派遣留学生からのレポート

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ドイツ・ケルン応用科学大学a←ポルトガル・IADE

学校の詳細
最終更新日:2014年7月 4日
工学研究科修士1年 郭 暁健
Code Program

KISD月間報告書6月

1. 勉学の状況

 7月3日で授業がすべて終わり、残すはプレゼンテーションと報告書を提出するのみだ。
主に今まで進んでいたプロジェクトの結果提案部分の製作を中心に行っていたが、1週間のショートプロジェクトも新しく加わり、6月はKISDでの生活の中でも特に勉学に集中できた月となった。どこの学校でもそうかもしれないが、KISDは特に学期末になると全てのプロジェクトのプレゼンテーションが押し寄せてくる。しかもすべてグループワークなのでチームメイトとの時間の兼ね合いなどトラブルも多くなるように思われる。3つのプロジェクトを同時並行したため、進み具合が上手く行かなかったことも多かったが、最終的には完璧ではないが周りの反応を見る限り悪くはない提案できたのではないかと思う。

 3つのプロジェクトの詳細だが、1つ目はロシア人の院生と取り組んでいるDesign interaction、通勤者のための駅構内専用ナビゲーションシステムの提案を行った。なかなか通勤者が抱える、人混みに巻き込まれずに電車に乗りたいという問題に対する解決案が思い浮かばなかったが、結果的に教授にも納得してくれたサービスを提案できてよかった。2つ目はドイツ人の1年生と取り組んでいるDesign Transformation。有名なプロダクトについてリサーチを行い、得られた結果を用いて新しく物を作るという授業だが、教授に納得してもらえる提案物がなかなかできなく、最後にアイデアを受け入れてもらえたのが発表の3日前という事態に陥り大変な授業だった。その分上手くパートナーと素早く動きよいチームワークが築けたように思える。鏡を通したインスタレーションの展示をしたが、パートナーにも見てもらっている人にも楽しんでもらえるものができた。3つ目は1週間の小さなプロジェクトだが、警察を皮肉ったインスタレーションパフォーマンスを深夜の街で行った。どうやらドイツはアート系の活動には寛容なようで、道に文字を書くなど日本では許されないことをしたが、教授もその場にいた警察官もそれを特に咎めることなく。私にとってはなかなかスリリングなプロジェクトとなった。

 授業をすべて終えてみて、私自身も大分西洋人とのミーティングに慣れ、自分のしたいこと意見を明確に伝えられるようになったのではないかと思う。ただ人数が増えるとやはり頭の回転がついていかないことが多く、だんまりしてしまうこともある。ただそれはおそらく言語力のせいではなく単純に意見が出てこないことによるものであるように思われるので、帰国してからはまずは日本語での大人数会議になれることから始めようと思う。

2. 生活の状況

 ドイツが本格的に夏に入ったが、思ったより気温は上がらず17,8℃の日も少なくない。ただ、冷房という概念がないので、たまに暑くなる30℃近くの日は大変だ。それでも幾分東京よりは涼しいので帰国してからの体調管理に気をつけたい。街全体がワールドカップで盛り上がっていて、学校でも生徒達が集まってサッカー観戦をしたり、ドイツ国旗模様の服装、メイクをしていたり楽しい雰囲気に包まれている。留学生活も残り20日を切ったので、荷物の整理などをしながらやり残したことなどじっくり考えていきたい。

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学食のアジアンフェア。東南アジア風の鮭がとても美味しい。


KISD月間報告書5月

1. 勉学の状況
 早くもセメスターの後半になり、続行している授業は佳境に入り、新しい授業も始まった。
今進行している授業はDesign interaction, Design transformation、もう一つ新しく始まったのがHospital hygiene である。KISDはグループワークが非常に多く、グループワークじゃない授業がないぐらいに毎日なにかしらだれかしらとミーティングがある。拘束時間もその分長くなるが、確実に自分の意見をいうスピードがついてきているように思われる。今回は先月紹介できなかった二つの授業の詳細について書きたいと思う。

--Design interaction(コース、毎週木曜18時から20時)
 現在受講しているクラスで唯一マスターの生徒が多くいる授業、ブラジル人の客員教授のItamarが受け持っている。授業の主な内容はユーザー・エクスペリエンスデザイン(UX)についてで、デザインにおいてターゲットが何を求めているのか、どういった行動をとっているのか、それをどう改善できるのかについて講義が行われる。講義と言っても実際の内容はプロジェクトと対して変わらなく、課題に対して順を追って取り組みフィードバックをもらう形式だ。授業の進みは非常に丁寧で、今自分がどこのフェーズにいるのか次何をすればいいのかが明確に説明されている。先生の英語はかなり早く、内容も濃いのでついていくのに苦労はするが、幸いグループのロシア人院生が有能でいつも助けられている。今は通勤者の行動、需要について調べていて、来週からアイデア展開にはいる。グループメンバーが多忙でミーティングがなかなかできない以外に特に困ったこともなく、厳しいがためになる授業である。

