派遣留学生からのレポート

中国・清華大学

学校の詳細
最終更新日:2014年6月 4日


三鷹 神騎
法経学部経済学科
清華大学経済管理学院

月間報告書 5月

 北京は5月初の連休後から30℃を超える日が続いています。先日はなんと日中最高気温40℃という千葉県では体験できない熱さでした。しかし、私も含め多くの生徒が移動時のみしか外に出ない生活をしていますため、ある日には24時間中23時間以上が室内という友達もいました。

 月間報告書を書いているこの日から計算して中国にいる時間は残り3週間ほどになりました。学校の授業も残り2回と期末試験のみになりました・・・・

(1)勉学の状況

 相変わらずどの科目も授業の準備と宿題で一週間が終わっています。ここで勉学の内容を書いても特に面白くないので、先日会社法学の授業で言っていた雑談を書きます。実は清華大学のスイカは非常に安く、甘い!!これは清華に来てスイカを食べた事のない人にはわからない事ですが・・・、なぜ安くて甘いのかという理由を話してくれました。理由「清華大学の食堂で出されているスイカは、清華の経理部部長が自分で農家に赴き、そこで味見し、値切りして来ます。」ということです。谢谢!
 
 まじめな事も書かなければという事で、清華大学の経済の授業は非常に数学的です。まあ、千葉大は経済の現象の理解を文章を使う事が多いのですが、清華は数学式を使って理解する事を求められます。国際経済学の授業を例に出しますと、私が千葉大で受けたときは使われていた教科書にはほとんど数学が出てきませんでしたが、こちらは数学式とグラフが3分の1以上を占めています。授業のレジュメに至ってはほぼ数学式です・・・・

(2)生活の状況

 文頭にも書きましたが、とにかく熱い!!しかし、乾燥している分過ごし易いです。千葉県のように蒸し蒸しした熱さではなく、カラッとした熱さである為、気温ほど苦痛ではないです、と言っても移動時しか外に出ないためというのもあるかと思います。また夜の8時でもうっすら明るく、緯度が千葉県よりも高いため日の出ている時間が長いです。

 先日「2014 中日会話in北京」なるイベントに参加してきました。北京ではこういう交流イベントの規模は様々ですが、頻繁に行われています。今回のは、比較的大きいのかな!?日本人の学生50名と中国人の学生50名でペアを作り、話し合いをした後に、抽選で選ばれた10ペアがステージ場で発表という物でした。私は惜しくも、惜しくも抽選から外れてしまい、ステージに立てませんでした(笑)が、何人かと友達になり、後日映画を一緒に見に行きました。ステージ場に立ちたかった(切実)・・その為にぼけを考えていたのですけどな〜

Seika2014.6.4-1.jpg 水色のTシャツを来ているのが中国の学生、白が日本の学生です。司会者は中国の日本人向けテレビの司会をなさっている方・・・かな。日本語は非常の上手でした!!

 5月は頻繁に課外活動に参加したという印象ですね。韓国人の人たちと美容整形について議論したり、清華に割り当てられた国際の陸上大会のチケットを手に入れて、「鳥の巣」に見に行ったり(無料)、中国に来て初めて映画を見に行ったり、北京モーターショーに行ったり・・・・・あ、実は今学期もフェンシングを続けていました(中級クラスに昇級)!5月の半ばに大会がありまして、何と!!!はい、予想通り負けました、スポーツの世界は甘くなかった!数ヶ月足らずでは・・そこまでは上達しないという事ですね!(奥の青い靴のが私です)


月間報告書 4月

コチラ(pdf)

