派遣留学生からのレポート

ドイツ・ライプツィヒ大学c

学校の詳細
最終更新日:2015年8月 6日
氏名:関谷 洋則
学部/研究科名:法経学部総合政策学科
学年:4年
派遣先大学名:Leipzig Unversität

派遣留学月間報告書(2015年7月分)

コチラ(pdf)

派遣留学月間報告書(2015年6月分)

1.勉学の状況

  まわりはテスト期間がぼちぼち始まっているようですが、自分は7月中旬以降のテストしかないのでテスト対策に明け暮れています。計量経済学はテストがどんな感じに出るかよくわからない状況で、同じ授業に出ているドイツ人に何かと質問をしながら頑張っています。テストを受ける前から弱気なのはダメだと思ってはいるのですが、このテストで合格点を取るのは難しいような気がしています。ただ、自分の中でのゴールを決めて、テスト当日までにその水準に達していることを目標に勉強しています。

2.生活の状況

  夏です。ついにドイツにも夏がやってきました。暑いです。死ぬほど暑いです。

 6月下旬まではさして暑くもなく、むしろ朝晩は冷えて寒いぐらいでした。しかしどうでしょう、7月に入るやいなやうだるような暑さが続いています。歩いても汗、走っても汗、立っても座っても寝ていても汗です。日本のようにエアコンがどこでもある、というわけでもなく、寮の部屋にも暖房器しかありません。行きつけのケバブ屋兼ベトナム料理屋にもエアコンと思しきものはなく、飯を食べるときもお構いなく汗が流れてきて、「熱を消費しながらカロリーを接種する」という、なんとも非効率的な生き方を強いられています。

  部屋が南向きなので日中の熱が籠りに籠って(冬は良く機能するのですが)寝苦しく、調子に乗って窓を開けて寝たら風邪をもらうという不幸に見舞われました。上述の通り、寝ていても汗が出る状況下で寝込まなければならなかったのはまさに苦行でした。

  この猛暑が最近の自分の中での生活における重大トピックだったので、暑さの話で終始してしまって申し訳ないのですが、書かせてください。昨年、おととしと8月をドイツで過ごした自分にとっては、こういった暑さを体が忘れてしまったのかもしれないです。よく、「日本は湿気があるからもっと暑いよね」などと言われます。確かに、日陰は湿気がない分ドイツの方が涼しいのですが、30℃を超えたらあまり関係ないような気がしています。そして今まで陽の目を見ることのなかった扇子が大活躍しています。というか、涼を取れるものが扇子しかなく、常に煽いでいます。しかし、煽ぎながら思うのは「煽ぐのに使われる腕の筋肉から発せられる熱と、扇子の風によって冷やされる熱はどちらが大きいのか」ということです。そんな些細なことが頭から浮かんでは消えいく...。ドイツの夏の空を仰ぎながら、今日も僕は扇子を煽ぐ。


派遣留学月間報告書(2015年5月分)

1. 勉学の状況

  正直、5月は勉強に関してはさぼり気味だったかもしれません。語学も専門のほうもあまり上手く行っていなかった感じです。とは言え、もう帰国まで3か月を切っている状況なので残りは悔いのないようにやりたいと思います。

2.生活の状況

  5月の後半になって、流石に暖かくなってきたという感覚です。シャツ一枚でも日中なら十分過ごせるぐらいでしょうか。また、日本のような湿気がないので日陰はかなり涼しいです。日照時間もかなり長くなっていて、夜は9時半ぐらいまで明るいです。
5月初旬にお隣の国、チェコのプラハに行ってきました。プラハでは春の音楽祭が毎年開催されており、自分が好きな作曲家のコンサートが開かれることを知ったので、3月頃にチケットを予約していました。Leipzigからは電車でもバスでも3時間ほどで行ける距離で、バスなら15€で行けるのでかなりお得だと思います。

  街を歩いてみた感想としては、「少しカラフルになったドイツ」という印象を受けました。街の中心にはブルダバ川が流れ、橋が架かっており、少し小高い山にあるプラハ城からは街が一望できます。こういった景色を眺めると自分は十中八九、故郷・岐阜の街並みを思い出してしまいます。プラハも軽い盆地になっているので、それもまた似ている要素になっているのかもしれません。決定的な違いは屋根の色ぐらいかもしれません。同じく、ドイツのHeidelbergに行った時も岐阜と似たような景色が広がっていたので、同様の印象を抱きました。自分は密かに、Heidelbergを「ドイツの岐阜」と呼んでいます。しかし、これらを友人たちに話すと、「岐阜とプラハを並べるな」「Heidelbergに失礼」などと辛辣なコメントがしばしば返ってきます。(......岐阜を舐めるな!)