--Hospital hygiene(中期プロジェクト、毎週火曜10時から1時、木曜15時から17時)
 セメスターの半分を占める中期プロジェクト、選択肢も多く常時3つぐらい異なるプロジェクトが進行されている。KISD生の学校生活はほとんどプロジェクトを主軸に回っているためか、学生のやる気も他の授業に比べると高いように思われる。今回受講したのはサービスデザインの第一人者Mager教授が受け持っている。内容は病院の衛生について、グループに別れて様々な方向から取り組み、できることを探していくというものだ。今は全部で4グループあり、清掃業者、医療従事者、患者、システムに分かれて問題点を探している段階である。といっても各グループ全く関わらないわけではない。今週実際の病院に行きお話を伺ったり、清掃業務を体験したりする機会があったが、全員が行くわけではないので他のグループからアンケートなり観察ポイントなりを託されてから行くことになる。私は患者のグループに属していたが、病院実習では医療従事者を中心に話を伺う役割となった。しかし残念ながら、会話はすべてドイツ語で行われ、私にできることといえばトイレや玄関に居座り病院に入る時、出る時人は手洗いをするのかという観察をするぐらいだった。まだまだこれからな授業なので来月には結果の報告ができたら良いと思う。

2. 生活の状況
 自分の授業が忙しくなったのと、他の留学生が遊ぶ体制に入っているせいか、疎外感を感じている。いろんな人がヨーロッパ旅行に行くのを横目でみつつ、自分はポルトガルで十分に遊んだと自分に言い聞かせている。といってもやはり遊びたいので、ケルン近郊の美術館にいったり、初めてKISDにいる日本人7人であつまり、日本人会をしたりしている。
ルームメイトが最近あっちこっちに旅行に行っているせいか、いつもの2人暮らしから、旅行者達との3人ぐらいになっている。その代わり家賃は月180€減らしてくれて、私にとってとても美味しい話だ。
留学にきていた千葉大の友人達が続々と留学を終えて日本に帰っているのを見て、自分もあと二ヶ月なんてあっという間だということ実感する。外国での暮らしは今となってはなかなか心地よく、別に帰りたいとは思わないが、そうも言っていられないので後二ヶ月間できるか限りのことをしていきたい。


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↑ニースの美術館。何故か主にアジア系のものが飾られているが、展示方法がかなりシュールである。上の写真は仏像の頭だけを小屋一つに集めて飾っている展示室。

Kisd2014.6.4-2.jpg ←参加したデザイン学会のワークショップ。コーワーキングについてのもので、いろんな人が一緒に何かを作る大事さについて問うものであったが、結果的には年配のデザイナー達とデタラメに発泡スチロールで遊ぶ会となった。



KISD月間報告書4月

1. 勉学の状況
 授業が本格的に始まった。インターナショナルスクールというだけあって、開講される講義は過半数が全英語、週替りで教授らが自分の研究テーマを講演するセミナーもほとんど英語である。学生も教師も英語が非常に流暢で、ポルトガルの時のように何もわからずに苦労することはなさそうだ。今学期私が受講しているデザイン講義は4つ、ドイツ語の授業一つ、更には週に2回のセミナーがある。月から木までびっしり授業が入るなかなか忙しい予定になった。

以下、今受講しているデザイン講義のうち2つの紹介
--Design relation(2週間の短期プロジェクト、毎日朝10時から夜8時前後)
受講人数6人という非常にアットホームな講義、教師も教授というわけではなく博士課程の若い女性なので緊張せずに受けられる。内容は人と機械、人と動物間の二つのテーマを例としてモノとモノの間の関係性を調べていくものだ。2週間という短い間なので非常に早いテンポで授業が進んでいく、最初の2日は関係性をデザインするのに必要な手法の紹介、及び動物園での野外実習。後は最終発表に向けて自分たちのテーマに取り組みながら、更に様々な手法を学んでいく形である。今回私はハンガリー人の女の子と一緒に欧州議会選挙について、人々がより選挙の情報を手に入れやすいシステムデザインに取り組んでいる。欧州議会が何かも知らなかった私にとって非常に難しく取り掛かり難い課題ではあるが、デザインで大きいことを変えるという初めてのチャレンジは非常にやりがいがある。今はリサーチ段階で、インタビューなどを行っているが、こちらの学生の政治に関する関心の高さが伺えて感心することばかりである。来週末には最終発表を迎えるので良いものになるように頑張りたい。