月間報告書 3月

ぽかぽかと気温も上昇し、北京にも春がやってきました!!そして留学生活も残り3ヶ月になってきました・・・・

(1)勉学の状況
 今学期は英語で受ける授業を中心的にとっている為に前学期よりも精神的に辛い面もあります。まず、計量経済学(英)についてですが、授業の進度が速く、また一週間おきに宿題が出るため、宿題をこなしているうちに授業の予習が大分遅れている状況です。授業については単語は聴き取れるのですが、聴きながら思考することができないため授業は録音しています。後手後手に・・・・よく中国語を学び始めた人からピンインは聴き取れるが、何を言っているのかわからないと聞きますが、中国語に関してはこの段階が私には無かったため、今の英語がその段階にあたるのかなと思います。 次に国際経済学(英)について、こちらも一週間間隔で宿題を課されています。計量経済学よりも進度が比較的遅いので宿題をこなしながら復習が追いついています。中級マクロ経済学(英)、マクロ経済については日本でも十分とは言えませんが基礎的な学習はこなして来たため、この3つの中では比較的余裕があります。こちらは毎週宿題が出ます、面白いことに毎回の提出の前日に次回分の宿題がネット上にアップされます。しかし、内容がわかる為なのか脳が授業中に英語をシャットアウトすることがあります。3つに共通して言えるのは、おそらく耳が英語に慣れていないことと中国語脳と日本語脳と英語脳の切り替えが上手くできません。日本にいたときは英語をそのままで捉えられる所は英語のままで捉えていましたが、中国に来て中国語が確立されたことで英語を読んでも理解できない所はどちらの言語で捉えるべきか脳が混乱しているように感じます。会計学原理(中)は中国語での授業であるため全くと言っていいほど簡単に感じます。しかし、日本の会計や簿記で使われる勘定科目名が異なるため中国側のを覚えなければなりません。こちらも一週間おきに宿題が出されます。宿題をしている時に気を抜くと日本で使われている勘定科目名を書いていて見直すときにハッとします。会社法学(中、聴講)は聴講ということで気楽に授業に出ています。日本では法学科の授業は政治分野についてしか受講していなかったため法学の概念についての知識が全くありません。そのため、判例や学生達の討論を聴きながら自分の中で思考しています。日本の法学の授業の現状がわからないため何とも言えませんが、清華大学の法学院の授業は討論が活発に行われています、というよりも先生が積極的に生徒を指名しある判例の賛成、反対を発言させ、討論するように誘導しています。

(2)生活の状況
 この頃、日中の気温が20℃を超え暖かくなってきました。花粉も飛び始め授業中に鼻水を擤む人が増えたように感じます。なんだ、花粉症は日本人だけじゃないのか!!北京でも桜や梅の花が見頃になっています。
 世界でウクライナ、クリミア問題が注目されていますが、中国も例外ではありません。そのため3月18日、清華大学に前駐ウクライナ大使が講演にいらっしゃいました。講演は30分程度で終わり、残りの1時間は質疑応答の時間に当てられました。今回の講演で初めて講演を聴きながら日本語で要約を書く作業をやってみました。今迄は聴くだけか、軽い程度のメモは取っていましたが、本格的に同時進行で要約を取るのはやったことが無かったのなかなか苦戦しました。その講演で意外に思ったのは今回のプーチン大統領がクリミアを併合しに出たのは国際問題だけではなく、国内の勢力問題にも関係があったとおっしゃった所です。ロシア国内においてプーチンは絶大な権力を持っていると良く報じられていたもので・・・・
 今年は経済管理学院設立30周年に当たる年であるということで、それを記念した講演が頻繁に行われています。3月中旬にブラック-ショールズ方程式で有名なMyron Scholes教授が、下旬にはコカコーラ社のAhmet C.Bozer国际业务总裁(国際業務総裁)講演にいらっしゃいました。特にコカコーラの講演は聴き終わった後、コーラを飲みたくなるようなものでした、プレゼントとして水1本とコーラを1本頂きましたので、それをゴクッと!内容もマーケティングに関する物で、実際に見た人にコカコーラ社の良さ、社会貢献の実状が伝わるようなプレゼンだと思います、実際にコカコーラに対する見方が変わりました。2つとも録音してあるので、興味のある人は帰国した際に私に声を掛けて下さい。
 残りわずかになって来た留学生活を一日たりとも無駄にせず、さまざまな活動に参加して行くつもりです!!

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月間報告書 2月

1、勉強の状況

 2月24日から春学期が始まり、2月末の先週と今週の1週間の2週間が授業選択期間です。秋学期は中国語で受ける授業と中国語の授業を中心に履修していましたが、今学期は英語の授業を中心に選択するつもりです。今のところ、計量経済学(英)、国際経済学(英)、中級マクロ経済学(英)、会計学原理(中)、商法学(中、聴講)を受ける予定です。英語の授業は授業中に一言も中国語が使われず、質問から回答まで全てが英語で行われます。英語が苦手な私にとってはおそらく前学期よりも大変になると思います。
 秋学期の成績が出ました。履修していた全ての科目の単位が取れましたので一安心です。

