派遣留学生からのレポート

フィンランド・タンペレ大学a

最終更新日:2015年5月 3日
学部/研究科名:教育学部
学年:4年
派遣先大学名:タンペレ大学

派遣留学月間報告書(2015年4月分)

 Hei! 帰国まで1か月を切りました。最後に友達との時間をたくさん作りたいと思いながら、ファイナルのレポートやプレゼンにも追われている、そんな日々です。気温的にはまだ10度前後の日が多いですが、日は伸びてきて、晴れの日は20時くらいまでは割と明るいと思うようになってきました。

1. 勉学の状況

 ファイナルの時期です。といっても今期は授業を3つ受講、1つ聴講の形でとっており、履修のうちの一つは既に最終プレゼンを終えているので、残すところ観察実習のような授業でのレポートと教育の質に関する授業のresearch proposalという感じです。

 授業とは直接の関係は無いのですが、先日、大学付属の学校とは別のcomprehensive school(小中学生用)に個人的に行ってきました。移民教育や多文化教育に興味があるため、移民の子どもたちが比較的多い環境でどのような教育が行われているのか、子どもたちへのサポートは、子どもたちと先生が抱えている問題は、などを知りたかったのですが、大学付属の学校には移民の子どもたちがごく少数で、うまく統合されている、といった状況だったので、一般的な学校の状況を見てみたいと思っていました。運よく大学の先生が、元学生でそうした学校でいま働いている方を紹介して下さったので、その方とアポイントメントをとってお話を伺ってきました。やはり付属の学校とは雰囲気が異なり、新しい発見も多くありました。

 お話をしてくださった先生はその学校で去年から働いている方なのですが、「専攻は英語教育だけどいまは第二言語としてのフィンランド語学習のサポートをしている」、とおっしゃっていました。というのも、日本でいうところのteam teachingに近いと思うのですが、他の先生がフィンランド語で授業をしている中で、言語面で問題を抱える移民の子どもたちに個別にサポートをする、といった形のようです。その仕事の適切な英語表現が見つからないとのことでしたが、フィンランド語ではadditional linguistic support teacherに近い意味を持ったポジションとのことでした。正式に学校としてそうした役割の先生を雇用して働いてもらうのはフィンランドでもまだ先駆的な試みのようで、先生の技術の問題や、金銭面での問題など、課題も多いようです。

 こうした多文化教育に興味を持っていながらも日本での現状を学べていない、理解できていない自分に気づいたため、帰国後は日本での現状や問題点など、自国の文化を改めて学び直したいと思うようになりました。

2.生活の状況

 フィンランドでいまも稼働中の中では一番古いと言われる公衆サウナに行ってきました。温度がとても高かったです。日本のサウナと違い自分たちで水をかけ蒸発させることでどんどん温度を上げていくことができるのですが、熱いを通り越して痛かったです。笑 無理したら倒れると思ったので適度に外に出たり水をかぶったりして楽しみました。ただやはり「本格的」といった感じで、良かったです。

 あとはつい先日、5月1日はvappuでした。メーデーということで祝日なのですが、フィンランドでは一番大きなイベントと言っていいほどの盛大なもので、自分の住んでいるタンペレにはこれほどの人がいたのか、と思うほどたくさんの人で賑わっていました。あんまり写真撮らなかったのですが数枚載せます。

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派遣留学月間報告書(2015年3月分)

 Hei! 2,3週間前にはタンペレにも春が来たと思えるような比較的暖かい気候で太陽もよく出ていたのですが、最近はまた曇りがちで気温も5度以下の日が多く、まだ春とは程遠い状態です。日本の桜開花の知らせを聞き、そういえばまさに今は入学シーズン直前なのだな、と感じました。 

1. 勉学の状況

 最後の学期であるperiodIVも本格的に始まり、そろそろ最終課題のことも考えなければならない時期となってきました。以前の報告書に書かせていただいた授業のほかに、今期はperiodIで履修したCultural Conversationという授業に聴講のような形でもう一度参加することにしました。

