派遣留学生からのレポート

フィンランド・東フィンランド大学b

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最終更新日:2014年5月19日
東フィンランド大学
法経学部法学科4年青池聡美

月間報告書5月(最終回)

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月間報告書4月

コチラ(pdf)

月間報告書3月

コチラ(pdf)


月間報告書2月

こんにちは!北欧旅行中の青池です。日本から来てくれた大学の友人と三カ国回っていて、現在デンマークのコペンハーゲンにいます。
今月を振り返っていつものように学習と生活についてご報告します!

◎学習の様子

◉フィンランド語 2 Finnish 2
文法は大体板に付いてきましたが、何しろ語彙力がないので幼稚園児レベルから脱せていません。今月には自分のホームタウンについてのレポートがあるので、東京についてたくさん書いて語彙強化していきます!

◉発音 2 pronunciation 2
英語の文章には上がったり、下がったり、ちょっと上がって下がったり、などイントネーションが付き物。最近の授業では今まで習ってきたイントネーションが入った長い文章の音読をしています。会話の中で意識して使うようにしています。

◉知的財産法と国際貿易 intellectual property law and international trade
こないだテストがあってパスしましたが、納得出来る成績ではなかったので、今月の2回目のテストにトライするつもりです。ちなみにここでは通常3回〜4回ほどテストを受けることが出来、1番いい成績が反映されます。

◉法とビジネス law and business
ポーランドから来ているポスドクの方が開いてくれているゼミです。基本的にディスカッションで、2冊のビジネス本を読んで授業に臨みます。旅行に来る前に、ビジネスに関わる法倫理についてグループで1冊分のプレゼンテーションを担当しました。ビジネスという違った切り口から法律を見つめることで法とは何か?ということに立ち返りつつ、何が倫理的に許されるのか?ビジネスにおける信用とは?などについて考察をしています。面白いです。
今回のグループのメンバーはフィンランド人のマスターの方と、ケープタウン出身の森林学専攻の方。ローにはアジア人が私しかいないので、こんな風に全く違う大陸の人間でグループを組むことがほとんどです。
またプレゼンテーションにもかなり慣れ、その場でアレンジも出来るようになってきました。重要なのは場数ですね。
全く関係ないのですが、ポーランドから来ている人は一癖あるような方が多いようなイメージ。とても陽気な割りに人の話をあまり聞かないなぁという印象‥笑


◎生活の様子

同じアパートに住む10人くらいの交換留学生達とさらに仲が深まり、何かあると一緒にパーティーを開いたり毎日一緒にディナーを食べて団欒したりしています。
固まりがちのフランス人の中でも、他国の留学生と仲良くなりたいという思いで(これは非常に大変だと思いますが‥)1人でその輪を離れて仲良くしてくれるフランスの女の子や、世界中の英語の訛りに慣れていったというイングランド出身のイギリス人、EU内で働き先を見つけようとしているドイツ人、英語圏で更なる留学を目指す台湾人、EUの交換留学制度を利用してバカンス気分で来たルーマニア人などなど。
他にも、ボーリングで出会ったロシア人の子と仲良くなってイベントに誘ったり誘われたり、ロシア語を学んでみたりもしています。
きっと帰ったらこの環境が恋しくなるのだと思います。学校で一緒に勉強して、フィンランド語の大変さに文句を言いつつ、一緒に夜ご飯を食べる生活が。後悔しない様に、毎日楽しく過ごして交流を絶やさないようにしたいです。

◎英語の勉強

帰国後すぐにTOEICとTOEFLを受験予定なので、この間勉強を始めました。特に就活にも使うのでTOEICをやり始めましたが、ビジネスで使用する英語に特化しているため、こんな使い方もあるんだ、という発見もあり、英会話で使えるなぁと考えたり楽しいです。
私は留学中、いわゆる高校時代のような英語の勉強はあまりやっておらず、楽しくインプットしようと思って音楽を聴いたり本を読んだり、特に映画やドラマを英語で見ることが多いのですが、時折これなんて言うんだろう?って思ったら書き留めて確認したりすることも多いので、単語帳を持っていって集中的に単語をインプットするのも大切だと思います。