2、生活の状況

 福建省から北京に戻り、空気の悪さに一番に反応したのは私の鼻でした。帰って来た日はくしゃみや鼻水が酷く、また福建省の福州市から北京市まで列車で19時間の旅(硬座)で疲労困憊でした。そして、2月末の先週1週間の半分以上が雾霾の世界、毎日の様に北京日本人会から北京の空気の状況についてのメールが届いていましたが、清華大学内ではまだマスクをつけていない学生の割合が多い様に感じました。私もメガネが曇るのでつけていません。もうそろそろ付けなくてはとは思いますが、なかなかその習慣が無くずるずると・・・
幸いなことに雨が降り、先週末からは数日間の間空気が綺麗になりました。そのおかげなのか、日光が地表に降り注ぎ、気温も上昇して友達と校内を散歩して回りました。

 英語の練習をしようと思い、ドイツの友達に追いて欧州からの留学生の飲み会に参加した所、まあ、予想していた通り案の定ほとんど聴き取れず、話せず、会話するときは単語を並べただけの片言英語で自分に失望しました。下の写真はそのときの様子です。テーブルの中央に全員の携帯が重ねられていたので、質問してみたところ、ポケットに入れていると頻繁に携帯をいじるからみんな会話に集中できない、中央に置いておけばいじれなくなり、会話に集中できるということでした。考えてはりますな〜ということで留学生活も残り4ヶ月間、気を引き締めて英語を伸ばすしかないです!!とほとほ・・・・・

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月間報告書 1月

1、勉強の状況

冬休み

2、生活の状況

 冬休みに入ったので、新疆ウイグルなど中国の西地域に旅行しに行きました。その旅行中に印象に残ったことをいくつか書き綴ります。まず、中国の「民族大移動」と言われる春運(春运)と後半の日程が被ったため列車のチケットの予約が困難だった。例えば嘉峪関から武漢に行く列車を予約したかったのですが、予約開始の1、2秒後には完売になってしまった為(2日間挑戦したがどちらも予約できなかった)、蘭州を経由して行くしか有りませんでした(結果:嘉峪関から蘭州へ、乗り換えて蘭州から武漢)。列車駅でも人!人!人!みんな大きな荷物を抱えて、「なんだ、それ!」と思うようなものを麻袋に入れて乗車している人が多数いました。乗車してからも、日本の電車とは異なり全てが座席指定と立ち席、また多くが長距離移動のため食事時間になると皆が一斉にカップラーメンを食べ始めるので列車内がその匂いで充満します!しかし、興味深いことに列車内では車内販売だけでなく、実演販売(ある意味車内販売か・・・)が3時間置きにありました。私が乗った北京西から鄭州の車内では、吸水タオル、舌磨きつき歯ブラシ、暗算ドリルが取り扱われていました。

 新疆ウイグルでは、ウルムチ、トルファン、ハーミーを訪れました。ウルムチはもう市内について言えば完全に都市化されています。ウルムチに来る前に訪問した鄭州よりも高層ビルの数が多く、道路の整備状況、車の数でも上回っているように感じました。

 市内の中心では漢民族が大多数を占め、少数民族は市の中心から外れた所にそれぞれの民族ごとに集落を作って生活しています。そちらの方に行くとほとんど漢民族は居なく、その民族の人々のみが生活している状況であり、話す言葉は少数民族各自の言葉です。

 トルファンは少数民族が大多数を占めている印象を受けました。話されているのはほとんど少数民族の言葉と訛りが強い中国語。高層ビルは無く、市内バスも途中からバス停標記がなくなると言う使い勝手の悪さ。また観光地の約5km手前でバスの最終駅になり、その先は各自でタクシーなどの手段で移動することになります。商売が上手い!!タクシー運転手との会話から「トルファンのタクシー運転手の月収は閑散期で6000元(約10万円)、繁忙期で1万元(約16万円)を超える。トルファン市内だけでタクシーが2000台ほどある。学校では中国語と少数民族の言葉を英語の代わりに学ぶ。」これらは現地の人から頂いたので信憑性が高いと思われます。このタクシー運転手はウイグル族で、訛りが非常に強かった。