 さて、観光もさることながら、メインは夜からのコンサートだったので、体力を温存して臨みました。会場はスメタナホールというところで、その造りは立派というほかなかったです。ただし客席は普通の平らな床に椅子が並べてある構造で、オケを見るのには少し苦労しました。ロシア(ソ連)のショスタコーヴィッチという作曲家が自分のお気に入りで、彼の曲を得意とするサンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団が演奏しました。Leipzigも音楽の町で、毎週なにかしらのコンサートは開かれるのですが、この作曲家の演奏はあまりされていなかったので今回わざわざプラハまで足を運びました。ショスタコーヴィッチと言えば、という有名どころの3曲が生で聞けたのは本当に良かったです。演奏が終わるとスタンディングオベーションの嵐でした。やはり本場の演奏は違うんだなと、感じました。


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派遣留学月間報告書(2015年 4月分)

1.勉学の状況

新学期が始まりました。わりと忙しい日々を送っています。ドイツ語のクラスは集中コースを取っており、1.5時間×2コマを週に3回の授業です。正直つらいのですが、語学ということで楽しんでやっています。また、英語のクラスも受講しています。

経済学部の方の授業では、計量経済学を受講しています。教授の言うことをすべて理解することはできませんが、休みの間に予習をしておいたおかげで、いまのところ内容は理解できています。計量ソフトを使った演習にも出ています。ついて行くのに大変ですが、なんとかものにしたいです。

2.生活の状況

朝晩は冷え込みますが、ようやくドイツにも春が来たと思います。大学でも半袖・半ズボンの人をたまに見かけます。「まだ早いだろ」とつっこみたくなりますが、さすがは服装をあまり気にかけないドイツ人です。ブレません。

暖かくなってきたので、街でも毎週末なにかしらの催し物が開かれています。自分は先日「Nacht Museum」というものに行ってきました。これはLeipzigと隣町のHalleの美術館や博物館がすべて午後18時~午前1時までの時間帯で開かれ、それぞれの博物館で何かしらの催し物が開かれるというものでした。日本では個々の博物館などで特別展などを開くことはあっても、その地域にある博物館すべてが連携して催し物をするということはあまりないように思います。そういう意味で珍しさを感じ、こういうイベントを打つことで普段は気にしていない人にも、博物館や美術館への興味や関心を引くことができるのかもしれないと思いました。

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派遣留学月間報告書(2015年3月分)

1. 勉学の状況

 春休みではありましたが、4月から参加したい授業の予習を中心に勉強していました。その授業というのは計量経済学というもので、統計学の延長にあるものです。しかし、今まで統計学は教養展開ぐらいしか受けてなかった自分には、ほぼ未知なる領域なのは違いなく、日々参考書と計量ソフトとの格闘です。Leipzig大学院に日本人で経済学を学んでいる先輩がいらっしゃり、その方に教えてもらいながら少しずつ進めています。また、ゼミの教授に勧めてもらった統計学の参考書を活用しながら、統計と計量経済を行ったり来たりしています。

 ドイツ語というと、しばらく計量経済学に集中してあまり使わずにいた期間がありました。そして久しぶりにイタリアの友人と再会して、ドイツ語を使おうとしたら以前より上手く話せなくなっていることに気づきました。そのことにショックを受けつつ、言語は使わなかったら能力は衰えるのだということを身をもって体感しました。頭ではわかっていましたが、実際に経験すると教訓として体に刻まれました。

2.生活の状況

 前回、スペイン・ポルトガル旅行の前半をレポートしましたが、続きをレポートしたいと思います。スペインの南の町、アルヘシラスに一日滞在したのち、モロッコへと向かおうとしたのですが、波が高く船が出港できず、スペイン→ポルトガル行の飛行機の時間の関係もあったのでアフリカ大陸は諦めてマドリードに行きました。半日以上かけてマドリードへ向かい、着いたのは夜の20時でした。そういえばスペインに来たのにパエリアを食べてない、ということに気づき、スペイン最終日にして本場のパエリアを食しました。今まで2,3度実家でパエリア食べた記憶しかなく、それもお世辞にもあまりおいしいとも思えず、パエリアに対する印象は微妙なものでした。それまでは本場の味を知らなかったので、実家の味が悪いのかパエリア自身の味が悪いのか判断できなかったのもありました。しかし、やはり本場の味は文句なしでした。窓の近くで食べていたのですが、通りすがりのスペインの若者グループが窓越しに「それは絶対にうまいぜ!」というようなジェスチャーをしてきたのが印象的でした。

