派遣留学生からのレポート

フィンランド・ラップランド大学c

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最終更新日:2015年8月 3日

派遣留学月間報告書(2015年 7月分)

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派遣留学月間報告書(2015年 6月分)

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派遣留学月間報告書(2015年 5月分)

1. 勉学の状況

ラップランドを日本に紹介する為のホームページの制作を引き続き行ったほか、今月は昨年冬から進めてきたラップランドの伝統的な木製カップ"ククサ(Kuksa)"制作プロジェクトが終盤を迎えた。ククサ制作プロジェクトは徹底的にフィンランドの伝統的な知恵や技法、制作方法を、制作を通して、これからの新しい製品開発を行う為の知識獲得、技術体得が目的であった。できるかぎり伝統的な当時の制作方法に則ることで、既存の製品からでは知ることの出来ないことを体感し体得できると考えている。このプロジェクトは昨年の冬にククサを制作する為の材料(パフカ/Pahka)を取りに、チェンソーや斧を片手にフィンランドの深い森の中に入って行ったことから始まった。極寒の真冬のある日、携帯の電波も届かない、深い雪と木に囲まれた森の中で、ペルッティ教授が雪の無い夏の間に探しておいてくれたククサの為の特別な材料、パフカ(木の瘤:たくさんの木々の中でこれを見つけだすのはとでも難しい)をもつ木を、切り倒した。辺りはシーンと静まりかえり時たま、雪の落ちる音や動物の鳴き声が聞こえる中、凍てつく寒さとも戦いながら、パフカを切り出す作業を行った。こうして獲得したパフカだがすぐに制作出来るわけではなく、春を迎えないと木が溶けない為、冬の間、獲得したパフカのケアをしつつ春の到来を待った。そしてやっと春が訪れ、ようやく制作に取りかかれると判断したのが今月の半ばであった。ここまでくるのですら、長い道のりであった。そして今まで待ちに待った制作であるが、いざ始まるとなると、集中して行わなければならず、ぶっ通しで大学の工房に籠ることとなった。制作においても伝統的な形や、制作方法、道具の使用法や工夫点や利点を学び、制作を行うことを試みた。当たり前のことだが、なるべく機械にたよらず、人の手によって作るものは、たくさんの時間がかかり、労力も使う。手の皮も随分と厚くなった。こうした過程を経て出来上がった、私の手によって作られた、この目の前にあるククサ、必然的に愛着も湧く。よく私の手元にこのククサが存在しているなと時たま思う程である。また更にこのプロジェクトは続くこととなり、ラップランド特有のナイフ制作、そのナイフを使って斧の柄の制作、ククサ制作を行うこととなった。現地の伝統的な技術習得の為の「修行」は始まったばかりである。

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派遣留学月間報告書(2015年 4月分)

1. 勉学の状況

ラップランドを紹介する為のホームページの制作に集中している。

2. 生活の状況

「本留学の動機の一つとして、ここ北極圏ラップランドの気候および時間を、断片的では無く一年を通して体感してみたいと言うのが、根底にあった。そして渡フィン三度目にあたる今回それが叶っている状況下に生きていると感じている。一度目と二度目の渡フィンの際に、ここの地域の「独特な時間の流れ」と「絶妙な季節変化」が人々に影響している事を感じていた。といっても、この地域は小さいながらも都市であり、現代的な生活を選んでいる人々も少なくない。それでも北緯66度33分の立地は否応無しに生活に大きな影響を及ぼしている。単に一時の最高(悪)な環境を挙げると、「-30℃」「豪雪」一日中日と昇らない「極夜(カーモスKaamos)」が一度に訪れる。これらを並べるだけで日本の首都圏の気候と比較した場合驚く人も多いと思う。しかし現在までの体感を客観視すると、ラップランド特有とも言えるゆっくりとした時の流れの中での、予測不可能でありながらも変化し続けるという、この絶妙な「季節変化」が、絶え間なく、容赦なく、常に押し寄せてくる事こそが、ここでの生活での一番の特徴であると言える。悲観的に言えばボディブローの様な変化が押し寄せてくる。このような春の目覚めに体力や気力を奪われるとは想像もしていなかった。今までの暗中極寒下で耐えて抜いてきた体に対し、今度は環境が覚醒しろと追い立てる。無論その動きに同調する事は難しい。この自然の変化は、都市に居ながらも自然の中で生活していると実感できる由縁でもあるとも考える。これは毎年繰り返されていることは明白であり、ここラップランドに住み続けてきた彼らに安易に「フィンランドの自然や冬は良いね」とは言えないと感じる日々である。一方で、私のフィンランドに対する興味の対象である「この環境地域の中で育まれた彼らの人間性や文化」なかでも「伝統的な日用品」などに対する制作技術や意識もまた、この環境下から生まれているため、あながち悲観ばかりもしていられない。このように現代的な生活を送りながらも自然環境が人々の感情や生活、健康、文化等に大きくそして直接影響を与えている。これらの環境背景があることが、この国の、この地域の独特な伝統文化創出の由来の一つを示唆していると考える。」と書いたのは一か月前のこと。「春の疲れ」を体感したあと、春分が訪れ、その後、今度は一気に春へ向かって季節が移行していることを感じている。この春分以降の季節変化の早さは、冬のあのなだらかな深い時間の流れとの違いはいささか混乱している。こうして日々留学動機を達成出来ている毎日を過ごしている。