 ハーミーは新疆ウイグルの東の端に当たるためこの地域では漢民族と少数民族の関係がどうなっているのかを見る為に立ち寄りましたが、実態は漢民族が大多数を占めていました。発展状況は都市化が途中で、ほぼ完成されつつ有る感じです。トルファンよりも発展しています。ウイグルでは漢字とイスラム文字が同時標記されていますが、ハーミー迄来るとイスラム文字が標記されていないお店もちらほら存在しています。
 訪れたのは比較的に治安が良い地域であったこともあってか、少数民族と漢民族の啀み合いなどを見ることは有りませんでした。レストランのウエイターやタクシー運転手はウイグル族の人が多かった。経済格差は確実に存在しています。漢民族が大多数の所は高層ビルや高層マンションが立ち並び、ウイグル族が大多数の所は高層マンションが無く、土作り(民族特有の家)が多かった。(下に写真)。
 
 中国の旧正月(今年は2014年1月31日)は福州で迎えました。30日(大晦日)に当たる日の夜11時からおそらく全ての家庭で花火や爆竹が鳴らされました。今年は比較的少なかったとのことでしたが、私的にはまるで戦場にいるような錯覚に落ち入りました。凄まじい音と光、そして火薬の臭い。烟花(花火)は提灯花火やネズミ花火だけでなく、花火大会で見るような大きな打ち上げ花火まで、鼓膜が破けるのではないかというほど全方向から爆音が轟きました。多いときは空が真っ赤になるとのことです。

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ウルムチ市内、高層ビルが林立する。視界は非常に悪く、空気はいい状態とは言えない。

Seika2014.2.5-2.jpgウルムチの有名な観光地である天池。
今は完全に氷づいて、池上を歩けます。

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このように新疆では漢字とイスラム文字が標記されている。

Seika2014.2.5-4.jpgハーミー王の王宮。
漢文化とイスラム文化の境目だけあって、イスラム建築と中国建築が同時に使われています。

Seika2014.2.5-5.jpg硬卧(寝台列車)
人生初の寝台列車、話に聴いていたように中段と上段は少し狭い、しかし二日間の列車旅は快適に過ごせました。


月間報告書12月

1、勉学の状況

 1月4日の期末試験で前期の日程が終わりました。
(1)コーポレートファイナンス:12月の授業は前半に先生が講義をして、後半グループの発表の形式で進められました。私のグループは中国の吉利自動車がスウェーデンのVOLVO自動車のM&Aについて発表しました。中国の自動車会社について全く知識がなかったので、自動車産業から中国の新しい一面を見られました。また今回のグループは7人中5人が経済管理学院以外の人でしたので、同じ事案でも異なる意見を聴けました。12月31日の夜に期末試験があり、四分の三が計算問題とそれに付随する説明問題でした。手応えてきには8割回答できました。

(2)戦略管理:授業以外に、先生が去年の卒業生で起業した生徒を招待して、その方に講演をしてもらいました。一方的な講演という形ではなく、今その企業が直面している問題を授業受けている生徒全員で考えアイデアを出し合う形で進みました。1月4日に期末試験が有り、先生が問題用紙を配らず、黒板にのみ問題を書き、それ写すなりして回答しました。全て論述と説明問題だったため非常に苦戦しました。せめてもの救いが持ち込み可だったことです。

(3)创新方法:授業は4週間、短期集中で行われました。授業自体は11月の末で終わりましたが、12月中旬までに更なるブラッシュアップした形での提出が宿題としてかされました。始めはリーダー自身も自分の考えがぼんやりしかない状態から数度集まり、どんどんみんなでアイデアを出してブラッシュアップされて、最後はしっかりと形の有るものに出来上がりました。

(4)精读汉语,中文写作:特に今迄と変わりなく授業が進められて行きました。精读汉语の授業では、「人生の砂漠」についての作文と「感動したこと」について口述発表が行われました。物事に余り感動しない又は感動しても言葉として表現するのが苦手な私にとって「感動したこと」の発表は題材探しに苦戦しました。結局自分の考え方に最も影響を与えた有名な哲学者の名言について発表しました。中文写作では北京龍泉寺に行きました。詳しい内容は生活の状況に。期末試験はなんの問題もなくこなしました。

(5)中国概況:内容が文化に差し掛かったため、先生が音楽やドラマを流してみんなの理解が深まる工夫をしてくれました。また、清華大学建設の費用がアメリカからの辛丑条約の賠償金の返還に関係が有る等、教科書にはないことも多く話してくれました。

2、生活の状況

  大晦日の夜に試験、年明けの2日にも試験と、2014年になった気がしません。それでも1月1日に中国の友達と回転寿しの店に行きました。安めのお店ということで使われるご飯が中国産で寿司には合いませんでした。でも、久しぶりに生魚を口にできて満足です。