 翌日ポルトガル第二の都市、ポルトへ向かいました。Wikipediaで前もって調べたところ、ポルトガルはEUの中では貧しい国というようなことが書かれていたので、どんなものかと思っていましたが、公共交通機関などはかなり発達していたように感じました。とりわけ、電車・バス問わずWi-Fiが無料で使えるということが驚きでした。まず日本では無料のWi-Fiスポットがほぼないと思うし、ドイツも他のEU加盟国と比べてそういった場所が少ないことが問題となっているぐらいです。また、スペインは公共の場所でも英語表記の少なさが目立っていたことや、何より簡単な英語をまともに話せる人が少なかった印象でした。しかし、ポルトガルではほとんどの駅員や店員などが聞き取りやすい英語を話してくれました。以前に旅行したオランダと似た状況だったので、旅行者への配慮という点では小国のほうがいき届いているのではないかと推察します。

 さて、街並みなどはどうかというと、文句の付けようもなく美しかったです。正直、ここまで美しいとは思っても見ませんでした。はっきり言って、日本人がよく行くようなベタなヨーロッパの観光地に行くよりは、ポルトガルに行ってみてほしいです。ポルトも首都のリスボンも坂が多くて歩くのが大変ではあります。しかし、坂から見下ろす先には海や川が広がって、そして赤いレンガに青い空の組み合わせがとてつもなくきれいです。温暖な気候もよし、物価が低いのもよし、メシがうまいのもよしで本当にいいところでした。

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派遣留学月間報告書(2015年2月分)

1. 勉学の状況

 テストが2月中旬にすべて終わり、下旬あたりから春休みが始まりました。10月から受けていた入門経済学のテストは、内容的には理解していたのでグラフなどは描けたのですが、文章で書かせる問題もあり、そこに関してはほぼ歯が立たない結果となりました。もっとドイツ語力(学術的な方面で)を伸ばす必要があることを実感させられました。春休みには入りましたが、日々のドイツ語の勉強を怠ることなく生活していきたいです。また、Econometricsという授業を来期に受講したいと考えているので、そのために統計の復習(といっても教養展開の統計学しかやっていないのですが)をしたり、データの扱いに関する基礎的な本などを読んでいます。

2.生活の状況

 授業がなくなってしまったので、生活が乱れがちになっていますが、しかし、言い訳ですね。新年の抱負に挙げた「早寝早起き」をこれからも実践していきます。気候としては、だんだん春が近づいているのかなと思います。日も長くなっていくのが実感できて、天気のいい日も続いていたのでこれから夏にかけての時期が楽しみです。

 現在進行形での報告になりますが、3月2日からポルトガル・スペイン旅行をしています。ドイツには8日に帰国する予定です。他大からの交換留学生の方と共に旅をしています。さて、その旅なのですが、出だしからトラブルが起きていました。飛行機でドイツからポルトガルに向かうことを予定していたのですが、往きの便を逃すという失態を犯しました。搭乗口について「End of boarding」の文字を見たときには、生きた心地がしませんでした。時間的には余裕で空港に到着してはいましたが、チケットに書いてあった最終搭乗時間と離陸時間を間違えて認識していたことと、自分も先輩もドイツから飛行機に乗って国外に出たことがなく、手続きにかなり時間を取られたことが便を逃した原因かと思います。しかし我々の手続きが遅れていたにも関わらず、空港の関係者は何も声をかけてはくれませんでした。「なんだかなぁ」と思いながら、空港泊を決め込んでいましたが24時間開いている空港ではなかったため追い出され、その日はベルリン中央駅付近のホステルに泊まりました。悪い夢を見たんだと言い聞かせて、Leipzigに帰ることも可能でしたが、ポルトガル⇔スペイン間の飛行機を予約していたので引くこともできず、別の航空会社からベルリン→マドリード行きのチケットを買いました。