◎北欧旅行
ヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲンを日本から来てくれた友達と一週間旅行しています。北欧三カ国、似ているかと思いきや街並みも人も少しずつ違って面白かったです。
私はフィンランドに留学している身分のくせになんですが、この三カ国ならスウェーデンに訪れることをお勧めしたいです。物価もヘルシンキよりはストックホルムのほうが低い気がしましたし、割と大きな都市なのでショッピングも飽きずに楽しめます(H&Mの本店もストックホルムにあります!)。外国人がいてもあまり気にしないような雰囲気もあります。
デザインの凝らした家具や小物、ブランドなどたくさん見てきて幸せでした。日本語でストレスなく話すのも久しぶりで楽しかったです。明後日にはヨエンスーに戻ります。

長くなりそうなので、今月はこの辺で!

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コペンハーゲンの王宮にて、衛兵交代

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ストックホルムにて可愛い小物探し

月間報告書1月分

こんにちは!1月は慌ただしく過ぎ去ってしまいました。先月致しました報告通り、12日まではヨーロッパ旅行をしており、授業の始まる13日にまたこの寒いヨエンスーに戻ってきました。少しづつ日も伸びてきて、旅から戻ってきた安心感もあってか、気分よく過ごせています。

・勉学の様子

今期取る予定の授業のリストです。(単位数)

Pronunciation 2 (1), Finnish 2 (4), Intellectual Property Law and International Market (6), Internal Market Law (5), Law and Business (seminar) (5), Seminar on International Dispute Settlement (5)

現在は語学の授業が定期的にあり、「知的財産法と国際貿易」のクラスを受講しています。

法律の授業は授業数が少なく、自習やグループワークの時間が多いため、毎朝学校に来る習慣を維持するために(寒いので億劫になるのです)英語の発音とフィンランド語の授業も引き続き受けることにしました。

 フィンランド語は英語でいう前置詞の代わりに15パターンにも言葉の語尾が変わる(case endingsが15個ある、といいます)ので、文法だらけで気が遠くなりますが、今回も頑張ってついていこうと思います。前期から一緒に受講している友人たちと「なんて辛いんだ」と嘆きつつ慰めあっています。

 発音の授業は息抜きのような気分で受けていますが、なかなかためになります。お気に入りの授業です。ずっとテキストはイギリス英語だと思っていたのですが、アメリカとのミックスでした。面白いです。

 知的財産法と国際貿易のクラスは、講義を受けてからその内容について各グループが報告とプレゼンをし、皆で話し合うという形です。知的財産法の国際条約;TRIPS条約に関連した訴訟を主に扱い、知的財産法内での権利衝突に焦点を当てています。主に「シャンパン」に関連した担当分のプレゼンテーションが5日にあるのでちょうど今準備しています。(これ以上話すと長くなりそうなのでやめておきます。)

・生活の様子

前回の報告書では、年越しでイタリアのヴェネチアにいました。その後、セルビア、イギリスと渡って、ここフィンランドに帰ってきました。セルビアあたりは面白かったので少しその様子もお話しします。

 まずなぜセルビアかといいますと、先学期の私のお隣さんがセルビア人で、セルビアがなんて素晴らしい国かということを数か月間かけて力説してくれたためでした。彼の友達の家に泊まらせてもらいましたが、あまりにも日本人が珍しいので彼らにとって宇宙人を迎えるような気分だったようです。イタリアからの移動だけでも一苦労でした。首都ベオグラード行きの電車がないのです。夜中の2時半に夜行バスに飛び乗り、ベオグラードまで約10時間。そこから彼の故郷の町までさらにバスで2時間。陸路でEU圏内を超えた(クロアチアとの国境)ために、バスを降りて検問を通り、パスポートに判が付きました。