--Design transformation(セミナー、毎週水曜15時から17時)
オレンジ髪のおしゃれなおばあちゃん教授、Uta Brandesが受け持つ授業。受講人数は20人前後。二人グループに分かれて各自与えられた一人のデザイナーとその作品の一つについて調べ、毎週一グループずつ発表していく授業。調べる内容としてはデザイナーの教育背景、デザイン理念、影響を受けた学問などかなり深いところまで調べることを要求される。最終的には一つの作品においてデザイン要件を引き出し、それを用いて自分たちで異なる物を作り上げることが要求される。先週が私とパートナーのドイツ人学生の発表の番だったが、反応は悪くなかったように思える。全プレゼンは30分前後に渡り、長時間難しい話をするのに慣れていないためかなり噛み噛みだったが、同時に流暢に話すことよりもゆっくり伝えることの方大事だと気がついた。
再来週から製作に入るので楽しみである。
2. 生活の状況
 KISDは友達も作りやすく充実した毎日を送っている。今月自分の誕生日だったので、少人数だが友達を家に呼んでご飯食べたり、先週末には日本人主催の寿司パーティー、日本人たちでハイキングしたり、他の留学生たちと美術館や旅行にいったりしている。
先週日本の人気歌手のきゃりーぱみゅぱみゅがケルンにコンサートに来ていて、チケットを譲ってもらったので行ってきたが、彼女のドイツでの人気もなかなかなものだった。ドイツのファンによると日本と言ったら原宿スタイルぐらいには彼女のファッションスタイルが浸透していて。実際会場にいたファンたちも皆可愛らしい衣装を身にまとっていた。今週に入り少し疲れが溜まってきて遊びの誘いを断ったりしているが、もったいないので早く立て直したい。
ドイツのビザ申請は期間が短いせいか思っていたよりも楽だった。申請に行ったその日にビザがもらえた。大きな心配事がなくなってとても良かったと思う。

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寿司パーティーで台湾の友達と
メニューは巻きずし、チラシ寿司、おにぎり、肉じゃが、ラフテイ、ほうれん草のおひたし、ナスの素揚げ、味噌汁、いちご大福、抹茶アイス

デュッセルドルフにあるフランク・ゲーリーの建築 '三人の踊り子'

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KISD月間報告書3月

1. 勉学の状況

 3月の後半から授業がポツポツと始まり、履修授業も決まった。
KISDの授業はワークショップ形式で、一時期に毎日授業がある日もあれば、暇な時期もある。
KISDでは自分の専門を伸ばしたいという意図からサービスデザイン系統の授業を中心にとっている。その他では言語の授業も充実しているので、少しでもドイツ語を学んで帰ろうと思う。
言語の授業はEnglish for design, German for designの二つがあり、両方履修することが可能である。一回目の授業が終わり、デザインとは付いているものの授業の内容として、英語の方はプレゼンなどの言い回し、英語の考え方の紹介。ドイツ語の方は挨拶から始まる基礎ドイツ語講座である。両方共先生がとても楽しい人なので、言語力伸ばせたら良いと思う。デザインの授業はまだ始まっていないので、来月に報告しようと思う。

2. 生活の状況

 3月の半ばには留学生の顔合わせがあり、今期は合計20人足らずの留学生がいるようだ。ただ半数が中国系なので、中国語が使える身としては安心する一方、意識して他の国の人と関わらないと授業外でほぼ英語を使わないことになる。日本人も他大学からの学生を含めると全部で6人いる。ポルトガルの時に比べてかなり精神的には楽になったが、鍛錬にならないのではという心配もある。 
同居人のトルコ人とはなかなか良い関係が築けていて、交代でご飯作ったり、彼女の友達が来た時にはいっしょにお酒を飲んだりしている。お互い過剰に干渉することもなくくつろげる家になっている。
今月は休みが多めだったので、ブレーメンとハーメルンに行ってきた。2つともグリム童話の背景の街として有名な街であり、独自の建築様式を持つ街として有名である。小さな町でケルンからは日帰りも可能である。


上:ブレーメンの音楽隊像
下:ハーメルンの町並み

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KISD月間報告書2月

1. 勉学の状況

 2月の半ばでポルトガルからドイツへと生活の拠点を移し、早くも2週間が経とうとしている。
KISDはファホフシューレ大学の一部に属し、校舎も4つぐらいあるため。最初に学校に行った時はかなり混乱した。今は履修登録の希望を出したり、入学手続きをしたりと新生活に備えて準備をしている最中である。