 今回の報告書ではPractical Observationという観察実習のような授業に関して詳しく書かせていただきます。基本的には千葉大学の教育学部の学生が附属中に観察実習に行く感覚に似ているのですが、専攻に限らず小中高レベルの基本的に好きな授業を観察することができるので、様々な授業観察をすることが可能で、視野が広がると思います。Secondary schoolとprimary schoolで、それぞれ学生に対して観察が許されている時期は違うのですが、それも正直なところ建前のようなもので、個人的に学校の先生とコンタクトをとると、observation periodという用意されている時期以外にも観察に行くことは可能です。この点では、学びたいという意思がある学生に対してはしっかりとした機会が与えられているように感じます。もちろんセキュリティや生徒児童の学習環境等の問題もあると思うので、千葉大学の附属中にも観察実習時期以外にも自由に観察に行くことができるようにする、というのは現実的には難しいかもしれませんが、附属学校と大学という関係をよりよく活用していくことができればと感じます。

 また、今回のobservation periodはちょうどタンペレ大学の教育学部生の教育実習時期ともかぶっていたので、附属学校では専任の先生の授業のほかに実習生の授業も観察しました。千葉大のシステムと最も違うと感じたのは、それぞれの学生が実習前にresearch question(s)を設定し、実習を通して附属学校の児童生徒を被験者とし研究を行う、という点です。千葉大附属の学校では児童生徒を対象とした実験や彼らを研究の被験者とすることは禁止されていたので、単純に「すごい」と思いました。しかし、これも実習前にしっかりと知識を身につけ、修士課程が必要な「専門職」としての自覚を学生一人一人が持っているからこそ可能となるのであり、その点で日本の学生は(もちろん僕もです)見習わなければいけない部分が多くあると感じました。

 個人的には英語科の実習生の一人と連絡を取って、彼の授業を観察させてもらっていたのですが、「異文化交流のような機会を子どもたちに与えたい」ということで、授業の10分程度をもらってミニプレゼンのようなものをしました。子どもたちは英語を学び始めたばかりの小学3年生にあたる学年だったので使える英語に限りがありましたが、ちょうどその時に動物の英語の名前を勉強しているとのことだったので、フィンランドと日本の国獣を写真で比較しながら紹介しました。興味を持ってくれたのでありがたかったですが、そのあとの質問で「津波はどうやってできるのか」と聞かれて驚きました。プレゼンをしたのが3月10日だったので、子どもたちの中には「日本=3.11」という印象が強かったのだと思います。

2.生活の状況

 あいかわらず寒いです。帰りの航空券を予約しました。帰国の日が着々と近づいてきているのを日々感じています。残りの留学も楽しみたいです。

 先日、指導教官のホーン先生と養護教育関連の先生方がヘルスプロモーションに関する研究のためにフィンランドを訪れていらっしゃったので、ヘルシンキまでお邪魔して少しお話をさせていただく機会がありました。ホーン先生ともメールで連絡は取らせていただいていたのですが、留学以来お会いしていなかったため、久しぶりにお会いできてうれしかったです。千葉大での先輩方や友達の近況を聞かせていただき、僕の卒論に関する相談もさせていただきました。

 おみやげということで日本の和菓子とシチューのルーなどを頂いたのですが、タンペレでは手に入れにくいうえに高価なため、とてもうれしかったです。さっそく先日クリームシチューを作ったのですが、「ブロッコリーはクリームシチューに入っている状態が一番おいしい」という持論を再確認しました。普通に茹でてマヨネーズなどと一緒に食べるのも好きですが、シチューの中でルーと絡み程よく溶けている状態が個人的には一番だと思います。

派遣留学月間報告書(2015年2月分)

 Hei! 最近は留学がそろそろ終わりに近づいてきていることをひしひしと感じています。残りの2か月と少し、楽しみたいです。ただ、帰ってから待ち受けている実習とその他諸々が怖いです。