 しかしセルビアは良かったです。ビールも1ユーロで飲むことができ、食べ物は美味しく人も優しく、とても温かい国でした。大学の教養レベルにもなるとみな英語が堪能で、日本とヨーロッパの比較の話、交換留学の話、将来の話など、ステイ先の人たちやその友達(日本人が珍しかったようで集まってきました)とたくさんお喋りをして夜を明かしました。プラハからイギリスへの飛行機のために一泊しかできませんでしたが、帰りに私にチリソーセージとチーズのサンドイッチを大量に持たせてくれ、泣きそうになりながらまた来てね、と言ってくれたステイ先のお母さんの顔は忘れられません。

 イギリスはスコットランドの首都のエディンバラに行きました。実は去年の2月に千葉大学の短期プログラムでエディンバラで言語調査をするという授業があり、今回は再訪問でした。その際お世話になったホームステイ先にお邪魔して、再会を喜び合いました。ここで刑事事件を扱う裁判所に見学しに行ったのですが、当時殺人事件が起こったばかりで、その事件の傍聴をすることができて興味深かったです。傍聴した内容は証拠確認を延々と、という感じでした。裁判官が中世のカツラをかぶっていたことに一番びっくりしましたが。

 丸々1か月間の旅を終え、なんだか一回り図太くなったような気がします。足を捻挫したり(自然治癒しました)、ホステルに泊まったために服が少しなくなったりはしましたが、無事帰還できたのが何よりです。自分のやりたいこと、将来のことを考える時間を多く設けることができ、目的(人に会う、おいしいものを食べる、観光もほどほど)もおおむね達成出来たので、万々歳です。

 ヨエンスーに帰ってからは、アイススケートをしたり、少しパーティーに出たり、おむかいさんと料理をしたりして楽しんでいます。新たな住人や友達も増え、交流もさらに活発になっているところです。時折無性に家族と日本食が恋しくなりますが、留学生活も早いものであと4か月、気を引き締めて頑張っていきたいと思います。
以上です。

P.S今期は日本から友達が遊びに来たり、就活用のTOEICを他国で受験する予定なので、何回か小旅行をする予定です。ですが今現在の感想としては、もう旅行は1か月間もするものじゃないですね(笑)

月間報告書 2013年12月分


あけましておめでとうございます!


秋学期が終わりました。
まだ成績が出揃ってないのですが、可以上の5段階と不可の成績評価で、受けた授業は全てパスして平均すると3といったところでした。勉強方法なども掴めてきたので、来期はもっととれるように頑張ります。


12月13日から丸1ヶ月、ヨーロッパ旅行をしています。
目的は人に会うこと、現地の美味しいものを食べること。観光も程々にすること。
行き先は、ドイツのベルリン、ドレスデンチェコのプラハ、オーストリアのウィーン、イタリアのヴェネチア、セルビアのノビサド、イギリスのエディンバラです。


主に一人旅ですが、フィンランドで出来た韓国の友達と一週間くらい一緒にドイツを旅したり、プラハ出身の友達にプラハ案内+家お泊りの至れり尽くせりツアーをしてもらったり、
はたまたホステルで部屋が一緒だったロシア人や中国人と飲みに出かけたりと、人との触れ合いが多くとっても楽しい旅です。
列車待ちのちょっとした時間に隣に座ってたケニア人とお喋りして盛り上がったり、こう振り返ると国籍もへったくれもないですが、これが旅の醍醐味かなぁなんて思います。


先日イタリアのヴェネチアで年越しをしました。
同部屋だった女の子達と一緒に街に繰り出し、カウントダウンをして花火で盛り上がりました。
その後は野外ライブのような盛況で、数時間ダンスをしましたが楽しかったです。
ちなみにクリスマスはプラハでした。プラハのクリスマスツリーは私の中で一番でした。写真を載せます。