2. 生活の状況

 ケルンでの住居はスムーズに決まり、今はトルコ系の女性とスペイン人の男性と一緒に住んでいる。場所はケルンの繁華街から一駅行ったところで、学校には少し遠いが、お出かけするにはかなり場所の便がいい。家賃は光熱費込でリスボンが270€ぐらいだったのに対し、こちらは410と少々お高いが、部屋の広さもその分増えていてかなり住み心地がよい。家の管理者はトルコ系の女性だが、彼女は自分が旅行に行くたびに自分の部屋を他の旅行者に貸し出していて、そのおおらかさにとても驚いた。スペイン人の男性もここに長くとどまるわけではないようで、アパートに暮らしていながらもなかなか人の入れ替えが多い生活になりそうだ。

 リスボンと比べるとケルンはかなりの都会であるように思われる。ビルも多く、第二次世界大戦中に街が焼けて建物がかなり新しいためか、窓の密封性がよく、作りもリスボンよりかなり頑丈そうである。実際家にいる時隙間風を感じることはない。奇抜な現代的な建物もあり、街を歩くだけでも楽しい。観光名所のケルン大聖堂は中央駅のすぐとなりにあって、そびえ立つ二つの塔は壮観である。治安はリスボンに比べると多少悪いように思われる。というのは、空港から中央駅についた途端に財布がすられそうになったからだ。気がついたため事無きを得たが、パスポートが入った財布すられていたら今頃どうなっていたのか考えただけでゾッとする。ケルンでスリはどうやらよくある話だそうなので、これから気を引き締めて行きたい。

 2月の終わりから一週間、ケルンカーニバルが行われた。街中の人が仮装をしてお酒を飲みあるいている。職員なども仮装したまま職場に付いていて見ていてかなり楽しい。先日大規模なパレードがあり、ケルンに滞在している千葉大の学科の友達たちと仮装をして参加した。友人のコスチュームが大人気で、よい思い出となった。

パレードの様子

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IADE月間報告書1月

1. 勉学の状況

1月の半ばから学校が完全に終了し、留学生仲間も続々と帰っていく中、テストと次の国に移る準備に勤しんだ。日本からもデザイン科の教授や先輩後輩が来てくださって、充実した月となった。
 
-プロダクトデザイン(BA2年):

最終発表があっという間に終わり、最初から最後まで非常にテンポの早い授業だった。半年間の感想としては、千葉大ではやらないような題材に取り組み新鮮ではあったが、授業人数が非常に多いためなのか、よくわからずに課題を進めてしまうことも多かった。何故か友達から自分の授業評価点数を聞いたが、17か18/20らしく、よくわかっていなかった割には以外に良い点数で驚いた。
 
-インダストリアルデザイン(MA1年):

繰り返し結合を持つパビリオンの設計の最終発表をするはずだったが、前の授業も発表のためか、授業には生徒2人しかいなかったので、延期となった。私は課題だけ教授に提出して家に帰ったが、課題返却にかなり時間がかかるらしくコピーとっておくべきだと後悔した。次回は気をつけたい。
 
-リーダー&ネゴシエーション(BA3年):

チームメンバーが優秀なためか、思っていたより本格的にグループレボートやプレゼンの用意をし、素晴らしくスムーズなグループワークができたと思う。 英語で経営とリーダシップに関するレポートがお題だったが、私達のブループは人間性と統制力の関連性とそのビジネス手法に関するレポートを書いた。正直私にはかなり難しく、チームメンバーに書きなおしを要求されながらもなんとか担当である事例部分と結論部分を書き上げ、プレゼンも無事に終わらせた。書いた文書を後からメンバーのメキシコ人が直してくれて、改めて自分の英語力のなさを思い知った授業となった。これもまた評価を友達から聞いたが、17/20ということらしい。
 
-照明デザイン(MA1年):

こちらの最終課題は6人チームで一つの部屋を与えられた照明器具をつかい、自分たちで物を持ち寄って、店舗デザインをするというものだった。とても楽しかったが、チームメンバーの半数は余り英語が得意ではなく、英語でのディスカッションは不可能だったので、あちらで決めたことを伝えてもらいそれに対して私が追加意見を言うというスタイルを取ってもらった。先月の報告書に書いたとおり、院の生徒達はかなり授業が詰まっていて、あまりゆっくり喋る時間もなくかなりバタバタしたグループワークとなったが、最終的にヴィンテージをお題にした洋服屋をデザインした。報告書ではスケッチの部分を担当した。
この授業でIADEでの授業が最後となった。

照明デザイン作業風景

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2. 生活の状況

 2月からドイツに移り、KISDで残りの半年を過ごす予定だが、国籍の影響もあってビザ審査がなかなかうまく行かなかった。1月の終わりにやっとのことで受理してもらい、発行は2月の14日以降になる。リスボンでの家の契約が15日までなのでかなりギリギリだった。