 翌日はさすがに飛行機を逃すことなく、3時間かけてマドリードへ。空港に降り立ち、スペインの首都マドリードを優雅に観光して...というような旅程は組んでおらず、そのまま南に位置するマラガという町にスペイン国鉄のAVE(高速鉄道)を使って直行。5時間かけて到着しました。その時点ですでに夜遅く人の姿もあまりありませんでした。街としては宮崎県のような雰囲気があったと思います。風も暖かく、ドイツの冷たくて強い風に慣れていた自分には新鮮な感覚でした。そして、夜の街をさまよってホテルに到着。寝ました。

 翌日は朝6時に起床し、バスでジブラルタルへ移動しました。この場所は某有名旅行ガイドブックにも2ページほどしか紙面が割かれていない、見どころも少ない場所です。しかし、子供のころにこの地名を耳にしたときから、その名前のインパクトもあって「いつか行ってみたい」と思っていた場所の一つでした。そして今回の旅を思い立ったのは、ほかでもなく、このジブラルタルに行くという目的を果たすためでありました。

 ジブラルタルはイベリア半島に位置し、南にアフリカ大陸、東に地中海、西に大西洋に面しています。かつてはスペイン領でしたが、1713年のユトレヒト条約によってイギリス領になって以来、イギリスの海外領土として、そしてその立地上重要な拠点として扱われてきました。現在でもスペインとの間に領有権争いがあるようです。ジブラルタルに入るにはイギリス領ゆえパスポートが必要ですが、見せるだけでスタンプなどが押されることもなく(本当は欲しかった...)入国できます。通貨もジブラルタルポンドなるものがあり、これはイギリス本土では使えないようです。逆に普通のポンドはジブラルタルで使えます。公用語は英語ですがスペイン語も話されていました。

 ところで、ジブラルタルには大きな岩山があり、そこに登ってアフリカ大陸・大西洋・地中海を一望しました。山登りの途中でドイツ人のおじさんと出会い、ドイツ語で話しながら山を登りました。我々はスペイン語は理解できず、またあまり英語の通じるスペイン人がいないことによる不自由もあった中で、ドイツ語で話せたことはある意味ストレス解消になっていたと思います。山頂の砲台で景色を堪能した後で、イギリス砲兵隊に世話されているジブラルタルの凶暴なサルたちから身を守りながらロープウェイで下山しました。その後はジブラルタルから30分ほどのアルヘシラスという町に移動しました。旅は現時点で進行中なので、後半の旅で特筆すべき点があれば次回以降レポートします。

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派遣留学月間報告書(2015年 1月分)

1. 勉学の状況

今のところ主なテストは終わってないので、テストに関してはあまりコメントできないですが、今週と来週でドイツ語から日本語への翻訳のテストと、入門の経済学のテストを受けます。どちらもそれほど難しいものではないと思います。経済のほうは、友人のドイツ人が既に履修しており、聞くところによるとかなり簡単らしいです。とはいえ、単語と言葉の定義は復習のつもりで確認しているところです。ドイツ語に関してはコンスタントにインプットとアウトプットを行っています。最近は仲のいいイタリア人と一緒に会話をメインにしたバーに繰り出しています。一昨日も行ってきたのですが、実生活上の言いたいことならなんとか淀みなく伝えられるレベルにはなってきているのかなぁという感触です。込み入った状況説明などになると、ボキャブラリー不足で苦戦するのですが。焦ってもしょうがないので、気長に伸ばしていきたいです。
他にも、来期で取りたい授業に必要な勉強もぼちぼちしていますが、目下のところテストに向けての勉強が中心になっています。

2.生活の状況

 クリスマスも終わり、街に華やかさは無くなりました。寒さは、特段寒いと思うほどでもないです。雪も大して降らないので、拍子抜けしています。聞くところによると、Leipzigはドイツの中では雪は降らないほうらしいです。気温もアルプスが近いので、南の方が寒かったりします。体感としては、自分の実家の岐阜県平野部と似たような冬の寒さや湿度だと思います。新年の抱負として打ち立てた「早寝早起き」は早くも崩れつつあります...。すみません...。曇っていて朝日を浴びられないことを理由にしてはだめですね。最近は起床してからラジオ体操をするようにしています。案外体が起きるので、ばかに出来ないです。