太陽万歳!美味しい食べ物万歳!
の毎日です。
もちろん冬のヨーロッパ、曇りが多いですが、それでも日が5時くらいまであるというのは助かりますね。
食事についてはフィンランドの食事がまずいわけではないですし、パンとベリー類は大好きですが、ウィンナーとビールはドイツやチェコが圧倒的においしかったです!国によってハムの味も少し違うようです。イタリアのハムは優しい味ですよ、なんとなくまろやかで。
ベルリンでは日本料理店でラーメンも食べたのですが、美味しくて感動しました。やっぱり日本はグルメ大国ですよ。悲しきかな私の舌は20歳そこそこにしては肥え過ぎてます。


旅行中は友達を作ってお喋りしたり、気ままに歩いて写真を撮って、屋外カフェでぼーっとしたり、読書したりしています。精神力回復、という感じです。
就活についても根本から考えたり、自分の方向性を見直したりしています。環境を変えるっていい事だなと感じています。


英語に関して考えたことを二つ程。
この旅行中に'英語どこで習ったの?'とか'全然分かるわよ、うまいじゃない'、なんてネイティブ含め出会った人に言われることが嬉しくも度々あったのですが、おそらく (日本人にしては) というカッコがあったに違いないと思います。私、ものすごく見た目が日本人らしい(少なくとも東アジア)ですし、観光地はカタコトの英語を話す人が多いと思いますし。
あと5ヶ月でそのカッコもなくせるように努力したいと思います。


それと、この旅で英語を話すことへの遠慮的なものはほぼ無くなったかなと思います。日本人がいなくて日本語喋らないから当たり前なんですが。笑
留学中、どこにでも日本人留学生はいると思いますが、気をつけるべきは日本人同士で助け合うことは必要だけれども、英語を話す機会を減らすような関係を作らない、ということに尽きると思います。個人の意識次第ですが、留学当初なんか私は物理的にも避けていたと思います。


新学期は1月9日からですが、フィンランドには授業が始まる13日に帰ります。
しっかり休んで楽しんで、来たる新学期を迎えたいと思います!

プラハのクリスマスツリー

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ヴェネチア

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月間報告書 11月

フィンランドに留学に来てからもう3ヶ月が経ちました。今セメスターもそろそろ終わりです。

[学業の様子]

Comparative law:比較法
エッセイが3回、プレゼンテーションが2回、テストが1回あり、2週間ちょっとで詰め込まれていたので、11月の半分はこの授業のことを考えていたと言っても過言ではないほど大変な授業でした。その理由は、比較法はpraticalに学習すべきだから、らしいです。

ある事件を自国の法律から答えを導きだし、その違いの由来やバックにある考え方を考察していくという課題・Legal traditionsを学び(Civil law, Common Law, Chthonic Law, Asian Law, Islamic Law etc)、それらの法的概念を具現化し比較する課題・知的財産法に関する論文を読み、比較法的観点から分析する課題で、後ろふたつはプレゼンもあったので体力を使いました。

死刑についても扱いました。ヨーロッパ各国は死刑廃止制度をとっているなかで、日本は国民の強い支持に支えられて維持していますが、ヨーロッパの学生は「人間の命は何があっても第一に守られるべきものだと思う」とコメントしていて、ハンムラビ法典的な日本人の考え方とはやはり異なるのかと感心しました。ちなみに討論で扱った事件は日本のもので、ちょっとどきっとしました。

Law and Internet:法とインターネット

10月から続いている授業で11月前半に終了しましたが、インターネットの利用とその監視における個人のプライバシー権についてのcase analysisが12月頭に最終提出なので、現在頑張って加筆中です。

Finnish 1:フィンランド語

語彙が全然ないので会話は出来ませんが、幼稚園生レベルには読めるようになってきたかなと思います。フィン語はすごく論理的に作られている・話されているなと感じる日々です。12月はJoulkuu、クリスマスはJoulu、サンタクロースはJoulupukkiです。可愛いですよね。テキストで確認していないので合っているかどうかは定かではないです。