 日本国籍の方はドイツビザが上陸ビザになるためもっと楽ができると思われる。

 困難だった原因として、ドイツビザを申請する際にドイツまたはポルトガルの銀行口座を所持していなくてはならいが、銀行口座の開設は多くの書類を必要とし、地方税務局や日本大使館にも足を運ぶ必要があった。外国人には非常に煩わしいものであった。ポルトガルで口座を造る場合、ブラジルの銀行で学生口座が解説できると聞いたので、そちらの方は簡単にできると思われる。
ドイツでの住居もインターネットの住居サイトを通じて、ケルンの中心街に決まった。今敷金を振り込んでいる最中だが、まだ届いたという連絡はないのでかなり緊張している。

 休みに入ったので、ポルトガルの世界遺産を回ることにした。自然遺産のシン
トラ、十字軍の街トマールやエヴォラなどリスボン周辺にはかなり古い街が残されている。どれもリスボンから電車で2時間以内なので、ぜひおすすめしたい。他の国の世界遺産に比べるとシントラ以外かなり人が少なく、今の時期になると古城で一人きりのスリルある観光が味わえる。
友達と二人で旅行をし、トマールの広大な修道院をかなり回ったが、観光客は5組もいなかった。

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トマールのキリスト修道院

IADE月間報告書12月

                 

1.勉学の状況

前半の授業が終わり、14日からクリスマス休みに入った。学期末の浮き立つ雰囲気を感じつつ、年明けの課題提出に備えた授業をしていった。
 
-プロダクトデザイン(BA2年):新しく始まったパッケージの授業だが、思っていたより本格的なものであった。小さなポルトガルの電子機器アクセサリー会社のために1シリーズのパッケージブランドを造るという課題が出された。こちらの授業は仮定の話ではなく、本当にコンペにだしたり、企業に使われたりと現実に基づいたものが多いように思われる。やりがいがあっていいなと思う反面、作業時間があまりにも短いのとあまりにも制約が多いので飽きてしまう学生が多いように思われる。
 
-インダストリアルデザイン(MA1年):引き続きパビリオンの設計を行っている。最終調整段階に入り、最終プレゼンに備えて資料の準備をしている生徒もおおい。
 
-リーダー&ネゴシエーション(BA3年):グループワークに入ったが、英語でのディスカッションはやはりなかなか難しい。更にマーケティングの知識が私にはほとんどないため、ほぼ口は挟めない状態であった。なんとかテーマが決まり仕事を分担したが、なかなかうまく作業がすすまない状態である。プレゼンはもうすぐなので、頑張って行きたい。
 
-照明デザイン(MA1年):週に一度授業の前に校外学習の時間ができて、今月は照明会社と美術館を見学した。美術館では展示物でなく、その照明方法に焦点を当てながら、解説をしてくれるので非常に楽しい体験だった。授業中ではさまざまな照明器具を持ってきてくれるなど、照明の手法、例を実際に見せてくれることが多い。そのため授業終了時刻が深夜の12時を回ることもあるが、この授業をとってよかったと思う。驚くことにこの授業が終わった後に、他の生徒はもう一コマ授業が入っているらしい。IADEの院生の授業はほぼ2日間に固められていて金曜日は午後の3時から夜中まで延々と授業をしているようだ。10時間以上授業を受けていることにも驚くが、10時間受けてなんと授業数にして3コマしかないというのにも驚きである。

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照明会社で見た色温度によって異なる物体の見え方の展示

2.生活の状況

 街はクリスマス一色となり、中盤から休みに入ったので、ポルトガル内旅行にいってきた。

 今はリスボンに住んでいるが、一週間かけてポルトガル一ポルトガルらしい村、モンサントと第二都市のポルトに遊びに行ってきた。クリスマス前に旅行をしたため、お店や観光名所は賑わっていたが、24日すぎると一気に街が静になるためこれから年末に旅行をする方は念入りに下調べが必要である。さらに、ポルトガルは冬から雨季にはいるため、12月末になると傘が手放せなくなるが、直ぐに止むことも多いので、虹が見られる確率が非常に高い。それでも晴れた雲ひとつないポルトガルが一番綺麗に思われるので、旅行する方はぜひ冬前をおすすめしたい。

 モンサントは巨石の中に埋もれている村で、交通の便こそ悪いもの、リスボンからは半日でいけるのでぜひともおすすめしたい場所である。バスは一日に一本しかなく、日帰りはできないが、巨石に埋もれた宿に泊まるのは非常に楽しかった。RE社のバスで午後について、翌日の早朝にまた出るといった感じである。早朝のバスを逃すと明日まで待つしかない。