 先日は一緒に住んでいるパレスチナ人に誘われて、シシャ(水たばこ)バーに行ってきました。彼は医学部生なのですが、僅かにドイツ語を8か月学んだだけで医学部に入学して勉強していることに驚きながら、またお互いの身の上話をしながら水たばこを吸っていると、話はシャルリーヘブド紙襲撃事件の話になりました。時期を同じくして、ドイツでもPEGIDA(Patriotische Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandes/西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者)のデモがLeipzigでも起きており、イスラムへの問題意識が高まっていました。彼自身もイスラム教徒であるし、その時点で日本人二人のISによる人質事件が報じられており、自分自身もかなりイスラムに対する関心があったので、それらの問題についてイスラム圏出身の彼と意見交換できたのは貴重な経験でした。それと、三年前期に千葉大で中東政治Ⅰの授業を取って中東情勢の基礎知識をつけておいてよかったなと思いました。

 先に話題に出たPEGIDAですが、その団体の拠点が近くの都市のDresdenにあり、LeipzigにもPEGIDAの派生組織にあたるLEGIDA(LはLeipzigのLです。)が存在しています。それに呼応して、その活動への反対運動(NO LEGIDA)が盛んになっています。1月中旬に大規模なデモがあり、その数日前にBerlin,Dresdenにテロの予告がされていたこともあってか、Leipzigの警察だけでなく周辺の都市の警察まで駆り出されて、厳戒態勢がひかれていました。もちろん中心地をはじめとした交通網はストップ。そうとも知らない私は、乗っていた路面電車が途中の駅で止まってしまい、徒歩で中心地まで歩く羽目になりました。中心街を取り囲むように警察車両が夥しく並んでいて、本当に異様な光景でした。現在でも週に1回は規模はその時より小さいですがデモがあります。
Fecebook経由でデモへの参加に促されますが、自分は参加していませんし、これからもしないつもりです。これは無関心を決め込んでいるわけではなく、一外国人がその場の流れや雰囲気でデモに参加してよいのか、という理由と万が一衝突に巻き込まれて怪我を負った時のリスクなども考えてのものです。日本人留学生の中にも、ドイツ人の友人に誘われてデモに参加する人も何人かいるそうです。その「なんとなく参加する」という行為が一つの社会的潮流を生み出して、世論を作り上げていくのだというのは理解していますが、自分は第三者的に静観していきたいと思います。

 話がまじめになったので、娯楽についての話題です。先日、Leipzigの誇るコンサート会場「Gewandhaus」に千葉大勢で行ってきました。常にではないですが学生は10€でGewandhausorchesterのオケを聞けるときがあって、その時を狙って行きました。普段着では浮いてしまうので、今まで着る機会のなかったジャケットを着て鑑賞しました。担当の先生から、音楽会にでも足を運んでみたらどうかとのアドバイスももらっていたので、丁度いいタイミングでした。音楽にはそれほど詳しくないので、詳細なレポートをしろと言われると困るのですが、とにかく文化的な体験の第一歩を踏み出せたことが良かったです。余談ですが、聞くところによると、Gewandhausorchesterの楽団員が現在185人で世界最大のオーケストラだそうです。そんなありがたいものが近くにあると改めて知って、また足を運びたくなりました。他にもオペラやミサの合唱などもあるのでそちらにも行ってみたいです。

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派遣留学月間報告書(2014年12月分)

1. 勉学の状況

 12月の中旬ぐらいのマクロの授業で急に教授の発言がわかるようになりました。それまでお経か呪文のように聞こえていた内容が、手に取るように聞き取ることができるようになり、自分自身衝撃を受けました。スライドが事前にmoodleに上がっており、予習はしてある前提ではあったのですが、うれしかったです。ディクテーションをやってみたり発音練習をしてみたり、あーでもない、こーでもないと試行を重ねていた結果が少しついてきたのかなぁと思います。ただ、自分の思い過ごしかとも感じたり、感じてなかったりで、まだまだ曖昧なドイツ語力であるのは確かなので現状に満足することなく精進します。

 会話の方はというと、なかなか思うように伝えられないことがまだ多いです。それも、授業の準備や自分の興味のある分野の勉強などで図書館に籠ることの方が多く(もちろんドイツ人とのタンデムはやっているのですが)、積極的にドイツ語を使う機会を逃してきたからかもしれません。そう考えたので、早速学生酒場のクリスマスパーティに行ってきました。日本人は誰一人いない状況で、積極的に会話に混ざっていき、拙いドイツ語でコミュニケーションを取る...。正直、魂というか精神はすり減ります。「パーティ」なるものも、日本人にはなかなかなじみのないもので、慣れるのには時間がかかるかと思います。パーティの時だけ、まるで別人であるかのようにふるまうことができればいいのですが...。ドイツ語の武者修行だと思って、がんばります。