[生活の様子]

11月終わりに誕生日を迎えたのですが、なんと比較法のホームテスト(パソコンで24時間いないに回答を作るというもの)が同日にあり、泣く泣く夜中に終わらせました。もう2度とパーティーに行った後に課題をやっつけようとはしないと誓います。友達にたくさんおめでとうと言ってもらえた楽しい誕生日でした。

他はというと、トランペットを吹いて(コンサートもありました)、時々パーティーに誘われて遊びにいき、就活の情報収集をしたり、新しい料理にチャレンジしたりしています。

英語についてですが、頭の中で考えたことを脳が英語にするよりも先に喋ろうとしてしまう時があるのと、使う単語が少ないために複雑な事が言えなかったりするので、もっと語彙や語法をインプットしてアレンジして使えるように練習しなきゃなと思っています。法律を学んでいるアジア人が交換留学生だとどうやら私だけのようなので、来期はクラスの中で良い刺激剤になれるように頑張ります。あと、良い機会なので冬休みの旅行中、暇な時間は英語の勉強にあてようかなと思っています。

毎回言っている気がしますが、耳はけっこう良くなったと思います。授業でのリスニングがけっこう役にたっているなと思う事はあります。あと文全体のイントネーションもpronunciationのクラスで改善したなぁと思うところで、日常会話で言った事が通じなくてもう一度繰り返すことがほとんどなくなりました。分かりにくい事言ったなぁと思ったときは言い直したり説明したりもしています。
勉強も、もっと喋れるようになるぞ!という気持ちも両方大事だなぁと再確認する日々です。

こないだ12月に就活が解禁になり、web上でエントリーを開始しました。生の情報が得られないのが非常に残念ですが、ここでも可能な限り情報収集をして、帰国後の活動につなげていきたいです。
来週からはラップランド旅行、ヨーロッパ周遊旅行が待っていますので、来月にはたくさんご報告できるかと思います。
では今月はこの辺で。

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10月分月間報告書

1:学業の様子

Finnish 1: 簡単な疑問文や、「お腹すいた」が言えるようになりました。あと数時間後に中間テストなので(!)頑張ります。
Introduction to European and International Environmental Law: 先週の金曜日に期末試験がありました。ヨーロッパ法を学ぶのは初めてだったので、指定された参考文献と合わせて、易しい英語で概要をつかむのに某Googleさんに大変お世話になりました。パス出来たと思います。特に言及すると、フィンランドの森林対策はEUの中でも郡を抜いているようで、EUの対策に合わせると逆に低レベルになるとか。EU法では、対策方法は各国に任せてresultだけ設定するなんて方法が主流だそうです。あと、こっちの人は環境対策について誇りを持っていますね。

Law and Internet: 教授の英語が聞き取りやすいと思ったら、合衆国に留学経験のある方でした。やはりアメリカ英語に慣れているのだなと。それに商法、知的財産法など私の興味のある法分野の担当だったので、この教授の授業を続けて取る事にしました。来月には比較法の授業があります。インターネットクライムについていくつかcaseを取り上げ、学生同士で刑や罪について議論しました。日本でいう憲法の表現の自由とプライバシー権の対立などに当てはまると思うのですが、こちらでは地方裁判所もそのような事件の管轄権があるようです。日本ではアメリカの裁判所の動向に目が向きがちですが、こうやってバランスよく世界を見渡せるような勉強が出来るのは、日本人にとってヨーロッパで勉強する魅力の一つだと思います。そしてどんどん開拓されていく分野ですね。面白いです。

