派遣留学生からのレポート

ドイツ・ハイデルベルク大学

学校の詳細
最終更新日:2014年8月 1日
ドイツ ハイデルベルク大学
千葉大学文学部国際言語学科4年佐藤麗

月間報告書7月


1.勉学の状況

 七月の最終週でテストが全て終わり、帰国に向けて準備を進めています。
 テスト終了後の成績証明書の受け取り方について、気を付けた方が良い事が多いので書かせて頂きます。

 テスト当日にScheinと言う書類に名前などの必要事項を書いて提出すると、これがテストの結果と共に返って来ます。このScheinが戻って来るまでの期間ですが、一週間~最長で一ヶ月程度かかります。受講した全ての教科のScheinが集まったら、これを交換留学の担当のコーデネイターの先生に提出します。コーデネイターの先生が各国の大学に通用する成績証明書を作成してくれます。これには更に一月以上かかるとの事で、各国に郵送になるそうです。

 Scheinの発行時期は本当に差があり、収集にこれほど時間がかかるとは思いませんでした。この為、帰国日の早い日本人の友達の多くは全てのScheinを提出出来ずに帰る事になってしまってます。対策としては帰国日の遅い友達や次の学期から来る後輩に回収を頼む、学内便でコーデネイターの所に直接送って貰うように頼む、などですが、確実ではなく大変そうです。これから留学の為に飛行機を予約する方は、授業終了日直後の帰宅は避けた方が良いようです。

2.生活の状況

 学期が終了し、留学生の友達が一人、一人と帰って居なくなってしまう今の時期は本当に寂しいです。メールやフェイスブックで繋がる事は出来ても、今までは毎週のように会っていた友達に国が違えばもう二度と会えないのかも知れない、と思うと不思議な感じがします。

 留学に来て予想外だったのは、アジア人の友達が増えた事です。今まではヨーロッパ文化にばかりに興味があり、中国や韓国はとっつきにくい、近くて遠い国でした。しかし、異国では食べたくなるものも、カルチャーショックを受ける所も、(白米が食べたい、ラーメンが食べたい、公共の街中でカップルがオープンにしているのが信じられない......などなど)たくさんの共通点があってあっという間に仲良くなりました。外見はそっくりな事もあって、背の高い西洋人が多い中では、アジアの人たちを見付けるとほっとします。ニュースを見る限り、日本は右傾化し、東アジアとの関係は悪化しているように思えます。もし戦争が始まったら、私たちが殺し合いをする事になるのか......と言うような深刻な会話を身近に出来たのは本当に良い経験だったと思います。友達が居なかったら、私も自分の国の状況に深く考えず、戦争をいつまでも過去の事だと思い続けていたかも知れません。

 まだまだドイツが名残惜しく、もう直に留学が終わるという実感もありません。もう残り少なくなってしまった留学時間を、精一杯楽しもうと思います。


月間報告書6月

1.勉強の状況

 テスト期間に突入しました。夏学期にも感じた事ですが、テスト勉強と言うのはドイツでも日本と余り変わりありません。復習をし、分からない所は先生に聞きに行き、暗記をし......と言った感じです。
図書館はこの時期、いつも人でいっぱいです。 今回、私はプレゼンテーションやレポートは無く、筆記のテストだけなので、七月の中旬までは静かな所に篭って勉強を続けようと思います。
 
2.生活の状況

 ワールドカップが始まりました。ドイツはビールとサッカーの国だと思われがちですが、この時期は本当にそうだと思います。大学の学食では大きなスクリーンが広げられ、ビールが二倍近く値上げされ、沢山の学生が集まり、日々お祭りのような雰囲気です。