1.勉学の状況

 いまはまさにピリオド3が終わろうとしている時期です。今週はレポート提出やテストがあり、最近はいつも飲んでいるコーヒーに加え、エナジードリンクにもお世話になっています。また、千葉大の友達は春休みに入っているため、SNSをチェックするとたまにむなしい気持ちになります。笑

 前回の報告書の中でまだ始まっていない授業があると書きましたが、その授業は先週から始まりました。Optional course: Quality in Education, Training and Learning Reconfigured: Theory, Practice, and Policyという長い名前の授業ですが、簡単に言うと教育における「質」に関して学んでいく授業です。学生数も少ないのでディスカッションなどをまじえながらじっくり学んでいけそうです。

 その他の授業に関しては、Practical Observationという観察実習のような授業で、大学付属の学校に授業観察に行きました。secondary schoolとprimary schoolで観察時期が分けられているので、今月はsecondary schoolだけを訪問しました。基本的には専門にしている英語の授業を観察したのですが、レベルが高かったです。同じ英語の授業でもコースによって焦点を当てる分野が異なっており、文化・コミュニケーション・メディア・文学、などがあるようです。単位制なので、もちろん必修の授業はありますが、その他に関しては自分の興味ある授業を自分のタイミングで履修する、というスタイルのようです。そのため、僕が観察したうちの一つ、英文学の授業は、日本でいう高校1~3年生の学生が20名程度、年齢による区切りなく履修していました。また、普通の英語の小説を教材として使用していました。ただ、必修授業の扱いである高校生向けの一般的な英語の授業では、日本で使われているような教科書が同じく使用されており、生徒数も30名程度でした。

 付属学校の特筆すべき点としては、lower-secondaryとupper-secondaryが同じ校舎内で特に区切りなく運営されている点、upper-secondaryの学生は一人一人が学校からiPadを支給されており、授業や宿題などで日常的にICTが導入されている点が挙げられると思います。また、単位制で日本の一般的な中学・高校のようなきっちりと決まった時間割という概念がないためか、どちらかというと大学で中高生が勉強している、というような印象を受けました。

2.生活の状況

 相変わらず寒いのですが、最近思ったのは、予想していたほどの寒さではない、ということです。もちろん外は寒いのでできることなら暖房の効いている室内でぬくぬくと過ごしていたいのですが、それでも気温的には平均すると-2,3度、寒い日でも-10度程度です。フィンランドを留学先に決めた時に冬は-30度、のような世界を想像していたので、いい意味で予想が外れた、という感じです。ただ、今年は現地の友達も暖かい年だと言っているので、例年はもっと寒いのかもしれません。また、同じフィンランドでもラップランドなど北のほうはとんでもない寒さなんだろうなと思います。

 今月は大学近くのホールにオペラを観に行きました。付属学校での授業観察で音楽の授業を観察させていただいたのですが、その先生がオペラが上演されることを教えてくださり、さらにそれは本番前のリハーサルに一般の人々を招待する、というような状況だったので、無料で観ることができました。ラッキーです。ただ台詞がイタリア語で字幕がフィンランド語だったので、内容はほとんど理解できませんでした。

 雪国ならではという感じですが、先日スキーに行きました。僕のアパートは大学からは少し遠いのですが、アパートから徒歩5分程度のところにスキー場があります。初めて知った時は驚きました。笑 日本でいうスキー場のようなしっかりしたシステム、整備、という感じではないのですが、友だちとたまに行くぶんには十分に楽しめます。

 今月の報告書を書いていて感じたのですが、日常言語としての日本語の能力は変わってないのですが、こういった長い文章を書く際の助詞の使い方など、日本語の細かいところの能力が若干低くなったような気がします。そのぶん英語の能力が上がっていることをただ祈るのみです。

派遣留学月間報告書(2015年1月分)

 Hei! 2015年になりました。留学期間も後半に入り、今月から春学期です。道路の雪が日によっては凍って滑りやすくなっており、天然のスケート場感覚で何度か転んでいます。笑 ただやはり雪国なだけはあり、降雪時の除雪車等の対処は早いです。土地の特徴に合わせて行政サービスなども特定の部分に特化するのだなーと感じました。