 この1ヶ月も1日たりと雨が降ること無く過ぎました。最低気温がほとんど−5℃前後で雨が降れば確実に雪になるのですが。思い返してみれば北京に来て、傘を使った回数が片手で数えられるほどしか有りません。その上、気温が低い割に一日中のほとんどを室内で過ごしているため、千葉にいるときよりも寒さを感じることも余りありません、しかし、移動中や風の強い日は厳しい寒さを感じます。空気も日によって大きく差があります。12中旬のある週末は自転車を10分程度漕いて、教室に向かっていただけで頭痛がする日もありました。マスクをしていなかった自分が悪いんですけど・・・しかし、風が強く吹いた訳でもないのに翌日には空気が綺麗になっていました!普段はマスクをすることも無く、空気が悪いと感じる日も多く有りません。中国語の授業で韓国からの留学生がある構文で例文を作る時に「北京の空気は以前よりも悪くなっている」という文を作った時に、先生が「いや、一概にそうともいえないよ。北京オリンピックのおかげでその前後で結構改善された。」と仰っていました。日本のマスコミはここ2年位から大体的に報じていましたが、その報道に疑問を持ちました。必ずしも正確に事実を時間軸に照らして報じていないと思います。

 12月は積極的に校内で行われる講演会に参加してきました。中旬には中国解放軍少将(専門はロシア政治)、中国の米国政治研究の第一人者である中国人民大学の教授と日中関係に詳しい清華大学の公共管理学院の教授の3人で今後の世界政治についてのパネルディスカッションを聴きに行きました。3人の考え方はともに非常に広く、かつ尖閣問題など日中関係にも俯瞰的に分析していました。また、先日中国の月面探査機「嫦娥3号」が月面着陸を成功させました。それに関連して中国の宇宙開発の道のりと題した講演会にも参加しました。こちらは途中から専門的な話になり、わからなくなりましたが、第一線で開発設計を指揮した人の情熱は感じました。面白いと感じた一言を紹介したいと思います。「冷戦の終結でアメリカもロシアも余り月について関心を抱かなくなった、それなら中国がやろうじゃないか!」月末には、著名な国際金融学者で『貨幣戦争』の作者である宋鴻兵先生の講演を聴きました。「なぜ、中国国民は金を買い求めるのか、中国経済バブルは崩壊するのか」講演後、無性にマクロ経済学を学びたくなりました。

 12月8日に中文写作の先生の企画で北京龍泉寺を訪問しました。そこで、人生初めて1時間近く座禅をくみ、また素菜を食べました。1時間も座禅をくんだ為、立ったときに足がしびれ2回ほど転びました。食事の前に読経、食事のときは音をたててはならない、食べ物を残してならない、などなど決まりが多かったです。このお寺が他のお寺と違う所は何とインターネットを使って、毎日世界中に情報発信をしているところです!しかも、中国語のみならず英語、日本語など8ヶ国の言語に翻訳されて、中国版ツイッターや中国版Facebookを通して誰でも接することができるようにされています。そのため、ボランティアで組織された「龍泉寺翻訳センター」が設けられています。私もこの縁で、北京龍泉寺のプロモーションビデオの翻訳と日本語吹替えをしました。私の日本語吹替えが採用されれば、自分の声がこれから北京龍泉寺を訪れた観光客の為になると思うとなんかわくわくします。この先生は信仰心が強く、毎日読経しているとのことです。私が新疆に行くことがわかると、わざわざお寺からお守りをとって来てくれました。

 フェンシングは12月末に今学期最後の活動が行われました。写真はまだ頂いていないので、頂いた時にでも添付したいと思います。次の学期には中級クラスに移って活動を続けるつもりです。

Seika2014.1.6-1.jpg(北京龍泉寺)
 食事の前 食器は全て鉄で作られています。食事の内容は豆類やカボチャの煮物、栗、白米、オレンジなどなど。食事の前に読む経が書かれた紙がテーブルに置かれ、覚えていない人や初めての人はそれを見ながら和尚様に続いて読みます。味は失礼ながら思ったより美味しかったです。

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ここのお寺で消費される食べ物のほとんどを自分たちで生育します。


月間報告書11月

1、勉学の状況

 11月で授業も折り返し地点にかかりました。

(1)コーポレートファイナンス:授業はいつも通り進み、課外で宿題とグループワークを課されています。私のグループはM&Aについて事案を調べ、最後の授業でプレゼンをすることになっています。清華大学では世界の様々な事案をまとめたサーバーが有るため、その中からみんなが興味のある分野でのM&A事案を各自でまず情報集めをしている所です。