2.生活の状況

 ついに雪が降りました。ヨーロッパの冬は寒くて暗くていいことなしかと思いきや、やはり雪が降ると補正がかかるような気がします。普段見慣れた景色が雪に覆われると、テンションが上がります。「犬はよろこび庭駆け回る」という歌詞が思い出されます。かく言う自分は年末は風邪でこたつ、もとい布団で丸くなっていたのですが。もう少し分厚いコートを買おうと思います。大晦日にはなんとか回復し、寝正月は避けました。その日はドイツ人の友人の誘いで、パーティに行きました。年越しのカウントダウンは中央広場で、まるで日本のように、静寂の中に除夜の鐘が響き渡り、ドイツ人の友人が作ってくれたそばをすすりながら、録画した「ゆく年くる年」を観てちょっぴり日本の年越し気分を味わっちゃいました。なんてこともなく、花火や爆竹のかしましい音を聞きながら、警察も救急車もひっきりなしにサイレンを鳴らしている中、シャンパンで乾杯をして「Frohes Neues Jahr!」と友人と叫びあっていました。騒がしかった。

 今年はどんな年なるのか、自分にとってはどうなのか、は神のみぞ知るところですが、とりあえず目標は「早寝早起」です。あまり多くは望みません。あ、「ドイツ語上達」もしっかりと加えておきます。


派遣留学月間報告書(2014年11月分)

1. 勉学の状況

 相変わらず、授業で教授が話していることを理解するのが難しいです。ただ、以前よりは経済の専門用語が頭に入ってきたので、聞き取りが楽になってはいると思います。10月から授業が始まってからというもの、授業の内容と並行してドイツ語の勉強する日々が続いていますが、いまのところこれからの留学生活が上手くいくか、見通しが立たずに悩む日々が続いています。ドイツで専門を深く学びたいと思って、でもそのためにはドイツ語の力が不可欠であって、しかし今の自分にはそれほどまでの力はなくて...と言って考えているうちに勉強できるので、します。

 マクロ経済の授業は、「学部一年生向けのものだし、千葉大でも履修済みだから何とかなるだろう」と思っていたのですが、いざやってみると習ったことのないことばかり。記憶からきれいさっぱりなくなっていたのかと思いきや、調べてみると、恐らく日本では中・上級マクロに該当する内容をやっていることに気づきました。「なんてこった」と思いつつも、分厚い教科書も買ってしまったこともあり、最後までついて行こうと思います。

2. 生活の状況

 日に日に寒さが厳しくなってきましたが、他大学を含めた派遣留学生の中では、唯一自転車で片道20分の道のりを登校しています。周りからは「(頭)大丈夫?」と、変人扱いされてもめげません。気温は昼でも氷点下を下回るのが普通になってきました。走行中は鼻水が凍る勢いです。

 ところで先日、寮の近くの美容室に行ってきました。「えっ、逆に今まで床屋行ってなかったの?」というそこのあなた。そうなんです。8月の上旬に日本を旅立ってからというもの、自分はドイツの「Friseur(床屋)」に対してかなりの恐怖心を抱いていたのです。なぜなら、日本人の髪質は西洋人のそれとは違うので、美容師から嫌がられるという話を聞いていたからです。また、髪質が違うが故に、はさみも日本のものとは違うため、日本人の髪の毛を切るとはさみが刃こぼれするとも聞いていました。しかし、さすがに3、4か月伸ばしっぱなしではまずいと思ったので、恐々としつつも美容院に行きました。「切りすぎないでくれ」と注文して身を任せていると、突然バリカンが出てきました。「!?」と思ったのも束の間、もみあげ辺りを刈られていました。そのあとは何も起こらず、無事カットを終えたので良かったです。後でバリカンの件を友人に話すと、ドイツには髪の毛を「梳く」という概念がないので代わりに「刈る」そうです。

 話に聞いていたのとは違い、特別嫌そうな顔をされなかったので、「もっと早くいけばよかった」と後悔しつつ、世界中から集まってくる留学生もいる寮の近くの美容院なら、アジア人の髪の毛を切ることぐらい慣れているか、とも思いました。次回からは気兼ねなく行きます。


派遣留学月間報告書(2014年10月分)