1.勉学の状況

 今期は授業を5つ履修、1つを聴講することにしました。といっても履修する授業のうちの1つは始まるのが2月中旬なのでまだ履修許可が下りるかは分かりませんが...。ひとまず既に授業が始まっているものをご紹介します。

 ①Elementary Course III、フィンランド語の授業を継続して履修しています。語彙が足りない上文法が更にややこしくなってきて難しいです。②Introduction to Academic English、EFLの授業で、RLSWの4技能をバランスよく伸ばすのが目標です。ミニディスカッションをしたり、プレゼンをしたりします。③Introduction to the Main Varieties of English - Introduction to British English、イギリス英語の特徴や歴史に関する授業です。文学部に相当する学部の授業を取らせていただいています。④Introduction to the Main Varieties of English - Introduction to American English、アメリカ英語に関する授業です。この授業は木曜日なのですが、履修計画上木曜日が9時から18時まで連続で授業という状況になってしまうため、学期末テストの負担を考えて聴講という形にしました。⑤Practical Observation of Finnish School System for Incoming Exchange Students、千葉大の教育学部でいうところの観察実習のようなもので、大学付属の学校に授業を観察しに行き、レポートを作成します。初観察が2月5日にあります。基本的にどの科目の授業を見てもいいのですが、フィンランド語で行われている授業は内容が分からないので基本的に専門の英語の授業を観察するつもりです。小中高の授業を観察することができます。

 授業とは別に、こちらの大学の教育学部英語科の先生とお話をする機会があり、英語科の学生たちの教育実習中の授業も見させていただけることになりました。楽しみです。また、タンペレ大学卒の現役の先生も紹介してくださり、その方は移民の生徒も多い公立の学校で働いていらっしゃるとのことなので、改めてコンタクトをとりそちらの学校も訪問させていただけたらと考えています。

2.生活の状況

  寒いです。今月は特にこれといったイベントがあったわけではなく、新学期に慣れつつ前期より多くなった毎週の課題をこなしつつ、といった感じで過ごしていました。学期明けに友だちと年末年始の過ごし方を話した時には「寒くて外出たくないから基本的に家にいた」という人や「ヨーロッパ周遊した」という人などいろいろな過ごし方があり、聞いていて面白かったです。

 今期の授業の先生で話すスピードが速くあまり聞き取れない方がいて、このタイミングで自分のリスニングの力がまだまだ足りていないということを再認識したため、休みの日に家にいる時にはTEDやアメリカのドラマなどを見てなるべく英語を聞くようにしています。

 また、つい先日、友だちに誘われて大学のバスケットボールクラブの練習に参加してきました。僕自身はバスケは小学校のミニバス以来たまにしかやらないのですが、友だちの「そんなにうまくない人もいるから大丈夫」という言葉を信じて行ったら見事に期待を裏切られました。笑 その日は参加人数が多くなく、ずっとミニゲーム形式の練習を西洋人の背の大きな学生の中に混じってやりました。ただでさえこちらに来てからまともな運動をしていなかったのでかなり疲れ、運動不足を痛感しました。ちなみにその翌日には筋肉痛になりました。


派遣留学月間報告書( 2014年12月分)

 Hei! 今期の授業も無事終わり、先生からは何も言われていないので単位も無事にすべて取得できたと思います。そんな12月分の報告書です。僕の今までの報告書としては初のフィンランド国外での執筆です。笑

1.勉学の状況

 12月は学期末のため、テストやレポート等の提出物のことを常に考えながら過ごす日々でした。今期はフィンランド語でのオーラルテストと筆記テスト、そして教育問題に関する授業でのグループ単位でのプレゼンテーション・レポートとLearning Diaryという学習の記録という形での個人レポートがありました。履修登録の時点で取りたい授業が一つ取れなかったため、授業数的には余裕がありましたが、一つ一つの課題がしっかりしたものであったため、毎日きちんと勉強して臨みました。