 そしてドイツの試合の日、うっかり授業が重なろうものなら、ドイツ人はほとんど授業に来ません。大変潔く、「来週の授業日はサッカーの試合があるので来れません!」と宣言して本当に来ないのですが、最初は人が居ない教室に驚きました。(テスト前なのに......)ドイツの大学生は基本的に凄く真面目ですが、サッカーについてはまた別のようです。試合中は街が静まり返り、テレビを観て居なくても何が起こったのかすぐ分かる程、ゴールする、される度に歓声や悲鳴が上がります。

 私は当初サッカーについては全く知らず、街が煩くなったり、授業が休みになったり、普段ドイツ人の友達とタンデムをしている学食が閉鎖されたり、ビールが値上げされるのを迷惑に思っていました。しかし、ドイツ人の友人に誘われてサッカーを観るようになり、今ではドイツの優勝を楽しみにしています。(7/2現在)現在はドイツが勝っているからか、本当の会場では無いからか、フーリガンのような危険なファンの姿はありません。日本学科のドイツ人が真剣に応援してくれるので、今まで興味の無かった日本のサッカーも応援するようになり、何だかサッカーそのものも好きになって来ました。ワールドカップの時期にドイツに来る事が出来たのは本当に幸運だったと思います。

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サッカーの試合中の学食の様子です

月間報告書5月

1.

 先日、語学コースでの発表が早くも終了しました。冬学期の発表は発音が悪い為に伝わらず、ボロボロだった記憶があるのですが、今回は少しマシになったような気がします。これでドイツ語と、恐らく中国語の授業の単位は安泰です。

 ハイデルベルク大学は留学生が多い為、[Deutsch als Fremdsprache]という留学生向けの授業の学科があります。私が受講している中では、冬学期の「会話」と今学期の「語彙」がこれにあたります。この学科の授業は留学生でも比較的単位が取りやすいようです。しかし、余りに留学生が多い為、通常25人程度の受講制限に対して常に60人以上の応募があり、抽選が行われています。また、授業は講師の方が実習生で専門性は低く、こればかり受けているとあまり留学先で勉強している気がしないかも知れません。しかし、専門の講義ばかり受けて単位を取るのは至難の技......となると、留学前に千葉大学で単位を揃えていて良かったと思っています。


2.生活の状況

 講義での体験修道院の話題に興味を持ち、5月の最終週は、バンベルクの付近にあるAbtei Maria Frieden 女子修道院に宿泊して来ました。今までドイツに来てから行った旅行先で、此処が最も私の好きな場所になりました。

 修道院は最寄の駅から徒歩一時間程、小さな村の中にあり、周囲を畑に囲まれています。広くて眺めの良い部屋と三食おやつがセットになって、一晩30€程と破格です。食事は修道院の農場で採れた野菜やお肉がたっぷりと出て来て、修道院のイメージよりもずっと豪華ですし、ドイツで食べた料理の中で最も美味しかったです。シスター達も親切で、ただ居間に座っているだけで「珈琲淹れましたよ」「今林檎をもいで来たけどどうですか」と細々世話を焼かれ、散歩に出ようとすると「自転車貸しますよ!」「もう行くんですか?ケーキが焼きあがりましたよ」と大変な厚遇でした。おばあちゃんの家に遊びに行ったかのような状態ですが、そんなおばあちゃんが16人も居ます。修道院には閉鎖的なイメージもあったのですが、こちらはお話好きな陽気な方も多く、沢山のお話を聞けました。

 滞在中はこれと言って定められた事は無く、私はシスターについて回り、お手伝いをさせて貰ったり、お菓子を貰ったり、お土産を貰ったりして過ごしていました。ミサは一日に五回あり、参加の義務はありませんが、間近で解説を頂きながら見学が出来るので大変為になりました。
こちらの修道院は戦後に設立された新しいものです。パソコンもありますし、中世そのままの生活と言う訳ではないと思います。修道院がある近隣の村々も有名な場所ではありませんが、古くからの家を大切に保存しており、BIOの農作物を作る事に力を入れている事もあって、農場の丘から眺める風景は、この辺りは中世から変わってないのではないかと感慨深く思いました。