1. 勉学の状況

 10月に入って本格的に授業が始まりました。ドイツ語の授業は4つと経済学部の授業を2つ、あと他学部の授業も1つ取っています。経済学部の授業はマクロ経済と経済学の導入みたいなものを取っています。一度やったことなので内容はわかるのですが、ドイツ語の聞き取りが追いついていないのと日本の授業より詳しいことを取り扱っているので、予習復習は欠かせません。他学部の授業は主にドイツを中心とした移民労働についての授業です。初回の授業に出られなかったことや休講などでまだ一度しか授業に出ていませんが、知識がほとんどない状態で授業を聞いているので、ついていくのが大変です。今はドイツ語の勉強を旨としながら、図書館で資料を読んだり知識を取り入れるようにしています。ドイツ人とのタンデムもしながら日常語も並行して学んでいます。前回の報告書でも大学の図書館については書きましたが、最近になって、大学図書館が24時間開いていることを知り、かなり便利だと感じています。文字通り24時間営業(日曜・祝日も)です。コンビニがなく、そして日曜日は大抵の店が閉まっているドイツにおいて、その事実を知ったときは素直に感動しました。経済学部の資料はほとんどそこにあるので、ほぼ毎日のように使わせてもらっています。

2. 生活の状況

 先月の報告書で自転車の盗難について報告させてもらいました。かれこれ自転車を盗まれて1か月半ぐらいが経ちましたが、出てくる気配もなく時間が過ぎています。だんだんと日が短くなり、寒さもましては来ているのですが、やはり自転車に乗りたい!...と言うことで、「ebey」というセカンドハンドのものを取り扱う、ドイツでは有名なサイトにて中古の自転車を購入しました(親父、お袋、すいません...)。古かったですが、状態のいいロードバイクで120€ぐらいでした。新品で買おうと思うと700~1000€ぐらい出さなければ買えないので、お買い得でした。もう二度と盗まれまいと、普段は自分の部屋で保管して、外に置くときは以前のものよりかなり太いチェーンでくくっています。先週末は他に自転車を持っている人たちとツーリングに行きました。Leipzigの近くの湖に行きましたが、中心地の文化的な雰囲気とはうって変って、自然豊かなLeipzigを感じることができました。やはり自転車はいいものです。

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派遣留学月間報告書(2014年9月分)

1. 勉学の状況

 九月の半ばから大学のSprach und Orientierungskursが始まりました。ドイツ語の授業はもちろんのこと、図書館の利用の仕方やキャンパスの説明なども受けました。大学の図書館は大規模で、専門によって図書館が分かれているぐらいです。経済学の資料を扱う図書館は街の中心にあり、自分は主にその図書館を利用しています。経済学を専門にした図書館だけあって、その蔵書数はかなりのものです。まだ本格的には利用していませんが、10月に入って授業が始まれば利用する機会も多くなると思います。現在は日本から持ってきていた本を読んで勉強をしています。

2. 生活の状況

 8月下旬が冷えたので、9月に入ったらそのまま寒くなると思っていましたが、そこまで気温が下がることもなく晴れの日が続く過ごしやすい一か月でした。たまに雨が降ることもありましたが、ドイツの雨は日本のように長雨ではなくにわか雨が基本的なので、雨が降っても傘をささない人が多いです。天気が良いと屋外でのレジャーを楽しむ機会が増えますが、その代表として自転車があります。ドイツと言えば自動車のイメージが強いと思いますが、自転車の存在感も大きいです。道路には自転車道が基本的にどこでもあって、自動車と自転車と歩行者の棲み分けがはっきりとしています。そして、電車やトラムに乗せるときも、日本のように毎回輪行袋に入れずとも、そのまま移動できるのも便利です。また、Leipzigに限って言えば平坦な道が多いので、千葉の坂の多い道とは違い、自転車の乗り心地は格段にいいです。日本で言う、「ママチャリ」に相当するものはドイツではあまりポピュラーではないようで、ママチャリよりもフレームが堅牢で、ギアがついた自転車が多く、ヨーロッパ特有の石畳でもパンクしないようにタイヤも通常より太いものが一般的です。自転車の後輪部にはラックがついていることが多く、休日にもなればサイクリングに出かけるドイツ人を多く見かけます。