 今月で秋学期が終わり、1月からは後半の春学期が始まるため、学期末には並行して次のperiod IIIの履修登録をしなければいけませんでした。前回の学期終わりにはある授業での先生が履修登録をするようにと学生にリマインドをしてくださったのですが、今学期は先生からのリマインドは無く、友だちに履修登録のことを言われるまで僕は気づきませんでした。その友だちがいなければ多くの授業の履修登録が遅れる、もしくは間に合わなかったので、本当に友だちがいて良かったです。それ以前に自分でもきちんと気を付けなければならないなと思いました。

 履修希望が通るかは分かりませんが、次のピリオドでは授業を6つ取ろうと考えています。秋学期と比べると少し多いですが、ある友達が言っていた「興味ある授業はひとまず登録しといて初回授業に行ってそのまま取るかやめるかを決める」という手法を僕も使うことにしました。授業としては教育学部から2つ、文学部から2つ、そしてLanguage Centreから2つを取る予定です。それぞれの授業については初回授業の様子を見たうえで来月の報告書で紹介をしたいと思います。

2.生活の状況

 12月の前半は学期末テスト等のために、遊んだりはあまりせず勉強に集中し、その後はチューターの家でクリスマス的なホームパーティーをしてもらったり、クリスマスマーケットに行ったり、1セメスターだけの留学で帰ってしまう友だちと別れを惜しんだり(どこかで再会できたらと思います!)、そして年末からはギリシャに一人旅に来ています。この報告書はアテネのユースホステルでの執筆です。

 今月のタンペレの町はついに頻繁に雪が降るようになり、基本的にはいつでもどこかに雪が見えるようになってきたと思います。気温も最近は気づくといつでも氷点下で、寒いです。できることなら外に出たくないところですが、ずっとひきこもっているわけにもいかないので、なるべく外に出るようにしたいと思います。寒さはまだまだこれからが本番のようです。

 タンペレのクリスマスマーケットでは日本の愛知県は知多半島から知多娘というご当地アイドルの方が一人はるばる来てライブをしており、せっかくだしということで友だちと一緒に見に行き、同じくその方と一緒にフィンランドに来ていた、知多半島にある教育に関する事業をしている団体の方たちと少し交流をしました。想像もしていなかった交流でしたが、フィンランドと日本の教育に関してお話をすることができたので有意義な機会になったと思います。

 ギリシャ旅行は10日間で年末年始を過ごすような形にしました。初の海外一人旅ということで心配もありましたが、とりあえず楽しもうということでマイペースに観光をしています。数日後にはサントリーニ島という日本人にはハネムーンの行き先として人気らしいエーゲ海の島を訪れます。いまはオフシーズンなので、カップルがそこまでは多くないことをひたすら祈っています。美しい景色が見たいので是非とも晴れてほしいです。ちなみにギリシャ語でのカジュアルな挨拶は「yassou」で、「ヤス」のように聞こえます。大学で僕は「やす」と呼ばれているのでなんとなく勝手に親近感を感じています。

最後に最近の写真を数枚載せます。タンペレのクリスマスマーケット、アテネのオリンピック競技場、ゼウス神殿、古代アゴラの一部です。
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派遣留学月間報告書(2014年11月分)

 Hei! 気温は相変わらず0度付近で氷点下の日も増えてきました。もちろん寒いですが、慣れてきたのか、ちょっと外に出かけるくらいなら裸足にクロックスで出歩いたりといった感じで、時々自分でも馬鹿だなと思いながら生活しています。

1.勉学の状況

 現在は学期の終わりも近づいてきており、宿題やレポート、テストにプレゼンなどの予定が控えているという(主に)精神的に不健康な時期がやってきましたが、11月はただひたすら授業を受ける、といった状況でした。

 前回の報告書の中ではまだ今期の授業が確定していませんでしたが、結局Introduction to Academic Englishという英語の授業は履修できなかったため、ピリオド1からの継続の授業がほとんどということになりました。ただ、それぞれの授業での課題や、授業自体が週3だったりという感じなので、そこまでのんびりするということもなく、授業以外の勉強を進めたりという形で過ごしていました。