(2)戦略管理:相変わらず教授と学生の距離が非常に近い授業が進められています。この授業では、先生が「華北北部のとある園林会社について、現在の資金などのわずかな情報でこの業界においてのこの会社の今後の戦略についてまとめる」という宿題を3人1グループに分かれて進めました。グループ内で私はSWOT分析をまかされましたが、私が2枚wordを書き上げるので精一杯である一方、グループメンバーの2人は6、7枚とすごいスピード書き上げていました。

(3)创新方法:授業+ビジネスコンテストみたいな感じで進められました。こちらは、始めに1人1人自分のアイデアを発表してその中から6作品を選んでグループを作り、アイデアをブラッシュアップして、最終的にPPTとレポートで提出することになっています。私は「病院の予約システム」についての案を出しましたが、投票の結果・・・・0票・・・・でした。まあ、人が多めで、みんな最初と最後の発表しか余り覚えていなかったというのは言い訳かな・・・。そのため、美術学院の女学生が発表した「動物の世界」(育成ゲームとSNS機能を結びつけたもの)というアイデアのグループに所属し、何度か集まって会合を行いました。グループ全員が違う学院(学部)でいろいろな考えを聞き、その中で自分のアイデアも何種類か採用されて充実しています。

(4)精读汉语,中文写作:2つとも中間テストが11上旬に有りました。両方とも高得点が取れましたので、一安心です。今週末(12月08日)、中文写作のクラス全員で北京では有名な寺に仏教と中国文化について実体験を通して見てくる予定になっています。

(5)中国概況:歴史に時間が割きすぎたせいか、後半の進度がもの凄く速くなってきました。留学生向けの授業と試験では持ち込みが可能ということで徐々に授業に来る学生の数が減って来たように思います。新中国の科学や教育の話をしています。国内戦争では共産党を持ち上げていましたが、文化大革命の話に入るとやはり批判的に話をしていました。

2、生活の状況

 もの凄く寒いです、ずっと千葉で生活していた私にとって北京の朝晩は凍える寒さです。朝はこの頃、マイナス3℃くらい、日中8℃前後、夜はマイナス4℃くらいまで下がります。先日、最低マイナス7℃、最高1℃の日が有りました。しかし、室内はどこも暖房がしっかりとつけられているためほっかほかです。学生のみんなも移動と食事以外はずっと教室か図書館で自習しています。朝が冷え込むのに相変わらず清華の学生は勤勉です。ある日、9時に図書館に行ったら満員でした。(8時オープン)日中は常に満員で席空き待ちの人もちらほらいます。空気は余り悪くないように感じます。おそらく1ヶ月以上雨が降っていません、そのため乾燥はしています。

 11月中旬に清華大学国際文化祭が行われました(下に写真)。各国の留学生が自国の文化等を披露しました。日本のブースではおでん、巻き寿司を食べてもらい、剣玉や達磨落としを実際に体験してもらいました。私は特に準備運営に参加していませんが・・。開催時間は3時間と短かったですが、約20ヶ国の学生が参加し盛大?に行われました。

 先日、北京和僑会主催の企業体験プログラムで中国東芝様の北京オフィスを訪問しました。留学では、どうしても就活のスタートで大きく遅れるうえ、実際に中国の最前線でビジネスをしている人の話を聴く機会も多くはないので参加しました。事業展開や中国事業の説明(プロモーションなど)についてのお話を聴かせていただきました。北京和僑会では不定期に企業体験プログラムを行うとのことでしたので、予定が合えば今後も積極的に参加して行くつもりです。

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マレーシア:女性が美しい!    ミャンマー:のりのりで踊っていた友達・・・
Seika2013.12.3-3.jpgメキシコ:ダンスが力強かった!!