2:生活の様子

かなり落ち着いてきました。最近は慣れてきたのかそこまで寒くなく、だいたい0から5度くらいを推移しています。雪も降ったり降らなかったりしています。アパートの人達や、クラスメート達との交流が毎日を楽しくしてくれています。
他にも友達の誕生日パーティーで料理を作ったり、チューターさんとラーメンを作ったり、フィンランド人友達とコーヒーを飲んだり(食べて飲んでばっかり...)。
最近よく思う事なのですが、自分の「意識」でかなり環境が変わってくると思います。自分がどうやって英語を使って人と関わろうとするのか、などの小さな事から始まって、どんな将来にしていきたいかなんて大きなことまで。
そしてちょうど就職活動を本格的に始めようとしている時期なので、将来のことを含めていろいろと考えているところなのですが、ずっと「与えられてきた」環境から抜け出して考えた結果、何をしたくて何を選ぶかが自分の中で明確になってきました。ここに来たのも自分の意思なのですが、各国の留学生と交流していろんな考え方に触れて、さらに「日本人が日本で大学を出て就職をする」という道がどういう事なのかを外から見ることが出来るようになったというか。これは大きな収穫だと思います。

交換留学を考えている方、その気持ちを大切にしてあげてください。英語力の向上だけじゃなく、自分次第で本当にいろんなことが変わってきます。行く、と決めちゃえば時間もお金もどうにかなるので(就職も基本的に2年までなら遅れても大丈夫ですし、奨学金もあります。政府も来年度から留学生への補助金を増やすとか)、是非。

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9月月間報告書

              
1. 学業の様子

 9月の第2週から授業が始まりました。あまり取りたい授業がなく、現時点で既に始まっているものは、Finnish1とIntroduction of Finnish Legal system,とEuropean and International Environmental LawとPronunciation 1です。

 Finnish1: 1年間滞在する交換留学生向けのフィンランド語の授業です。挨拶、数字ときて、今は動詞を学んでいます。この動詞が厄介で変格がとても多いので、主語に正しい動詞をくっつけるのに必死になっているうちに今セメスターが終わってしまいそうです。一通り自己紹介ができるようになりました。

 Introduction of Finnish Legal System: 私が登録した留学生向け法コースの必修授業です。フィンランドはcivil law体系でありながら、common lawの特徴もいくつか持っていたり、特別裁判所が4つほどあったりと、日本との比較をしていくのがとても面白かったです。地方裁判所に見学にも行きました。こじんまりしていました。日本との比較を含めたessayが課されているので、1年時の裁判法の授業で見学しにいった東京地裁を思い出しつつ(こんなところでまた役立つとは思いませんでしたが)書こうと思います。

 European and International Environmental Law: ちょうど時間が空いていたので取った授業でしたが、環境系のマスターコース生の必修授業だったらしく、Asian exchange studentは私だけでした。はじめにEU LawとInternational Lawにおける環境法の立法方法や、当事者は誰か、などについてざっくりと学んでから、Discussionを交えつつ地球温暖化・エネルギー関係の法律について理解を深めています。教授の英語がかなり速く、聞き取るのに不自由はないのですが、分からない単語があって調べたり書き取っていたりすると講義にまた集中し直すのに時間が取られてしまいます。聞き取って書き取る動作のスピードをあげたいです。来週にはpresentationが、今月末にはexamがあります。

Pronunciation 1: 英語の授業を取ろうと思って見つけた1時間の小さな授業です。アナウンスを聞いて、リピートして、自動録音されて自分の声を後でもう一度聞く、というものです。ここでもフィンランドのpractice重視の質の高い英語教育を肌で感じています。留学前から分かっていたのですが意識しないで喋ると未だにthの発音がおかしくなります。気をつけます。

 フィンランドの教育現場について:1ヶ月間フィンランドで授業を受けた感想を書いておきたいと思います。教育設備がとても充実しており、教授のメールのレスポンスも異常に早く、学びたいと思う人には機会がたくさんある印象です。形式的には、1〜2週間の集中的な講義で知識を身につけ、レポートを書き、1ヶ月以内にその授業のテストを受けるのが通常です。決まったテスト期間がないのは世界でも珍しいらしく、日本人を含めて交換留学生がみんな驚いているところです。講義が全くなく、指定の本を読んでテストに解答するというbook examというのも存在します。これには「自習に毛が生えたものでしょ」とかドイツ人留学生が愚痴を言っていましたが。