 今期受けている授業4つのうち、Cultural ConversationとIdentity and Lifecourseの2つは既に最終課題を提出済みのため、残りはフィンランド語の授業と教育問題に関する授業です。フィンランド語は最終課題として筆記テストと集団討論のような形でのoral examがあるため、文法などの知識も復習しつつ、時間のある時に話す練習もしなければ、と思っています。教育問題の授業に関してはグループワークでのレポート作成とそれに基づくプレゼンがあるので、そちらの準備も行っています。僕は日本での多文化教育の歴史と課題についてまとめ、グループとしてはフィンランドの多文化教育と比較して考察を行おうと考えています。

2.生活の状況

 11月は僕にとっては寿司の月でした。というのも、日本でもめったに寿司を作ったりはしないのですが、今月は友だちと寿司を作ったり、食べに行ったりと、日本食としての寿司の世界での立ち位置に改めて驚きました。といっても生魚が日本ほど簡単には手に入らず、生魚を食べる習慣もそこまで浸透しているわけではないので、一度目の寿司づくりでは魚はサーモンのみ、二度目の寿司づくりではサーモン、エビ、ホタテ、イワシに似た魚を使いました。ただ、生魚が高かったです。頻繁に作れるものではないなと思いました。味はサーモンがとてもおいしかったです。

 二度の寿司づくりはそれぞれ違う友だちとやったのですが、どちらとも巻きずしに使う竹の道具、巻き簀でいいのでしょうか、を持っており、驚きました。タンペレの大学生は巻き簀を持っているのがスタンダードなのかと一瞬疑いました。日本人としてはやはり自分の国の文化が海外でも愛されているのを知るとうれしいもので、誇りに思ったと同時にもっと日本の文化を自分でも勉強して広めることができたらなと思いました。最後に二度の寿司づくりの写真とModern Japanese food restaurantで食べた寿司の写真を載せます。ちなみに外食での寿司は18貫で38ユーロしました。3人で行って一人6貫、学生の身分は悲しいです。

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派遣留学月間報告書(2014年10月分)

 Hei! タンペレの最近は気温も下がってきており、日本の真冬と同じくらい、平均気温が5度以下の日も多くあります。今月はパラパラとですがついに雪も降りました。これから本格的に冬に入ると外に出たくなくなりそうで心配です。

1.勉学の状況

 今月はperiodIとperiodIIの区切りがありました。具体的には17日までがperiodIとしての授業があり、次の週が一週間period breakとして秋休みのようなものがあり、27日からperiodIIが始まりました。periodIの授業の多くは次のperiodまで継続の授業が多かったので期末のテストはフィンランド語の授業だけでした。こちらに来てから初めてのテストだったので不安もありましたが、初級者向けの授業で言語の学習という点では共通点も多かったため、日本の時と同じように勉強をして、無事テストをパスすることができました。

 periodIIではフィンランド語の次のステップであるElementary CourseII、第二言語としての英語の授業であるIntroduction to Academic English(この授業は登録をしてありますがdegree studentsが優先されるため履修することができるかはまだわかりません。)、periodIからの継続であるIdentity and Lifecourse、Struggles on Education、Cultural Conversationを頑張っていくつもりです。とはいってもIdentity and Lifecourseに関しては11月5日がfinal reportの提出のため、現在この報告書を作成しつつ同時進行で頑張っています。笑

 さて、今までの報告書の中ではまだご紹介できていないStruggles on Educationという授業に関して今回は書いていきたいと思います。この授業は名前の通り、教育における問題や課題について考える授業です。授業は週一で15時から18時までの3時間という長さで、途中で10分程度の休憩を入れつつ進める、学生数20人程度の授業です。Advanced studyのくくりになるため、中にはマスターやドクター課程の学生もいます。授業の前半は先生による講義、後半は前回の授業内容に関する学術記事を読んでのディスカッションで構成されています。また、授業とは別に同時進行でグループワークが課されており、最終的に共同執筆の形で興味のあるトピックについてのレポートを作成し、プレゼンを行います。僕のグループはMulticultural Educationについて調べます。Advanced studyなので当たり前ですが、トピックも難しかったり周りの学生のレベルも高く、この授業が今期の中ではおそらくもっとも大変な授業です。ただ、とてもやりがいがあります。
 直近の状況としてはやはり最終レポートの作成を頑張っていますということ、また、英語の授業が取れますようにと祈っているところです。笑