 ポルトはリスボンと同じぐらい大きな都市で、むしろリスボンより綺麗で街が新しいように思われる。坂だらけであるところはリスボンと同じである。物価はいくらかリスボンより安く、気軽に少しいいレストランにはいれてしまう、しかも安くて美味しい。夜ご飯でお酒を飲んでも一人15€行かないと言った具合である。

 ポルトガルのホステルも一泊平均9€からあるので、休みがある方はぜひポルトガル旅行をおすすめしたい。


巨石で埋もれたモンサントの町並み
どこもかしこも岩だらけであった。
建物も岩を活かしながら作ってあって、美しかった。

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ポルトのオレンジ
オレンジをポルトガルと呼ぶ言語が世界では30か国語以上あるらしい、
それほどまでにポルトガルはオレンジの名産地である。

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IADE月間報告書11月

                  1. 勉学の状況

 折り返しにさしかかりテストプレゼンもありつつ、照明デザインの授業が一つ新しく追加されたので、それを中心に報告していきたい。

 -プロダクトデザイン(BA2年):前の課題が終わり、新しくパッケージデザインのプロジェクトが始まった。11月はどんなパッケージがあるかこと細やかなリサーチをチームで行った。リサーチ部分を生徒に任せる千葉に対しIADEは教師が生徒のリサーチにとても多く関わっている。リサーチの方法を学べると同時に非常に単純作業なので飽きを感じる生徒も少なくない。私が所属していたグループは全体的にパッケージデザインに興味がなく、あまり作業に励んでいなかった。

 -インダストリアルデザイン(MA1年):引き続きパビリオンの設計を行っている。教師の要求するレベルに達することができる生徒がいなく、手探り状態になっている。インダストリアルデザインの授業だがやっていることは千葉大の環境デザインに近い。
 
-リーダー&ネゴシエーション(BA3年):テストがあったのでできるだけ勉強はしたが、記述式の英語のテストで、記事に対しコメントを求める問題だった。普段あまりこういったテストを受けることはなかったので非常に回答に困った。 字数制限はないので一つの設問に対し、私は5行だったが、まるまるA4一枚以上埋めて出す生徒も見られたので驚いた。
 
-照明デザイン(MA1年):金曜20:00-22:00、11月末から新しく始まった授業、非常に遅い時間に行われる授業にもかかわらず受講人数は30人以上いる。9割が女性で、活気のある授業である。授業では電気の歴史、作品例など基礎的なことを学びながら、ドイツの照明器具メーカー、オスラムなどからデザイナーを呼び、実践に基づいた話もする。残念ながら授業はすべてポルトガル語で、不運にも留学生は私一人だった。これからグループワークもあるので、大変であることが予想されるができるだけ続けていこうと思う。教師は非常に良い方で英語を使ってくれるが、英語の割合が多いとほかの生徒から文句を言われるので申し訳ないと思っている。


2. 生活の状況

 街には慣れはじめ、友達と遊びに行ったりして、普通の生活が送れるようになったが、英語疲れも起こり始め、少ししんどく感じるときもある。
今回はIADEの学生の食生活について少し紹介しようと思う。
IADEにはカフェテリアがあり、夜の10時まで開いている。

コーヒー、パン、ごはん、フルーツ、デザートなどさまざまなものを売っていて、教職員、生徒といつでも多くの人で賑わっている。コーヒー休憩にくる人が多く、一杯50セントのエスプレッソがよく売れている。(ポルトガルではコーヒーと言うとエスプレッソが出てくる。)

昼食のメニューは日替わりで、スープ、パスタ、パイ、バカリャウ(干しタラ)、肉などが3種類前後並べられている。白いご飯とフライトポテトとサラダはいつでもあるので、毎日米が食べられるという日本人には嬉しい食堂である。べちゃべちゃしているが、おかずはとても美味しい。
学校の前にはマクドナルドもあり、値段はあまり変わりないので学食よりこっちを選ぶ生徒もおおい。 

スーパーマケットは大きくmini precoとpingo doce 2ブランドあって、pingo doceの方が良い品物があって素敵なのだが、カードが使えないのが難点である。日本食が欲しい時は少し離れたところにあるjamboまたはグリーン食品専門店に行く。八丁味噌や醤油が置いてある。お値段はとても高い。スーパーではよくフランスパンのサンドイッチが並べられてあって、よく食べている若者を見掛ける。惣菜を売っているスーパーはあまりないが、大きいデパートに行くと揚げ物やパイが置いてある。デザートは米をカスタード、キャラメルソースに漬け込んだものとパステル・デ・ナタ(エッグタルト)が有名で、どこに行ってもあるが、前者について甘いお米に抵抗があったため美味しく頂けなかった。