 夏学期が終わった後のお休みには、また一週間程此方に滞在しようと今から計画しています。

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修道院で過ごした際の様子

月間報告書4月

1.  4月に入り、夏学期が始まりました。今期は「聖書考古学」「異文化神学」「教会史」「近代史入門」「語彙」の授業、ドイツ語のクラスの他に、新しい試みとして中国語の語学コースを受講しています。元々外国語で外国語を学ぶ事に興味があったのですが、前期は語学コースの抽選に漏れてしまい、今期で漸く挑戦出来ました。実際に授業を受けるまではドイツ語にも自信が無く、本当についていけるだろうかと心配していました。しかし、言語コースはスペインやフランス、タイなどドイツ語が母語では無い生徒も多く、漢字を知っている分私にとっては分かりやすくもあり、ついて行く事が出来そうです。  肝心のドイツ語の方は半年経っても余り上手くなった実感が無く、焦っています。残り3ヶ月程、気を引き締めて取り掛かろうと思います。 2.生活の状況  旅行先での事ですが、今までで最も身の危険を感じたトラブルに、日本人の間で巻き込まれたので紹介したいと思います。 今回、ギリシャに友達の友達である面識のない日本人女性を含めて旅行に行きました。出会った当初から旅行中にかけても不機嫌な方で、本来であればこの辺りで警戒を強めるべきだったと思うのですが、相手は日本人女性の留学生と言う事で私にも油断があり、具合が悪いのかな?程度に思っていました。ギリシャでは会計時に割り勘が出来ない場所も多い為、私たちは飛行機は⚪︎さん、ホテルは××さん、というように手分けして予約しており、のちに清算をする予定でした。しかし、ストライキや遅延による予約のキャンセルや返金が多く、一時的に全員の手持ちの現金が少なくなってしまいました。その為か、旅程を3日残す夜に突然、今すぐ清算をします、金返せ、その財布の中身全部で足りる、と詰め寄られ、私の財布の中身の30ユーロ程度を全てむしり取られそうになりました。実際30ユーロでは清算に足りないことを説明し、相手が舌打ちして黙った隙に鞄を持ってその場を離れました。詰め寄る際の目付きなども尋常ではなく、真っ先に疑った事が薬物中毒だった事もあり、本当に怖かったです。 その後はすぐに清算を済ませて財布に触る口実を与えないと同時、二人きりになる事を避け、貴重品の管理をしっかりした為、これ以上の被害は出ませんでしたが、楽しい筈の旅行が緊張感あふれるものになってしまいました。ドイツに無事に到着した後、その方は挨拶なども無く気付いたら居なくなっており、本当に××大学の○○と言う紹介通りの方だったのかも怪しく思っています。 旅費が安くなる事もあり、留学生同士では気軽に誘い合って旅行に行く事も多いようです。しかし、日本人だからと言って簡単に信用しないこと、知らない人とは旅行をしない事は矢張り重要だと思いました。

ドイツの4月30日は、「ワルプルギスの夜」というイベントがありました。古来は魔女が集会をする夜の事を指し、ハルツ地方では実際に魔女や悪魔の服装をした方々が集まるそうです。ハイデルベルクでは、哲学の道の更に上方、山中の戦時に作られた演説場に大学生が集まり、夜通しパーティをしていました。本番は夜中の12時から(!)との事だったのですが、街灯もない山中、街まで山道を徒歩30分...と言う事もあり、私達は10時頃には引き上げました。ナチス時代に作られた演説場で、何故かタイの僧侶風の格好をした人たちの太鼓に合わせ、焚き火を囲んで何語か分からない歌を歌ったり踊ったりする...と言うコンセプトが不明の楽しいイベントでした。ハイデルベルクは宗教色が薄い為か、ファッシングと言いハローウィンと言い、本来の目的を忘れた無国籍風のイベントが多いように思えます。