月間報告書10月

1.勉学の状況

 10月初めの国慶節開けから、どの授業の本格化しました。また、11月の2週目で授業の折り返し地点にさしかかり、多くの授業で期中試験やレポートなどの宿題が課されています。以下各授業の10月の状況について書いていきます。

(1)コーポレートファイナンスの授業について、こちらは日本にいたときのゼミで基礎をやっていたこともあって授業についていけています。少しずつ余裕も出てきまして、先生の問いかけにも反応できるようになりました。11月からは授業とは別に課外でのグループワークも始まります。これは経済管理学院の授業ですが、本学院の生徒は私を含めて5人しかいません(履修者49人)、半分近くが理系分野の学生です。

(2)戦略管理の授業について、この授業の先生は板書、PPTをほとんど使わず、ひたすら学生と対話しながら授業を進めていますのでノートをとるのが大変です。よく隣に座った人にノート見せてもらっています。2週間前に「富士フイルムとコダック」についての宿題が出され、初めて本格的に中国語を使ったレポートを書きました。中国の学生がそうなのか、または清華大学等の有名大学の学生がそうなのかはわかりませんが、みんなが先生の言おうとしていることを先読みして、先生が言う前に発言します。日本だと先生に迷惑がられそうですが、こちらの先生はそれが当たっていたら「そう、そう!」と言い、間違っていたら普通に自分の発言を続けます。

(3)2つの中国語に関する授業(精读汉语,中文写作)は、期中試験が来週末にあります。2つともに受講者が少なく、疑問が有ればすぐに質問ができ、先生の指導も熱心です。中文写作は毎週800字の作文の宿題がかされ、添削されて返されます。

(4)中国概況の授業は留学生向けに開講されていることもあって、受講しているのは留学生だけです。そのため、他の授業よりも少し騒がしい感じがします。10月は主に中国の歴史、近現代に少し多めに時間を割いていました。使用している教科書、先生ともに中国共産党のことを誉め称えています。
(5)创新方法の授業は9週目から始まりますので、この報告書で述べるようなことはまだ有りません。始まるのを非常に楽しみにしています。

2.生活の状況

 10月の最初の7日間は国慶節の休みということで学校は7連休でした。しっかりと長い休みが取れるということでちょっと遠出したかったのですが、居住の手続きでパスポートを学校に預けてしまったため結局市内観光だけで終わってしまいました(中国では鉄道、新幹線などのチケット予約・購入にはパスポートが必要、ホテルの宿泊も当然ながら)。ですので、天坛や国家博物館などに行っていました。なんと国家博物館は身分証を見せれば無料で観覧できます。歴史の資料集で見たような物がずらりと展示されていました。1日では見終わりません!!半日間滞在して、古代から清朝までの展示と現代画家の特別展示しか見ることができませんでした。続きはまた次に。(下に何枚か写真を)

 10月中旬から朝晩の冷え込みがひどくなりました。寒い時には2、3℃くらいまで下がります。そのため先々週末、布団を新しく購入し少し快適になりました。11月1日から暖器(暖房)が使えるようになりましたので、部屋から出るのが億劫になってきました(笑)。空気の方はたまに靄がかかる程度で学生はあまりマスクを着けていません。おじさん、おばさんの方が着けています。

 10月の中旬に故旧博物館内で従業員同士のもめ事による殺人事件、そして先日の天安門に車が突っ込む事件が立て続けに起こりました。天安門の方の犯人は新疆ウイグルの人ということですが、一方的に彼らが悪いという報道になると思っていました。しかし、某メディアでの報道(中国国内)が興味をそそりましたのでその1文を訳して載せます「テロリストには民族はなく、宗教をも代表しない。メディアには、・・・略・・・、内地に住む新疆ウイグル族の二次災害を防ぐ責任と義務がある。特にテロリストと特定の場所と関連させてはならず、その地域の名を汚してはならない。」(新浪新聞2013.11.01)メディアのメディア批判ですかね。テロリストの表記はそのまま(結局テロリストと決めつけている)ですが。

 学校外の活動としては、北京和僑会で元ソフトブレーン会長の宋文洲氏の講演会が有りましたので参加してきました。また、千葉県人会の集まりにも参加をし、そこで高校のOBと偶然会いました。様々な方と名刺交換をし、北京の情報、企業の情報をいただきました。


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天坛(左上):祭祀を行った宗教的な場所、中には入れません。
国家博物馆(右上):観覧無料!!北京に来たら寄って下さい。
唐三彩(下):有名な有名な唐三彩!意外に大きい。

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月間報告書9月

                    
                       