2. 生活の様子

 気候:冬です(フィンランド人曰く、秋)。紅葉がきれいです。今、窓からも黄色とオレンジ色の木々が見えています。気温はほぼ常に5度以下で、日本の12月頃の格好をしています。でも湿度が低く、日差しが暖かいので、死ぬほど寒い、という感じではないのがせめてもの救いです。前回の報告書で言っていたブーツもこの間買いました。歩きやすい茶色のロングブーツで、生地がウォータープルーフです。寒くなると中にふわふわの中敷きを足すのよ、とお店の人が教えてくれました。

 アパートの様子:週に一度くらいの頻度で各国の料理を作り合うというちょっとしたイベントがあり、スペイン、日本、イタリア、と続きました。来週はドイツ+オーストリアの料理が食べられそうです。日本食の日には、日本からの交換留学生たちと一緒に寿司・日本カレー・卵焼き・お好み焼きなんかを作りました。日本食が好きな人が多くてびっくりします。お隣さんのセルビア人の子と仲良くなり、たくさんセルビアの良いところ(主に食べ物)について教えてくれたので冬休みのヨーロッパ巡りの際にセルビアも訪れることにしました。既に食い倒れの旅になりそうな雰囲気がしています。

 サークル:小学・中学生の頃にトランペットを吹いていたのですが、突然再開することにしました。小規模の吹奏楽サークルです。メンバーは皆フィンランド人で、私との1対1の会話以外フィンランド語で行われるので今のところ全体練習で何を言っているのかさっぱり分かりませんが、数字だけ聞き取って演奏しています。幼い頃にやったものは不思議と体が覚えているもので、あまり衰えてなかったのでびっくりしました。来月には定期演奏会があるので、頑張ります。

 Language cafe: 平たく言うと皆で集まって語学力を鍛えよう!の集まりです。英語のグループに参加しています。最初の会合が先週ありました。違う大学に通っている友達が新しく出来、楽しく英語を喋る機会が増えてとても楽しいです。

 Finnish friend program: 日本に交換留学していたフィンランド人の女性の方とお友達になりました。日本語を頑張って喋ろうとしてくれて、なんだか嬉しいです。「日本人であること」に興味を持ってくれるフィンランド人の人がとても多いことにここで少し触れておきたいと思います。なにやら私の顔がものすごく日本人顔をしているようで、突然話しかけられることも多いです。この間友達とカフェテリアで昼食をとっていたら、現在の日本の首相についてどう思うかと隣に座っていたフィンランド人(おそらく教授)に聞かれました。私の回答が日本人一般の回答と取られると思うと責任重大です。これは特殊な例だと思いますが、文化、経済、日本語について興味を持ってくれる人が多いのは確かです。ちなみに近くのスーパーには、日本の人気漫画の翻訳版(かなり最新のもの)が普通に並んで売られています。

Internship:自分のやってみたいことや日時などについて会社との交渉がうまく行けば、こちらでインターンシップに参加しようと思っています。履歴書を書いて、斡旋会社に送ったところです。

 留学生ではない日本人:日本の会社から大学に研究者として来ている日本人の方とたまたま知り合うことが出来、今度お会いすることになりました。てっきりこの小さい町には交換留学生しか日本人がいないと思っていたので驚きました。このような偶然の出会いを大切にしていきたいと思っています。

 英語:最後に少しだけ英語の話を。リスニング力は結構あがっているようで、聞き取りづらかった各国独特の訛りも慣れて気にならなくなりましたし、仲良くなったイギリス人の子の英語もかなり分かるようになりました。後は出来るだけたくさん英語を話して、次あたりの報告書で「やりましたスピーキング力が著しく向上しました」と胸はって言えるように頑張ります。