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派遣留学月間報告書(2015年 3月分)

1. 勉学の状況

フィンランドの年中行事「嫁背負い競争」「携帯投げ選手権」「エアーギター大会」など各種珍競技が一部の人々の間で絶大な人気を誇っているが、ここラップランドでも、年に一度世界で類を見ない大会「トナカイスピードレース」が開催される。この主催者である私の勤める会社ではイベントおよびそのための任務が盛りだくさんであった。レースのルールは至って簡単で、「制御不能なトナカイ一頭引きを、スキージャンプなどの競技と同じ装備をした選手が綱をとり、町の中心を全速力で滑走する」という競技である。問題は「トナカイはなかなか止まれない」こと。またこの競技に対する人々の気合いは尋常ではない。大会の横断幕は町中に貼られ、地域新聞には毎回取り上げられ、それらからも注目度合いが窺い知れる。

観光業を経済の中心とするここラップランド、ロヴァニエミの観光資源の目玉は、サンタクロースやオーロラ、自然であるが、トナカイもその一つである。(ここラップランドには人間よりもトナカイの方が多く住む。)この地域の分かりやすい地域活性および経済発展の為の地域資源を活用方法としてトナカイ料理や伝統的なサーミ人やラップランドの生活用品・工芸に多く用いられたトナカイ製品が多く見られる。しかしそれだけで終わらせないのがフィンランド人で、"トナカイスピードレース"を思いついたのである。このレースには市だけではなく地域に密着した企業のスポンサーが多くついている。その彼らを招いた「Poro VIP」という協賛企業向けパーティー開催もまた私たちの仕事であった。驚く事に市長も一緒にこのようなパーティーに参加する(写真2)。そして今回のこのイベントを通し、「地域資源徹底活用」の一方法の新たな視点を体感する事が出来た。この北極圏の小さな町の一大イベントはこうして毎年開催されている。

2. 生活の状況

季節性の鬱「春の鬱(Masennus keväällä)」と言う名があるぐらい、日中太陽が出現し始めるこの季節は、うれしいだけでなく、体力を奪う。心身ともにバランスを保ち日々の生活を心がける。

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1.レースの模様 2. Polo VIPロヴァニエミ市市長、私の会社のボス、そして地域のスポンサー

派遣留学月間報告書(2015年2月分)

1. 勉学の状況

今月は世界最北端のデザインイベントであるArctic Design Weekが開催された。この北極圏でのビックイベントは、街全体、子供から大人、市民から大学、企業、観光客まで全員参加の、エキシヴィジョン、国際会議やレクチャー、ワークショップ、ファッションショーなど多岐にわたる。私の働く会社はロヴァニエミ市と共に主催者であるため、私はデザイナーとして様々なタスクが与えられ多忙な日々が続いた。ボスが会議で使用するプレゼンテーションデータ等のデータ制作から、翻訳業、その他雑用、頼まれた事は何でも受け入れこなした。というのも、私と共に働く人々も皆、自分の職種や役割にとらわれず、このイベントを成功させたいという気持ちを一心にマルチに仕事をこなしていた。ここでは相談や話し合いを大切にしつつも、あるタスクに対して自己判断や自己決定力、そして率先した行動が求められる。その中で責任と緊張感を感じつつ、それをも楽しみながら作業を進めた。この経験を通して、個人が色々と思案した結果判断した事を尊重し、信頼や協調、共感の中で仕事を進めていく風潮が、ここでのイベントの成功の秘訣ではないかと感じている。このような方法は同時にリスクを伴っているとも言えるが、ごく一般の会社という組織の中においても、固い枠に当てはめず、上下関係も無く、業務を分担し、フレキシブルに対応する事の大切さ、そしてそれが想像以上の結果や楽しさをもたらす事を彼らは知っているのだと感じながら、一緒にその時を過ごすことで、新たな経験を得ることができた。