 余り外食はしていないが、パスタが常にぶよぶよであること以外は、ポルトガルの食事は基本的には安心しておいしくいただけるものであるように思われた。

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食堂メニュー、ハムとオリーブのディッシュ?中にパスタが入っている。小皿2.9ユーロ

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魚のソテー?サラダは毎日同じ。大皿なので3.9ユーロ


IADE月間報告書10月

                 

1. 勉学の状況

 授業も軌道に乗ってきたので、徐々に忙しくなってきたころである。専門の授業がいま3つ進行しているので内容について以下にて報告をしていきたい。

 -プロダクトデザイン(BA2年):週2回10時から2時、自己免疫性疾患に関する調査を行い、それに対してシンボルトロフィーの提案をする。公募イベントであり、優秀作品は実際に自己免疫疾患団体のシンボルトロフィーとして使われる。調査に一週間、提案に一週間という短期間プロジェクトであるが、いままでこういった抽象的な立体デザインをほとんどしたことがなかったので新鮮みが感じられる。コンセプトの時点まではグループ作業なので、クラスの人と意見を交わしながら楽しく作業ができている。さらに提案を出した後、最終提案報告書、模型の制作を求められるが、報告書は2日、模型の制作期間がわずか半日である。そのため多くの生徒はいままでのラフスケッチをまとめただけの報告書や紙をセロハンテープで貼り付けた2時間の簡易モックを提出している。きちんと制作している生徒もいるので、千葉以上に個人のやる気が大事である。しかし報告書の装丁だけはみな綺麗にしているところは、これから見習っていきたい。3Dの制作を求められるが、実際にやってくる人は非常に少ない。しかし留学する際にはできたほうがなにかと周りの態度も変わり、スムーズに進むことが分かった。千葉と違い主に3DMAXが中心であるが、別のソフトでも特に問題はない。

 -インダストリアルデザイン(MA1年):週1回18時から22時、フラクタル、ジョイント、繰り返しパターンの3つのデザインの基礎要件について学び、4週目にこの3つを活かした簡易パビリオンの設計をしていく授業である。個人作業、少人数制(12人)なので、先生が一人ひとり回って指導をしている。英語中心に使ってくれる方なので気軽に質問もできる授業である。今週パビリオンの設計が最終提案に入ったが、細かい建築要件、材料の制限なども求められるので非常にやりがいのある授業である。再来週からはさらに新しい議題に入っていくのでそれも楽しみである。
 
-リーダー&ネゴシエーション(BA3年):週1回16時から18時、マーケティング学部の授業であるが、留学生科から強く勧められたので受講をしている。主にリーダーとはなにか、リーダーになるためにはと言ったことを講義形式で教えていくヨーロッパらしい授業である。テストやグループディスカッションもある上に、スライド、講義の英語のスピードが留学生基準なので、経済的語彙がないとついていけないことも多い。ポルトガル人は英語のレベルに差が激しく、自然に授業は留学生など英語の得意な生徒達に発言権が回るのでしばしば途方にくれる現地生徒も見受けられる。
 
 MAの授業は夜開始で、帰りが10時以降になるが、バスが12時近くまである上に治安もよさそうであるのでこれから留学する方も夜というだけで削らずに授業の選択肢に入れてよいと思われる。11月半ばからまた3Dデザイン、照明デザインの授業が始まるので、次の報告書で紹介していきたい。

2. 生活の状況

 今回はポルトガル留学にあたって一番の問題であるビザの申請、居住証明証の手続きについて報告をしていきたい。
 
 ポルトガルの留学ビザは最高3ヶ月間しかとることができないので、ついてから居住証明証をとることでビザの延長の代わりにする。その申請方法が、今回私のように知らないと非常に煩雑であるのでここでまとめたい。

1,S.E.F(ポルトガル移民局)に予約の電話をする。電話にでることは滅多にないので、朝一番の8時に電話をかけること。受付はほとんど英語が喋れないので、はっきりとビザの延長をすることと、予約がしたいということを伝える努力が必要である。大体予約が取れるのは1ヶ月後である。ここで諦めて予約を取らずに直接行っても門前払いされるので必ず電話をすること。