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ハイデルベルクのワルプルギスの夜というイベントの様子

月間報告書3月

1.
 3月中は完全にお休みで、大学には通っていません。その為、今回はドイツ国内やヨーロッパを旅行して分かった、これから留学する方のお役に立ちそうな情報を書かせて頂きます。
私が4月までにドイツから旅行した国は、アイルランド、アイスランド、イタリア、スイス、フランス、ベルギー、チェコ、モロッコ、バルト三国です。

移動

列車:ドイツ国内の移動はDeutschBahnによって網羅されています。時間にもほぼ正確で、券売機では無料で経路の検索・プリントアウトができ、便利さに関しては日本の上を行くかも知れません。(DB:http://www.bahn.de/p/view/index.shtml)欠点は運賃が高価な事です。
バス:ドイツでは最近私バスの運行が解禁になりました。バスは便数こそ列車よりも少ないですが、圧倒的に安価です。トイレも付属している事が多く、長距離の移動もそれ程大変ではありません。ハイデルベルク駅からはMeinfernbus(http://meinfernbus.de/)やFlixbus(https://www.flixbus.de/)が運行しています。
飛行機:ヨーロッパの格安航空券は列車よりも安価な事があります。留学生が良くお世話になるのはRYANAIR(http://www.ryanair.com/)で、フランクフルトからローマまで15€、ギリシャまで30€、と言った信じられないような値段が提示されています。ところがRYANAIRの使用する空港はメインの空港から離れている事が殆どです。ハイデルベルクの最寄はFrankfurtHahn空港です。フランクフルトと名が付いているものの、フランクフルトからは20km近く離れており、列車も通っていません。(この件で訴えられた事もあるそうです)専用バスで行くしかないのですが、このバスは一日に三本程度しか無く、往復36€必要です。そして到着した見知らぬ国で僻地の空港に到着すると......、とデメリットを挙げるとキリが無い為、利用はお勧めしません。キャンセルは全て不可、トラブルや質問などでオペレーターに電話すると、有料です。私は今まで3度利用し、利用する度に使うんじゃなかったと後悔しています。
この他にも格安航空券を巡るトラブルについては、ドイツの消費者センターにわざわざ専用の項目が設けられている程多いです。(http://www.vz-bawue.de/home)
また、航空券を予約するにあたっては、代理店のホームページを通さずに直接航空会社のホームページから予約する事をお勧めします。トラブルの一例として、私が一度利用したE-dreamsというサイトでは、クレジットカード決済をした後に「このクレジットカードは使えない。以下の口座に130€を振り込め」と言う旨のメールが来ました。しかし、これを不審に思って検索した所、このサイトは料金の二重盗りで悪名高く、カードからも引き落とした上で銀行にも振込みをさせる手口を多く使うとの事でした。すぐにキャンセルしたものの、キャンセル料金を引き落とされてしまいました。航空会社から直接購入する形であれば、ここまで悪徳ではありません。
その他、AirBerlinやEasy Jet 、German wings 、Finnairなども格安です。

ホテルの予約

普段はBooking.com(http://www.booking.com/index.ja.html)を利用しています。安いホステルもヒットしますし、日本語のオペレーターの方がいるらしく、質問やトラブルの際の対応が日本語でもあって早い為です。

通貨

基本的にはクレジットカードが一番便利です。
ドイツに留学すると、家賃の支払いなどの為にドイツの銀行に口座を持つ必要があります。ヨーロッパではドイツの銀行のカードをATMに入れると、その国の現地通貨がすぐに手に入ります。ただし、レートはその場では分かりませんので、緊急時向けです。