2. 生活の状況

相変わらず外気は寒く、外に出ると自然は常に厳しく押し寄せてくる。日本の寒さと少し違うのが、風が無く気温が低い時、暖かい所から外へ出ると、外気と自分の皮膚の表面の境目を感じることができるが、すぐにそれが麻痺してしまい皮膚感覚が失われた自分の皮膚が、自分の皮膚で無いかのような現象を体感する事が出来る。一瞬の出来事である。また湿気や風がないので、痛いと言う感覚と少し違うのが、不思議に感じる点である。以前知り合いの工房を訪れた時に、すぐ隣の家に移る時、面倒に思い手袋と帽子を付けなかったら厳しく注意された事を思い出した。そんな中、太陽の光の変化を感じ、既に春が来ていると言い始めているフィンランド人がいる。
1. Arctic Design Week 2.ロヴァニエミ市長と(カメラマン Alexander Kuznetsov)

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派遣留学月間報告書(2014年1月分)

1. 勉学の状況

今月は "Arctic Rally"という世界最北端のラリーレースがここロヴァニエミで開催された。このラリーは50年前から続く歴史あるイベントで、今回50周年を迎えるにあたりエキシビジョンなどの様々なイベントが開催された。私の働く会社がこのイベントの主催者の一つであるため、私も様々なことに取り組んだ。その一つとして、野外の公共空間にてイベントを紹介するための映像づくりを行った。映像を制作する技術を持っていない私だが、デザイナーとして任務を遂行するために、ロヴァニエミ市と私の働く会社、そしてラップランド大学でデザインを学ぶ学生の協力を仰ぎ、無事に制作する事が出来た。映像を制作する事やその技術を身につける事自体は本留学における目的からは外れるが、今回得る事の出来た最大の経験は、一つのものを作り上げる上での協力体制を自ら先頭に立って構築する事であったと思う。さらに実際に大衆に向けてロヴァニエミ市が提供する映像として本作を制作出来た事に達成感と充実感を得る事が出来た。

2. 生活の状況

クリスマス休暇があっという間に終わり告げ、インターンシッップも学校も始まった。しかしフィンランドにおいて一年の行事の中で重要な行事であるからか、日本の「休みぼけ・お正月ぼけ」のような状態が1〜2週間続いた。またそれを増長するかのように、厳しい冬の寒さが常に押し寄せるなかで、日照時間が短く、日中ほとんど太陽が無いため、どうしても心が沈みがちになる。あちこちから「いますぐ太陽が必要だ」「夏はいつくるの?」という声が聞こえてくる。特にここラップランドはフィンランドの中でももっとも北部に位置するため、その環境の厳しさは国内で群を抜く。さらにフィンランド人ですらも「ずっとここに住んでいるけどこの過酷な環境に馴れた事がないし、馴れる事は無い」という。そして実は私はこれらの言葉を聞いて、「フィンランド人ですらも馴れる事が無いのだから..」とひそかに私のモチベーションにしている事は、無論誰にも伝えていない。また多くのフィンランド人が本気で休暇に「休む事に専念する」中で、私も同様に実行出来た事に感謝している。また一つフィンランドの文化を体感する事が出来た。 

1. Arctic Rally Exhibitonのポスター 2. 実際に使用されている様子 奥の壁面映像
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派遣留学月間報告書(2014年12月分)

1. 勉学の状況

 ここフィンランドにおいて、クリスマスはとても重要な行事である。日中でさえほぼ太陽が顔を出す事無く暗くて寒いこの季節の中で、多くの人々がこのイベントを心から楽しみにしている。その中で、大学のセメスターは早々と修了し先生も生徒もみな冬支度に入る。その中で、セメスター最後に、私の担当教授ペルッティ教授の所有する森へ、木の瘤(パフカ)を取りに行った。埋もれてしまいそうな雪の道を4WDで走り、日のあるほんの少しの間に、手早く一本の木を切り倒し、そこから直径50センチもの大きなパフカを得る事が出来た。このパフカを使って来年から新たな取り組みが始まる。ここ北極圏において新鮮な木の状態を保持するのは簡単である。外に置いておくだけで、乾燥する事無く、使用する時までその状態を保ち続ける。氷点下の環境下での利点である。