2,必要書類3点(原本)、
ほとんど現地で用意できるが、HPなどどこを見ても載っているわけではない。
 −旅行保険の証明書(英文)
 −IADEの在学証明書(日本にいるときにもらったものではなく必ずもう一回留学生課からも  らうこと。ビザ申請に必要なデコレーションと言えばわかってもらえる。この際に必ずIADEに学費を支払う必要はないと書いてもらう。)
 --家の住宅証明証(今回住んでいるlisbon 4uは留学生手続きに慣れていたのでよかったが、家の住所、住む期間、自分の名前、パスポート番号が明記された契約書と、もしも共同住宅でないのなら家主の身分証明書のコピー、公共料金の請求書を用意すること。)
3.決められた日にSEFに出向く、写真、指紋を取り。およそ二週間後にはポルトガルの住民カードが郵送で送られる(予定)また、手続きにおよそ5時間前後かかったので時間の余裕を持たせること。この時にパスポートに記されているビザの期間は変わらないが、ポルトガルを出る際にビザとカードの両方を見せれば問題ない。
一度手続きに失敗すると次の予約はまた1ヶ月後になり、授業にも支障がでるので。ポルトガルに入ってから一番優先的に済ませたいことである。

家のまわりの町並み、坂が非常におおく高低差が激しい土地である。

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ケーブルカー、坂を上るのに便利、他の交通手段としてトラム、メトロ、バスがある
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ポルトガル文化の授業で野外学習の様子。先生が熱心に町並みについて語ってくれる。


IADE月間報告書9月

                    
 
1. 勉学の状況

 授業が始まり、週21時間、6種類の授業を取りました。専攻に関係なくMA、BAの授業から選択自由です。1授業の時間が2時間から4時間と長く、授業も朝の8時から深夜の24時まで開講されているので、選択肢が幅広いです。大半がポルトガル語の授業ですが、ブラジル、スペインなど半分以上の学生はポルトガル語が話せるため、話せないものは先生に個別に教わったりする工夫が必要です。
語学に関しては週2回、4時間のポルトガルの言語と文化を紹介する授業があり、その授業中でリスボンの様々な名所に遠足にみんなでいきます。今週はポルトガルとイスラムの関係を学ぶためにイスラム中国系居住区にいきました。
専門に関しては、専攻しているプロダクトデザインの授業をMAから1つ、BAから1つ、後はマーケティングの授業、ビジュアルデザインの授業、照明デザインの授業と取りました。授業は現地の学生と一緒に受ける形式になっていて、学生は英語が話せない人も多く、留学生が少ない授業を選んでしまうと大変になる可能性が高いです。英語が得意な先生の授業を中心に選んでいますが、BAのプロダクトデザインの授業の留学生が私一人なので、疎外感を感じながらも、声をかけてくれる学生もいるので、これから頑張っていきたいです。

2. 生活の状況

 リスボンは治安がよいためか、繁華街には夜を通して多くの若者が出歩いています。バーのお酒の値段は1ユーロから3ユーロ、特にビールが安いです。学校の近くの駅が繁華街なため、多くの学生は暇ができるとバーにいっています。ヨーロッパ人はお酒に強いひとが多く、ビール1リットル、ウォッカ1リットルを軽く飲んでしまう女性もいるため、一緒に遊ぶときは調子にのらないこと大事です。ポルトガルのビールは美味しく、ジンジニアーと呼ばれる伝統的な甘いお酒も有名です。バーの学生割引も多いので、お酒が好きな方は現地でエラスミスカードを作っておくと良いです。
学校にはアジア人の学生はいない上に、街にも日本人は少ないです。周りの人が同じ国の人達が固まってしまうこともあるので、自分から積極的に声をかけていかないと少々大変です。ただ留学生担当者を始め、ポルトガル人は基本的に親切なので、困っていたらいろいろと助けてくれますが、気も短いので何か聞かれた時は素早く結論を出し、やりたいことがあるときは相手を遮っても自分の意見を主張しなければと会話からおいでいかれます。

以上にて9月分のポルトガルの報告を終わらせていただきます。


月間報告書8月

                    

1.勉学の状況

学校はまだ始まっていませんが、街の人は英語が話せない人が多いため、独学でポルトガル語を勉強中です

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2.生活の状況
 アパートはシェアハウス形式で一人部屋です。7人でシェアしており他の人はEU各地から来ています。最初から家具、シーツなどが備え付けられていて、食器もある状態でした。今回は自分で鍋、食器、シーツなど買い足しましたが、こだわりがなければ買い足すものはほとんどないと思われます。衛生条件は良好です。街のトイレも概ね綺麗です。食べ物は安く、大きいパン4つ0.7ユーロ、水1,5リットル0.8ユーロと生活はしやすいです。
また、来てからすぐにポルトガル移民局(sef)にて滞在許可を行う必要があるが、この手続が非常に煩雑で、役員も英語が話せないものが多くいるため。ある程度ポルトガル語を覚えてからくる必要性をかんじました。


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