2.生活の状況

 ドイツに来た日本からの留学生が苦しめられる事の一つに、郵便事情があると思います。
冬学期を終えた所ですが、ドイツでの生活は快適、ドイツ人は大抵の人はとても親切です。しかし、郵便だけは8割の確率で届きません。まず、きちんと住所を書いても、
1:住所不定扱い(原因不明)になり、国際大型郵便局留めになる
2:運良く届けられても、不在の場合「隣人に預けました」と見知らぬ人に渡される。誰に渡されたのか分からない為、大型の寮に住んでいると見付けられない。親切なドイツ人も、預かった人がわざわざ渡しに来てはくれない。
3:税関預かりになる。税関まで受け取りに行かなくてはならない。受け取りに行くと課税される。中身が自分の服や家族からの差し入れだと、正確な総額が不明な為、結構適当に課税される。

今まで私が経験したのは以上の三点です。いずれにせよ、一週間以内に気付かなければ送り返されてしまいます。国際便の送料は高額です。対処法としては、必ず追跡番号を受け取り、日本郵便またはドイツDHL(
http://www.dhl.de/de.html)のページでこまめに確認する事です。双方の結果はかなり食い違いますが、どちらを信用するべきかはいまだに良く分かりません。
ちなみに国際郵便だけが信用出来ないのではなく、ドイツ国内での通販や郵便もまんべんなく届きません。一番良い方法は、郵便を利用しない事です。

これからドイツに留学に行かれる方の参考になれば幸いです。


月間報告書2月

1.勉学の状況

 春休みの三月中は、夏休みと同様に大学主催の語学コースに参加する予定でいました。一月の始めに申し込んでいたのですが、参加出来るかどうかなかなか確定せず、二月の第三週になってから新入生が多い為にコースに参加する席がもう無い、と言う連絡が来てしまい焦りました。もっと早くに確定していれば他の予定を入れられたものを......と言う思いもあり、夏学期から留学している学生が春の語学コースに参加する事はお勧め出来ません。

2.生活の状況

 二月後半~三月四日まで、ヨーロッパ各地では様々なカーニバルが行われています。私はイタリアのヴェネチアのマスクカーニバルと、ドイツのRottweilのファッシングを見学して来ました。
ヴェネチアのカーニバルは、期間中決まった日以外はパレードなどがある訳ではありません。特設会場でライブが行われている事と、観光客を主とする仮装者をサンマルコ広場周辺で見る事が出来ます。それでも衣装などは非常に豪華で、ただでさえ綺麗なヴェネチアがより一層華やかに見えます。
 ドイツのファッシング(カーニバル、ファスナハト)はケルン、マインツ、デュッセルドルフが三大名所のようなのですが、今回はドイツで最も古いカーニバルの形を残すというRottweilのカーニバルを見学しました。Rottweilはシュヴァルツワルドにある小さな町で、町の人が総出でパレードと演奏を行います。パレードでは、木製でウールの縁飾りがある独特の仮面を被り、愚者、紳士、女性、老人、など仮面ごとに設定されたキャラクターで行進します。
馬に模した人を鞭で叩いて町の外に追い出し、冬を追い払って春を呼び込む事を暗示していたり、
動物の尻尾や鳥の羽を飾った衣装、イスラム風の衣装や、子供が呪文の歌を歌うとお菓子をくれる......等々、風変わりで異教的な雰囲気がありました。
 カーニバルの期間中は、全体的に変な格好のドイツ人が増えます。文字通りの変な格好で、着ぐるみやゴスロリ、サムライやニンジャも居ました。プロテスタントの町であるハイデルベルグはそれ程大掛かりなパレードは行わず、変な格好の人たちが大騒ぎしながら呑むイベントのようです。
 この報告書を清書している午後十一時、突然私の寮の前の広場でオーケストラの演奏が始まりました。カーニバルはキリスト教会の祭事だったような気がしますが、日本のクリスマスと同じぐらい俗化している楽しいイベントのようです。


写真はRottweilのカーニバルの様子です。

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月間報告書1月

                    

1.勉学の状況

 冬休み明けからすぐに1月はテスト期間で、気付いたらあっという間に一月が過ぎ去っていました。冬期、単位を取る事が出来そうなのは、ドイツ語コースと、ドイツの社会問題についてのÜbungの授業です。