 インターンにおいては、クリスマスマーケットに向けての準備で目の回るような毎日であった。フィンランドと札幌間を繋ぐ架け橋の一員として微力ながらも自分が機能出来た事に満足している。そして、それが一段落すると、会社員ももれなく休暇に入る。嵐の後の静けさとはこの事であるかのごとく、いままでせわしなく働いていた人々を想像出来ないほど、静まりかえったオフィス。この切り替えが大切なのだと、身を以て体感している。

2. 生活の状況

 わたしは幸いな事にフィンランド人宅でクリスマスを過ごす事が出来た。コテージでクリスマスの食事を食べ、プレゼントを交換し、あとはただただゆっくりとした時間を過ごす。クリスマスイブ当日、外に出ると大きなオーロラを眺める事が出来た。郷に入っては郷に従えと身構えて意識をしていたが、その必要も無く、暖かさに包まれたフィンランド時間でのクリスマスを過ごす事が出来たことに、感謝の気持ちでいっぱいである。

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1.パフカを採取しに行く教授とチェーンソー 2. 一般的かつ伝統的なクリスマスの飾り


派遣留学月間報告書(2014年11月分)


1. 勉学の状況

当たり前と言えば当たり前の事だが、ここ北極圏ラップランドでのリサーチは日本と勝手が全然違う。ここでは、ここの時の流れがあり、自然環境が行動に大きく作用し、それに従わなくては上手くものごとが進まない。特にどんどん日は短くなり、寒さが押し寄せてくる。その中で、時の流れに従った結果とも言えようか、深い森の中で、ククサをつくるための木の瘤を手に入れる事ができた。またインターンシップでは、札幌で開催されるクリスマスマーケットに向けての、インフォメーションカードなどのデザイン・制作等の締め切りに追われる日々であった。現在、そのクリスマスマーケットのロヴァニエミ市のショップでは、私の制作した販売促進用品が店頭の商品を飾り、スクリーンには制作を担当したムービーが毎日映されている事であろう。そして担当した最大のイベントは、ロヴァニエミ公認のサンタクロースを巻き込んだアンケート作戦である。その結果はクリスマス当日24日に分かる。

2. 生活の状況

「サンタクロースの公式故郷」である、ここロヴァニエミでは、クリスマスを前に、少しずつ盛り上がりを見せ始めている。ロヴァニエミが、サンタクロースの公式故郷となったのは約半世紀前。そして毎年恒例である、クリスマスの始まりを告げるセレモニーが、今年もクリスマスの丁度一ヶ月前にサンタクロース村や町の中心で開かれた。何もしないでいても気持ちが落ち込みそうな昼間の暗さを払拭させるかのように、人々はクリスマスにむけて子どもだけでなく大人も、少しずつ、少しずつ、ウキウキし始めているのを感じる。そして、それに比例して、店頭にはたくさんのクリスマス商品が並ぶ。その中でも必需品はロウソクである。もれなく私も昼間から薄暗い部屋を暖かい光で灯すために、色々なロウソクを準備し始めた。今では有名な話であるが、フィンランドは、ロウソク消費量世界一である。それは必然に思う日々である。

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1.深い森の中から見える湖畔(凍結中) 2. ロウソク

派遣留学月間報告書(2014年10月分)

1. 勉学の状況

大学では私の担当の教授の最大の協力で"日本人のための北極圏を「制作」を通して体感するためのクラス"を開設してくれている。それは自分で見つけた北極圏の興味がある物を作ってみようというワークショップである。いままでの体験および探求を通し、本当に何に興味があるかを見つめ直し、そして私は「ククサ」という木のカップを作りたいと考えている。語学について、フィンランド語をマスターするための方法を編み出そうとしている最中である。会社にはフィンランド人しか居ないが彼らは英語がとても堪能なので、どうしてもコミュニケーションの手段を英語に頼ってしまう。そのため心がけが大切だと言う事に気づき、少しでも"現地の言葉で現地の人とコミュニケーションを取るために"を意識してフィンランド語を使うように励んでいる。ここでは生きた語学が飛び交ってるのでそれをどんどん捕まえていきたい。

2. 生活の状況

ここにも日本同様に四季があるが、その季節の移り変わりは日本以上にめまぐるしく、日々気候が変動しながら次の季節への移行が行われているように感じる。これは北極圏ならではの特徴と言っても良いかもしれない。というのも紅葉が綺麗な秋はあっという間に終わりを迎え、ついこの間まで至る所で見られたきのこや、ベリーはどこへ行ってしまったの?と思わせるほどで、いたるところに冬の到来の予感を思わせる空気が漂っている。明け方、気温がマイナスになり始めたかと思えば、小さな湖から順に凍り始め、日はどんどんと暗くなり、雪が降ったり雨になったり、強く風が吹いたり。これから過酷な冬が来る前の心の準備をするようにと言われているかのようである。現代は昔よりも幾分人の生活を簡単に助ける物が多くなっていると言えども、外に出てしまえば、自分自身で寒さと向き合わなくては行けないので、そのためその辛抱強く耐え抜くための心の準備も同時に行って行きたいと思う。