 という感じで自分の興味のあるままに動いて参加していますが、今のところかなり順調と言えそうです。このまま過ごしてやりたいことができるのかと一瞬不安に思ったこともありましたが、後ろ向きの姿勢は何も生まないと思い、外に出て友達と喋って勉強して遊んで...そんな毎日の中ではたくさん発見や驚きがありますし、そういったことが自分を見つめ直すきっかけにもなります。そして振り返って考察したり反省したりする時間を持って、新しく起きたこと・学んだことを自分の中できちんと消化していきたいと思います。日々邁進!以上ヨエンスーからでした。

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大盛況の日本食パーティーの様子
寿司用の米と卵焼きが見えています。

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先週末に行った人参狩りの一風景


月間報告書8月

1.勉学の状況


まだ何も授業が始まっていないので、英語のことを書きます。


 リスニングについて。世界各国から来るノンネィティブの留学生と話す機会に恵まれますが、やはり各国独特の発音があり、うっすら聞いていて右から左に理解できるという感じではありません。私の英語に対して相手も同じことを感じているとは思いますが。あと1ヶ月もすれば慣れると思うので、気楽に構えてはいます。反してフィンランド人の英語はかなり聞き取りやすいです(日本と同様に母音が多い語族だからか、またはかなりネィティブに近い英語だからかもしれません)。


 スピーキングについて。前期の間はかなり時間をとっていましたが、7月あたりから出発直前まで、テストやインターンに追われてあまり練習できなかったことを嘆いています。ただ意思疎通はほぼ問題ないと感じます。


 英語の勉強について。授業が始まっていないのでなんとも言えませんが、法律英語は単語帳でも作らなきゃいけないかなと思っています。リスニングを強化しようと思います。


※フィンランド語は、数字と挨拶と「ねむいです」が言えるようになりました。授業は始まっていませんが、友達に聞いて語彙を増やしています。「うー」とか「あー」とかの発音が本当に難しいです。


2.生活の状況


 こちらについてすぐ、友人のサマーコテージにお邪魔しました。もう自然最高!フィンランド最高!となるほど、いいところでした。湖が静かで、日差しも柔らかく、雲が近くて、針葉樹林がずっと続いていました。


 住んでいるアパートは、川のすぐ側でいい眺めです。ただ、ホテルを改造した(している?)建物なのでまだ色々と建設中なのが悩めるところです。到着して10日ほどですが、着いてから4日後に共有キッチンができ、これもみんなで共有するはずの洗濯機はいまだに出来ていません。昨日、部屋の中に鍵を忘れるという大失態をおかしてしまい(ホテルのドアなので一度閉めると鍵なしで開けることが出来ません)、セキュリティーに電話をして廊下で2時間まちぼうけをしました。


 という感じで、自然を楽しみつつ、あろうことか先進国でサバイバルを経験している状態です。


 留学生についてですが、この留学生用の建物にはスペイン人がとても多いです。ヨーロッパ各国から来ていますが、スペインの割合と元気さは他に類を見ません。その分とっても楽しいですが。日本人もかなりいるようです。千葉大からは私と松本くんだけですが、関西の大学からかなり来ているようで、ここはSpainJapanだ、なんて揶揄されています。おそらく固まって動いているからさらにそう見えるのだと思います。


 学校はオリエンテーション中です。ヨエンスーの町は人口7万人とあって広くてびっくりしています。写真に写っている建物は大学の一部です。


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 お世話になっている千葉大の先生方や友達に到着報告をしました。日本は残暑が厳しそうですが、ここでは既に最高気温が17度程度です。とっても涼しくて快適ですが、そろそろブーツを購入しにいきます。冬日が少ない東京生まれ東京育ちの自分にとっては、もうマイナスになると何をしても寒いと思うので、マイナス30度の極寒を楽しみに、短い夏の終わりを迎えたいと思います。




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