 講義(Vorlesung)のテストは今回は見送りました。それと言うのも、テストの受け方が思いの他ややこしくて分かっておらず、申し込みが間に合わなかった為です......。

 参考までにお書きしますと、ドイツ学学科では学期が始まる前にそれぞれの授業に登録し、試験が近くなってからはインターネットでテストの受験を申し込みます。テストは受けず、授業だけ出席している学生も多いです。神学部では、自分で期日までにホームページから証明書を印刷し、その証明書に教授からサインを貰い、サイン入りの証明書を持って当日直接テスト会場に行く形になります。ちなみに日本語学科では、申し込みは無く、授業の最終日に全員テストを受ける事になるそうです。

 学科によってこんなに違うとは思いませんでした。夏期には講義のテストにも挑戦してみるつもりです。

2.生活の状況

 冬休み中はアイスランドに旅行に行きました。日本からは遠いアイスランドですが、ドイツからは飛行機で三時間程度です。名前程気温が低い国では無いものの、風が非常に強く、ツアーが中止になったり、外に出れなくなったりと、北の果てらしい大変な土地でした。中世文学の『サガ』『エッダ』が見たくて行ったのですが、一般公開されていなかった事、オーロラが見れなかった事が残念です。展示によればアイスランドの文明は近世まで大陸から300年程の遅れがあったらしく、現在の立派な街からは想像できません。滝や雪原の眺めは本当に美しかったです。物価は高いですが治安は良く、珍しい旅行先でもあるので、留学時に行くには良い国だと思います。私の故郷の北海道にも似ていて、懐かしい気持ちになりました。

 また、1月には私の誕生日がありました。ドイツでは誕生日パーティは本人が催す習慣です。準備中は何となく違和感がありましたが、この形式だと、忘れられて誰にも祝われない...と言う最悪の事態は避ける事が出来ます。色々な国の友達が祝いに来てくれて、楽しい誕生日を過ごす事が出来ました。

写真はアイスランドの雪原と、私の誕生日パーティの様子です。

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月間報告書12月

1. 勉学の状況

12月はクリスマスが近付くにつれ、休講が増えていきました。
私は言語史を学ぶつもりでハイデルベルク大学を志望したのですが、一度名高いハイデルベルク大学の神学部の授業を受けてみようと空きコマに講義を入れた所、これが思いの他興味深く、面白く、また卒論に役立ちそうだったので、継続して受講していました。神学部の授業は、「中世教会史」「新約聖書解釈」を受講しています。そして神学部の教授は神父様や牧師様である事が多い為、クリスマスの時期はミサやイベントなどで大学にはいらっしゃらないのでした......。講義の続きは教会のミサで聞く事が出来ます。

 中世文学に興味があると、よくザンクトガレン(St.Gallen)という地名を目にします。ザンクトガレン修道院収蔵、ザンクトガレン版、などなど。休講の多い12月は、スイスにあるこのザンクトガレン修道院を訪れました。てっきりバイキングに襲われないような山奥にあるとばかり思っていたザンクトガレンですが、チューリッヒから1時間程度の街中、ハイデルベルクからも6時間程度の行きやすい場所にあります。図書館や修道院付属教会もバロック形式で美しいです。更にジュネーブのボドメール美術館では、グーテンベルクの42行聖書や、ニーベルンゲンの歌の写本、イギリスのカンタベリー物語の写本、解体新書にギルガメッシュ叙事詩の破片など驚くような貴重な古書を見る事が出来ます。今、チューリッヒではカール大帝の特別展が行われているのですが、ザンクトガレン修道院から送られて来たベネディクト修道会の規則書など、授業のスライドで良く見る本が実際に展示されていました。ドイツ学や歴史、言語史をを勉強しておられる方には、スイスに行く事をお勧めします。ドイツ語も通じます。
 