 自分も日本から愛用の自転車を輪行し、通学や買い物やサイクリングに使用して『いました』。自転車があると行動範囲も広がるため、便利『でした』。ここで過去形を使っているのは、すでに手元にないからです。盗難にあったからです。やられました。恐らく、チェーンを切られて持っていかれたのだと思います。ショックでした。バイト代を貯めて買った、初めての大きな買い物だったのに...。

 被害を受けた後、ドイツ人の友達に協力してもらいながら被害届を警察に出しました。保険がおりてくれるといいです。ドイツでは自転車の盗難は多いそうで、自転車を盗まれた話をすると「自分も被害にあった」という人が何人かいました。街中では、タイヤを盗られてフレームだけ残っている自転車を普通に見かけるし、サドルなどもよく盗まれていたりします。恐らく、日本で見かける自転車に付属しているような鍵は、ドイツでは全く意味をなさないでしょう。ドイツに限らず、海外で自転車に乗るときはくれぐれも盗難に注意してください。太さ3cm以上のチェーン×2個を推奨します。もしくは、高価な自転車に乗らないことです。

派遣留学月間報告書(2014年8月分)


1. 勉学の状況

 八月中大学はなく、語学コースに通っていました。昨年もLeipzigの語学コースに通っていたのですが、今年はインターナショナルのコースに参加しました。周りは様々な国からドイツ語を学びに来た学生がたくさんいて、彼らの積極性には驚きました。先生が誰かを指名してもお構いなしで(話を聞いてないだけ?)答えようとしていたし、文法や単語を間違えても気にもしていない様子でした。やはりあの積極的な姿勢が言語を学ぶ上で大切なのだと思います。自分の語学力がどれだけ上がったのかは自分ではないのですが、インターナショナルのコースの中で自分も負けじと発言した成果が出ているといいです。

2. 生活の状況

 昨年Leipzigに一か月生活していたこともあって、特に右往左往することはありませんでした。寮も昨年と同じところで、スーパーやトラムも大きく変わっていなかったのでとても過ごしやすいです。気候は日本よりはるかに寒く、八月でも長袖が基本でした。朝晩が特に冷え、上着が必要になることが多かったです。物価などは基本的に日本と大差ないと思います。むしろ1.5lの水が20セント(30円ぐらい)でスーパーで買えることや、ハム・チーズ・パンなどが100円もせずに買えることを考えると、日本よりも食品の値段は低いのかもしれません。ちょうど食べ物の話がでたので、ドイツでの食をレポートしていきたいと思います。お店で出されている食べ物は基本的に日本より量が多いのが常です。また、Curry WurstやBlut Wurstなど、やはり肉が中心の食べ物が多いです。特にCurry Wurstはフライドポテトと食べると胃もたれするほどです。魚もあるのですが、肉に比べて割高なので、どうしても肉が中心の生活になりがちです。そこで、Döner Kebabをおススメします。野菜が大量に入っているので肉に飽きたときはちょうどいいし、値段も日本円で400円ぐらいでおなか一杯食べられます。大概、中東系の人々がケバブ店を切り盛りしていますが、お客を温かく迎えてくれるので接客面でも気に入っています。パン屋も町のいたるところにあるので、朝ご飯や小腹がすいたときに重宝します。日本にあるような袋入りのパンというのは基本的に存在せず、ほぼすべて焼きたてのものが店に並んでいます。やはりパンに関してのこだわりは強いと思います。そして日本のパンよりおいしい。

 しかしながら、外食ばかりしているわけにもいかないので、スーパーで買い物もします。パンの国なのでコメは売ってないと思いきや、スーパーなどでも普通にコメは売られています。ただ、炊飯器はないので鍋で炊くことになりますが、それを除けばドイツにいながらお米を食することは可能です。また、醤油も千葉県野田市にある某メーカーのものが売られていたりしています。あと、チョコレートが日本よりたくさん種類があって、おいしくて、安いです。流石にチョコの消費量上位国だけあります。八月なのに、もうクリスマス用のチョコレートの受注が開始されたというニュースを聞いても、ドイツ人のチョコへの関心の高さが伺えます。おススメのチョコレートは"Ritter Sport"か"Milka"です。どちらも甲乙つけがたいですが、私の周りにはRitter Sport派が多いように思います。

 語学コースに参加していた千葉大生の中で、以前アメリカで生活していた人がいたのですが、彼女曰くドイツ食は「アメリカより味がしつこくなくて食べやすい」とのことでした。食レポになってしまいましたが、何かの役に立てばいいと思います。


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