2.生活の状況

 こちらの生活に関しては、冒頭にあるように寒いです。服装的には既に日本の真冬用のものを着ているため、これからの寒さは未知の領域、といった状況です。ひとまずこちらの冬用のアウターと靴を先日買いました。普通に買うと高いのでセールなどを探して待って買う、というような感じです。将来の主夫(シュフ)力が着実に付いていくような気がします。

 さて、先日の秋休みにはフィンランドの隣国、バルト三国の一つであるエストニアに行ってきました。同じく日本から来ている友だちと男二人旅で行ったのですが、お互いにだるがりなため計画はあまりせず、急にババっと決めて実行しました。タイムスケジュールの関係で最安価格では行けませんでしたが、タンペレからフィンランドの首都ヘルシンキまでのバス、ヘルシンキからエストニアの首都タリンまでのフェリー、現地での食事と宿泊代など諸々合わせても1泊2日で2万円もしなかったと思います。中でも宿泊代に関しては二人部屋のユースホテルが一人8ユーロで泊まることができ衝撃的でした。日本円で1000円くらいでしょうか。中も汚いといったことはなく、快適に宿泊できました。

 タリンではオールドタウンという町全体が世界遺産に登録されているところを中心的に見ました。まさに「古都」といった形で、中世の雰囲気が感じられました。適当に歩いていたら中心地から離れ迷いもしましたが、現地の人に道を尋ねつつ、楽しむことができました。エストニアの人たちの多くも英語でコミュニケーションはとれるため、言語面で困ることはありませんでした。また、治安もフィンランドと同じくらいに良く、もちろんスリ等には気を付けなければなりませんが、安心して観光することができました。日本人らしき見た目の方もちらほらと見かけました。最後に街の写真を載せます。

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派遣留学月間報告書(2014年9月分)

 Hei! タンペレに来てから約1か月半が過ぎました。少しずつ生活にも慣れ、授業も含め、自分での勉強も少しずつ始めています。今月の様子をご報告します。

1.勉学の状況

 少しずつ本格的に授業が始まっています。今期(タンペレ大学はautumn semesterとspring semesterをさらに2つのperiodに分けているため、厳密には1年で4つの期間に分かれています。)はElementary Course Iという外国語としてのフィンランド語の授業、Identity and Lifecourseという教育学に関する授業、Struggles on Educationという教育問題に関する授業、そしてCultural Conversationという異文化交流の授業に登録しています。ただ、期間が4つに分かれているとはいえ、多くの授業は2期間連続のものなので、Struggles on Educationという授業に関してはまだ始まってすらいません。このような形で授業の開始時期等もそれぞれ異なり、履修登録期間も異なっているので、自分でしっかり調べておかないと取りたい授業が取れない、という事態にもなり得ます。

 現時点で十分に説明できるのはElementary Course IとCultural Conversationなので、その二つをご紹介します。前者はフィンランド語の授業ですが、千葉大学の外国語の授業と同様にIの次にはIIがある、といった形で、少しずつ詳しく学んでいく、といったスタイルです。今期は文法や語彙が中心ですが、次のperiodのコースではコミュニケーションにも重点を置くとのことでした。英語で言語を学ぶのは初めての経験で刺激になることも多いですが、周りの学生はレベルも高く、予復習の大切さを痛感しています。今月半ばには試験があるので頑張らなければいけません。後者のCultural Conversationは独特で、最初に授業の登録をしてどんなことをしたいかを希望として書きます。その後、授業担当の先生が登録した学生をグループ、もしくはペアに振り分け、そのそれぞれのグループ・ペアが自分たちの興味関心に沿って授業計画(いつ会って何をするかなど)を立て、実行していく、といったものです。僕はフィンランド人の男子とペアで、教育や経済など、日本との類似点や相違点についての様々なトピックでの話し合いをしており、また、今後は一緒にスポーツをしたり、お互いの国の料理をご馳走し合う、といった活動も考えています。学生主体で、話し合いもカフェテリアで行う等、リラックスした雰囲気で異文化交流をすることができます。毎回の活動の後にlearning diaryを作成することで単位取得が可能です。