2.生活の状況

 クリスマス、年末はどちらもハイデルベルクで過ごしました。24~26日にかけて全てのお店が閉まり、殆どの学生が故郷へ帰ってしまう為、ハイデルベルクは閑散としますが、教会で行われるミサが大変興味深いものでした。ハイデルベルクの旧市街にある観光名所の二つの大きな教会、聖霊教会とペーター教会はどちらもプロテスタントです。見た目ではどの教会がカトリックかプロテスタントか、全く見分けがつきません。

 24日の深夜に参加した聖霊教会のミサで驚いたのは、説教台に上がって説教をしてくださった方が女性だった事です。最初に「ここに上がるのが女性でごめんなさいね」と冗談を飛ばして笑いを取っていたので、珍しい事ではあるようですが、説教台に女性が上がれるものとは知りませんでした。聖歌隊の方々も普段着です。意外な差異では、プロテスタントのミサでは十字を切りません。
25、26日は世界遺産にもなっているシュパイヤー大聖堂のミサに参加しました。司祭様や聖歌隊の方、子供たちは中世のような衣装を着ており、入堂行列から印象が違います。また、献香などの儀式も多く、目で見て楽しいミサです。
クリスマスのミサは荘厳な雰囲気で、聖歌も美しく、カトリック、プロテスタント、どちらに参加しても良い経験が出来るように思いました。

 静かな印象のクリスマスとはうってかわって、31日は大変に賑やかです。ドイツでは普段は花火が禁止されているようなのですが、年末のこの時期だけは売りに出されます。この花火と言うのが、日本のような手持ちの花火ではなく、打ち上げるタイプの轟音と光を発するタイプです。31日の12時になると、人々は好き勝手にあちこちでこの花火を打ち上げます。特に私の寮のある旧市街では大騒ぎですでした。打ち上げ花火を個人が好き勝手に上げて危なくないのか?と思われるかも知れませんが、危険です。年明けから15分で救急車が急行して行くのを3台も見ました。ぼんやりしていると火花やビール瓶が飛んで来ます。こんなに治安の悪いハイデルベルクは始めて見ました。

月間報告書11月

1.勉学の状況

 冬休みを前に、授業では単位を修得する為のテストや課題についての説明が増えて来ました。
私も早速Übungというゼミのように実践的な授業の一つでレファラートを作成しました。これは、ドイツの社会問題についてレファラートを作成し、小グループでディスカッションを行う授業です。レジュメやスライドは上手く出来たと満足していたのですが、実際に発表となると緊張して詰まってばかりで、まだまだドイツ語が話せないのだと再確認しました。

 ドイツ語の授業ですが、教授の説明は半分ぐらいしか聞き取れていません。教科書による予習復習と、それに授業中のスライドが助けです。特にドイツ人の書く筆記体は読めないので、スライドという文明の利器には本当に感謝しています。

2.生活の状況

 先週、思いがけず歯が欠けました。渡航前に念入りに歯の治療をしたつもりだったのでにショックでしたが、OSMAに通訳家の方を派遣して頂き、無事に治療して貰えました。詰め物が取れた部分にまた詰めるだけで、大事にはなりませんでしたが、165ユーロかかりました。虫歯で歯が欠けた訳では無いので、事故扱いになれば保険金が下りるそうですが......。 

 ハイデルベルクではクリスマスマーケットが始まっています。街中がお洒落になり、毎晩屋台が賑わって、本当に楽しい雰囲気です。

月間報告書10月

1.勉学の状況

 大学の授業は、講義を3つ、ゼミナールを1つ、語学のコースを1つ履修しています。あと2つゼミナールを履修する事を考えていたのですが、人数制限の為くじ引きで落ちてしまいました。

