音までが響く森では、学生も自然に声を潜めて話します。何もかも包み込みそうな豊かな森林がどこまでも広がっていました。

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帰りのバスで教授が「皆さん今日は森の静寂を尊重してくれてありがとう。」とゆっくりと発音した時に、フィンランドの森とフィンランド人が重なって、妙に納得しました。フィンランドに暮らす人々はこの森の寡黙さをいつでも心に持っているような気がします。心の底に静寂を保つ人は強い、豊かさを感じます。
 授業の専門用語を英語で暗記するのには、特にテスト前に苦労しました。元々専門分野ではないので、単語を英和辞書で引いた後、生物辞書で引き直していました。肝心のテストは論述形式だったのですが、木や泥の種類を覚えきれず「フィンランド特有の泥2種類の名称とそれぞれの特徴について」の問いにテスト用紙に泥とそこに生息する植物を絵で描くことになりました。成績はなぜか4/5で1人おののきました。

ⅱFinnish Educational Systems and Organizations

 教育学に所属する留学生ほとんど全員が受講していた授業だったように思います。3回に分けてフィンランドの教育制度についての基本的なレクチャーを受けました。

 フィンランドでは"平等"を教育の最も重要なキーワードとして挙げ、それを徹底して貫く姿勢があります。理想に現実が伴う仕組みには、個人的に胸を打たれるほどです。マイノリティを含め多様な個人に目を向けつつ、全員に平等な機会を提供し、全員がある一定以上に到達できるように、多様性に合わせてサポートをするシステムが整っているようです。実際に、個人の社会的・文化的背景に関わらず平等な教育や社会を実現できているのは、システムそのもの以上に、フィンランドの人々の教育への高い信頼と共通の"平等"の概念を社会全体で共有している、ということが大きく背景にあるのではないでしょうか。教育は社会や国民と切っても切り離せない関係だということを強く感じます、教育だけに着目しても何も見えません。

 教育制度の違いに限らず、海外にいると"異文化"として他人との違う点ばかりに目が向きがちですが、だからこそ私は逆に同じ所を人に求め続けているような気がします。他の留学生が話す各国が抱える教育問題は日本と共通する点もたくさんあり、分かる分かると頷き続けていました。

 日本ではフィンランドの教育はブームに乗っ取り神聖化されているような所がありますが、フィンランドの教育に批判的な視点を持っている留学生や近年の教育の変化を憂いているフィンランド人も非常に多く、興味深く思っています。まだフィンランドの教育を勉強し始めなのでこれからです。

2. 生活の状況

 1日3食をしっかり食べ、10時間眠り、湖の畔や森の中をサイクリングして、サウナに入り、フィンランドメタルロックを聴く生活を送っています。

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 そしてほとんど毎日のように大学や街でイベントが開催されているので、疲れない程度に時たまフラフラ参加しています。例えば、City orientationでは、チューターグループ対抗で市内の各通過ポイントでゲームをして点数を稼ぎました。

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同じグループのイギリス人達は、自らガムテープで眉毛を剥がしたり即効ラップに合わせて転がったり象のように走り回るなど、訳の分からない面白さで涙を流して笑いました。

 信じられないことに9月半ばには雪が降り、すでに寒いです、毎晩氷点下を下回っています。

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雪が降り積もる中、スカートにハイヒールサンダルで自転車に乗り、当然度々スリップして脚や顔を擦りむくので、色々な人から正気なの?と聞かれます。頭がおかしくなってきているのかもしれません。フィンランドが少しずつ冬に向かっているのを毎日静かに感じています。

派遣留学月間報告書(2014年8月分)

1. 勉学の状況

 私の派遣先の大学では、9/2から4日間にわたってオリエンテーションが行われ、その後各専門ごとに授業が始まります。今月はまだ大学の学びが始まっていないので、来月から詳しく報告したいと思います。

 フィンランド人の友人がフィンランド語の0~10と簡単な挨拶を教えてくれました。フィンランド語--英語の辞書ももらいました。
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発音を褒められたので、勢いに乗ってアパート中にフィンランド語の単語の紙を貼り、ルームメイトに笑われています。言語と文化は切っても切り話せない関係でしょう。私の関心の1つに広く「文化」があります。フィンランド語を通してフィンランドの文化も少しずつ見ていけたらと思います。

2. 生活の状況

 東フィンランド大学は首都ヘルシンキから北東に進んだヨエンスーにあります。到着した日は、ヘルシンキ空港にフィンランド人の友人2人が迎えに来てくれ、車で7時間の道のりを送ってくれました、優しいです。途中、ヘルシンキとヨエンスーの中間地点のラッペランタにある友人の実家で、夕ご飯を御馳走してもらいました。

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英語で一生懸命食事の解説をしてくれるお父さん、暖かみのある木で作られた1階立てのお家、手作りの家具、17時に揃っている家族、揺り椅子に体を預けるおじいちゃん、会話を大切にする人々、北欧デザイン、などから寡黙の中の豊かさを感じました。その後は、皆でお庭でリンゴとブルーベリー摘みをして、握手をして帰りました、果物のお土産をもらって。

 私がこれから9ヶ月間住むアパートは十分すぎる広さです。

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留学生向けのアパートではなく、フィンランド人の友人とフラットシェアをしています。ルームメイトは日本語が通じ、「行ってらっしゃい/行ってきます」「ただいま/お帰り」のやり取りができるのは、とても安心します。早くもアパートが「ホーム」のように感じます。個人の部屋はそれぞれ別れていて、キッチンやダイニング、バスルームを共有するような形です。
 家の前はほとんど森で、窓からよくウサギやリス、森で遊ぶ子供達を見かけます。静かで穏やかな場所にあります。

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徒歩5分圏内に3つのスーパーマーケットとパン屋さん、フリーマーケットがあり、大学があるセントラルまで自転車で15分の、私にとっては最高の立地です。家の裏は教会と接していて、毎朝教会の鐘の音が聞こえるのは、とても神聖な気持ちになります。
 もともと家具は付いていないアパートだったのですが、優しい友人達が家具を持ち寄って一式揃えてくれました。私が来る前にこの部屋を使っていたフィンランド人も友人なのですが、本棚やダンベル、体重計等を残していってくれました。また、去年東フィンランド大学に留学していた先輩方が、生活用品や日本食を置いていって下さったので、新しい生活を問題なくスタートすることができています。友人に恵まれ助けられて留学が始まり、幸せに思っています。

 ヨエンスーに付いた翌日の夜は、ちょうど年に1度のヨエンスーのフェスティバルの日でした。来るタイミングが良いねと言われ、ルームメイトとその友人達と遊びに行きました。

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大きな大きな川の畔や船が飾り付けられ、ロックライブや出店があり、多くの人で賑わっていました。私のルームメイトとその友人達はヘビーメタルの大ファンで、このイベントの後は、ヨエンスーにあるロックバーに連れて行ってもらいました。フィンランドは日本以上にお酒の種類が豊富で、何を飲んでも美味しく、元気が出るような気がします。サルミアッキ入りのウオッカ、シナモンの味付けのウイスキー、気に入りました。


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