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1.レインディアの群     2. 朝の月

派遣留学月間報告書(2014年 9月分)

1. 勉学の状況

大学では、九月の一週目は留学生のためのオリエンテーションウィークで、毎日想像以上の量のしかも様々な内容のオリエンテーションが用意されていた。ただ、オリエンテーションと言っても、事務的な話や、単に留学生としての学習方法や生活方法のレクチャーだけでなく、町の事、文化の事、交流会や各学科の少人数でのミィーテング等多岐にわたっていた。そのためここロヴァニエミでの滞在は三回目と言う事もあり、基礎的な事を既に知ってはいたが、それでもまた違った側面から見たロヴァニエミついても知る事も出来、見聞が広まったと感じている。

インターンについては、今までのプロジェクトに加え、新たなメンバーでの日本をカスタマーの対象にしたプロジェクトに関わる事ができ、既に今まで日本で、そして大学で今まで得てきた事や経験した事を、実践で活用する事が出来ていると感じている。それに加え、日本とフィンランドとの輸出入等のルールや、日本のカスタマーと成り得る対象を列挙し分析するなど、フィンランドに居乍らして日本の事に大きく関わり、また日本に居ては体感出来ない様な、日本に対する客観的な視点を持った実践的なやり取りを学ぶ事が出来ている。

2. 生活の状況

前回までの生活はインターンのみで大学とのプロジェクトの時以外は、ほとんど大学に行く事は無かったが、今回の場合、平日毎日定時に会社に通いつつも、その間に授業も取りしかも夜間の語学学校へも行くため、毎日ロヴァニエミ市内をグルグルとめまぐるしく移動する毎日を送っている。例年より一か月も早いが、もうロヴァニエミでは初雪が降り、まだもう少し秋の雰囲気が残っているようではあるが、それでも着実に、目の前に冬が迫ってきているため、本格的な冬に備えての準備を進める必要があることを、ひしひしと寒さ共に感じる日々を送っている。

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1.初雪降り始めの様子, このあと5cm積もった
2. 至る所で見る事のできるクラウドベリー


派遣留学月間報告書(2014年 8月分)


1. 勉学の状況

今回の留学内容は、前回までの留学の継続であり、三回目の渡フィン(ロヴァニエミ)と言う事もあって、到着後の一週間は今回の私の再フィンに対するあたたかい受け入れ態勢を感じつつ、今まで協力して下さってきた方々に挨拶および報告をして回った。また今後のインターンについてボスと話し合いを重ね、前回のプロジェクトの継続だけでなく、更なる興味深く明確な仕事が言い渡された。そして帰国中メールでは話し合う事の出来なかった、今後の活動目的や内容についての詳細な話をまとめる事が出来た。さらにラップランド大学では、私のプロジェクトに対して先生が、授業を開講してくれるというサプライズもあった。このように再び戻って来たことによる、私の協力者の方々の、今まで以上の、さらなるあたたかい協力を感じる日々を過ごした。

2. 生活の状況

渡航前に、到着後はすぐに前回のインターンの日常が始まり、それに対応させた生活環境を前回までのレベルに戻すためには、果たしてどのくらい時間が必要かとなど、色々と思案していた。(前回の準備は初めての土地で一からの準備であったためとてもゆっくりとした時間をかけて準備を行う必要があったため。)しかし実際にはその心配の必要はまったく無く、生活環境を整える事についても、各方面の方々の協力によって、あっという間に準備が整った。そのため、とてもスムーズにそして予定通りに、インターンおよび大学での勉強を始める事が出来ている。

渡航前までは、千葉大学の教授や職員の方々さらには文科省の方々に大変お世話になって今回の留学が実現できたが、渡フィン後にはその協力体制がまるでバトンタッチされたかのように現地でも本当に色々な方々の協力を得られている事を肌で感じた。それらをこれから一年間の原動力に繋げ、それに答えるべく邁進したいと思っている。
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1. 町中で見つけた一番美味しいチョコレート, 2. 森の中で見つけたきのこ


派遣留学生からのレポート

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