1.勉学の状況
 9月中旬から9月末の2週間が授業選択期間であり、興味のある授業に出て、授業を聴いたりしていました。面白いことに、清華大学では履修登録をしないとその授業がどの教室で行われているのかわからないようになっています。それゆえに、実際に履修登録するか、している人に聞かないとわかりません。また、千葉大学と異なり、45分が1学分(単位)でほとんどの授業は45分(授業)・5分(休憩)・45分(授業)の形になっています。専門の授業になりますと、45分・5分・45分・5分・45分の3学分(単位)の形になっているのもあります。授業の進行方法としては、一方的な講義の授業は少数であり、多くはグループワーク、ディスカッション、プレゼン等が含まれています。授業選択に関しては、中国の学生は制限人数をオーバーした場合は抽選になりますが、私のような留学生はそれには含まれず、自由に好きな授業を選択できました。
 私は、中国語の授業(汉语精读,中文写作)、中国概況(中国の文化、歴史、教育体制、政治体制等等の概要の授業)、公司财务(コーポレート・ファイナンス)、战略管理(戦略管理)、创新方法(起業の授業)を選びました。
 本格的な授業は、国慶節(10月1日〜7日)が終わってから始まります。授業選択期間の時でさえ、ついていくので精一杯なので、今後の授業速度のアップ、宿題の増加が少し心配です。

2.生活の状況
 北京に来て約一ヶ月経ちますが、徐々に朝晩が寒くなってきました。時には一桁台の気温まで下がり長袖のパーカーを羽織っても寒いのですが、昼間は20度を超え半袖でも良いくらいです。食事は三食ほとんど学食で済ましています。朝食は肉饅2個または肉饅とゆで卵、と豆浆(豆乳)で約3元(50円)ほどです。昼食と夕食はご飯とおかず2品で約6元(100円)ほどです。おかずは比較的辛い物が多く並べられています。
 清華大学はサークルや部活の活動も活発で、9月の後半に招新(勧誘会)が食堂の近くで行われました。私はフェンシングとチェスのサークルに入りました。フェンシングは先日活動があり、指導者は清華大学の学生ですが、なんと中国の国内大学選手権の1位、2位なのです。初級クラスということで初回はルールやフェンシングそのものについての説明と実際に道具を着ての実践もさせてもらえました。
 学外活動として、先週末(9月28日)にAIESEC主催の日中学生討論会に参加してきました。そこで、現役の中国の大学生と政治、文化等の話をし、それを踏まえて日中の友好を進めて行く為には個人、企業は何ができるのかを議論しました。彼らの日本語能力の高さと日本に対する興味、理解の深さにおいても驚かされました。(下1‥その時のグループメンバーの写真)
 日本のニュースでも放送されたようですが、9月末の28日〜30日は非常の空気が汚れていました。全体的に靄が掛かったように、数百メートル先は白くなっていて、匂いも普段と違っていたように感じました。しかし、10月1日に雨が降ったおかげで空気は綺麗になり、気分も清々しいです。(下2‥空気が汚れているときの写真も有ればよかったのですが、撮り損ねましたのでまた次の機会に。代わりに雨が降った後の綺麗な清華大学の写真を1枚)
Tsingha2013.10.2-1.jpg
下1‥日中学生討論会のグループメンバー、ちなみに3人とも日本のアニメが大好きTsingha2013.10.2-2.jpg
下2‥空気が綺麗なときの様子、いつもはこの下の駐輪場が自転車でいっぱいです、今日は国慶節の休暇ということで自転車がすくないですが・・・

2013年10月2日

月間報告書(8月)

                    

1. 勉学の状況
 9月10日現在、授業はまだ開始されていません。授業登録は今週末から始まり、授業は来週から始まります。学生証が交付されていないため図書館に入れませんが、図書館の前を通るたびに駐輪場に停めきれないほどの自転車が並べられており、ひしひしと清華大学の学生の勤勉さが伝わってきます。

2. 生活の状況
 日本にいた時にニュースで頻繁に北京の空気の悪さが報じられていましたが、実感としては現在9月時点においてはさほど悪いようには感じませんでした。北京に着いて、まだ一週間も経っていませんが、徐々に朝晩寒く感じるようになりました。現在はキャンパス内の個人が運営しているアパートに住んでいます。清華大学の院生と相部屋です。トイレ・シャワー等は全て共用で、中国人らしい所でシャワーのお湯と水の表示を逆に付けてしまったのに直さずにそのままにしていました。初日はそのせいもあり、水でシャワーを浴びるはめになりました。
 物価としては、食料品は日本よりも安めで、日用品は同じくらいという印象です。水550mlは安いモノで約17円。シーツ、布団や枕のセットは安いセットで約4000円しました。キャンパス内では新一年生が軍事訓練?を毎日しています。

Seika2013.9.10.jpg


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