2.生活の状況

 生活の方もだいぶ落ち着いてきました。食料品に関してはうまく買い物をすればそこまで物価が気になることもなく、自炊と学食を中心に食事をしています。こちらはパスタが安いため、簡単なパスタ料理をよく作っています。また、日本のお米に似たpuuroriisiというお米があります。今期は始まっていない授業や、講義形式でない授業が多いため、比較的生活には余裕があります。家でのんびりとすることも多いですが、暇なときには街の散策をしてみたり、先日はタンペレ工科大学のほうでフードフェスティバルが行われたため、中国人の友達とお好み焼きのようなもの(日本と全く同じように作るのは難しかったです笑)を作って参加したりなど、ゆったりとした日々を過ごしています。日本ほど娯楽施設が多くはなく、お店の営業時間も短いので、時間の流れがゆっくりとしている印象を受けます。だからこそ、心にゆとりが生まれることもありますし、自分のしたいことに集中ができます。10月の末はperiodの区切りで多少の休みがあるため、その休日の使い方も考えつつ、10月も頑張りたいと思います。

派遣留学月間報告書(2014年 8月分)

 Hei! 去年の先輩はmoi!という挨拶を使っていらっしゃったので、僕はheiを使っていきたいと思います!ちなみにフィンランド語には挨拶の言葉が結構あるみたいです。8月22日にこちらに到着したためまだまだ知らないことばかりですが、少しずついろいろな情報をお伝えしていけたらと思います。

1.勉学の状況

 勉学に関してはまだ授業が始まっていないため、あまり多くをお話しすることができません。ただ、履修登録は授業や学部によって登録期間がかなり異なり、また、履修に関してはexchange studentsよりもdegree studentsが優先されることもあります。大学選びの際からある程度自分の興味に合った授業をリストアップしておくことをおすすめします。僕は授業自体は見当を付けていたのですが、タンペレ大学のメールアドレス取得が少し遅く、Language Centreという言語教育に特化したところが開講している授業の履修登録が間に合いませんでした。この場合、初回の授業に行って生徒数の兼ね合いを考えたうえでの担当の先生と直接交渉ということになります。ちなみにタンペレ大学の場合、生協のようなものに加入(自分で近くの銀行に行って加入費を支払う)したうえでないと生徒アカウントとメールアドレスの取得ができないので、早め早めの行動が大切だと痛感しました。フィンランド人は効率の良さが重要、と以前に聞いていましたが、自分も手続き関係はてきぱきとこなしていかなければと思いました。

2.生活の状況

 生活に関しては、TOASという不動産のようなところがタンペレ大学の学生にアパートを紹介してくれるのですが、自分の希望は言うことができないので、基本的には紹介される物件次第で当たりはずれがあると思います。ただ、留学生が集まるアパートでシェアタイプがほとんどのため、アパートの共有部分でも英語でコミュニケーションができるという点は魅力的かと思います。

たんぺれ2014.9.3.jpg ルームメイトと借りるアパートの状態にもよりますが、僕のアパートは共有スペースが少し汚いので、少しずつ掃除していこうという方向で話しを進めています(笑)どうも日本人はやはり清潔さに関しては敏感なようなので、時には先頭に立って動くことも求められそうです。写真はとりあえず荷物を運びこんだ後の自分の部屋の写真です。共有スペースよりかは綺麗でした。カーテンは元々あったもので僕の趣味ではないです。笑


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