最初は余裕のある時間割になったと考えていたのですが、実際に授業を受けてみて、これぐらいのコマ数で丁度良かったと思っています。ドイツ語の聞き取りが不十分で教授の説明を分かっていない為、授業について行くには予習、復習が欠かせません。
ドイツ語の会話力が無い為、タンデムパートナーを探して日本語学科の掲示板に募集記事を貼らせて頂いた所、たくさんのメールを頂きました。タンデムパートナーを作るのは今回が初めてです。何を話せば良いのか分からず最初は緊張していました。ですが、応募してくれたのは年齢も趣味も同じ女の子ばかりで話しやすく、友達が増えたという感覚で、タンデムの時間を楽しく過ごしています。

2.生活の状況

 急に気温が下がったので、体調を崩して3日程寝込みました。ものもらいと熱が出てしまったものの、WGの先輩が薬を分けてくれて、医者には行かずに済みました。薬局へは行ったのですが、同じ症状を同じ店で説明しても、店員によって医者の診断が無いと薬が売れないと言う人、あっさり薬を売ってくれる人がいて、混乱します。もう医者に行くような事態にはなって欲しくないです。

Wgの人達や同じ学生の人達は本当に親切で、積極的にパーティなどにも誘ってくれるのですが、私のドイツ語が拙い為、中々会話出来ない事が残念です。
また、ドイツ料理に不満は全くないのですが、先日ハイデルベルクから二時間程のフランス領ストラスブールに出かけた所、フランス料理の余りの美味しさに今月最もカルチャーショックを受けました。

月間報告書10月

1.勉学の状況
 九月末で三週間の語学コースが終了しました。
10月からは大学の授業も始まりますが、まだまだ聞き取りや会話が充分に出来ない状態なので、授業の他にも引き続き語学コースにも通う必要があると感じています。
夏休みが終わり学生が街に戻り始めた為、今はタンデムのパートナーを探しています。

2.生活の状況
 事務手続きが上手く行かず、右往左往しています。
一ヶ月かけてようやく銀行口座を開きましたが、いまだに現金を引き下ろせません。ビザの習得までもまだ時間がかかりそうです。到着してから一ヶ月経ちましたが、終了していない事務手続きが沢山あります。
28日にはHeidelberg Herbstというお祭りがありました。Altstadt全体を使った大きなお祭りで、町のあちこちでライブやコンサートが聞けました。中世の様子を再現した市場なども出て、興味深かったです。私の寮は観光地にあるので、なんと寮の真ん前がロックのライブ会場になってしまい、爆音で窓ガラスが割れるのではないかと心配しながら夜を明かしました。
ゼメスターチケットを使うと無料で沢山の観光地に行く事が出来るので、観光好きの人には本当に良い環境だと思います。

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入寮時の私の部屋(今はもう私物でかなり雰囲気が変わってしまいました)

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部屋の窓から見たお祭りの際の写真

月間報告書 (9月)

1.勉学の状況
 現在は留学生向けの語学コースに出席しています。聞き取り能力と発音に難がある為、コースの途中でB1→A2とレベルを変更するように勧められました。授業は簡単になりましたが、周囲とのコミニュケーションが英語ばかりになる為、英語力ばかり上昇している気がします。ドイツ語で話す→通じない!英語で言い直す→分かって貰えた! を繰り返しているので、10月からの大学の授業についていけないのではないかと、自分のドイツ語の能力には大変不安を抱いています。

2.生活の状況
 快適に過ごしています。特に、私に割り当てられたWGはAltStadtの観光地の真ん中にある、建物そのものが歴史的な価値のある寮でした。外観は素晴らしく、室内は清潔、自室からの街の眺めは最高です。勿論、古い寮なのでネット接続がない、床が傾いている、観光地で夜中まで煩い、などの欠点はありますが、一緒に暮らしている学生の方々も親切で、この寮に住めただけでもハイデルベルクに来て良かったと思っています。
 7日には三十年戦争の時にハイデルベルクがフランス軍に陥落した事を記念し、城と橋を燃やして花火を打ち上げる豪快なイベントがありました。こう言うイベントを楽しむ事が出来るのも、観光名所でもあるハイデルベルクならではだと思います。


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