派遣留学生からのレポート

フィンランド・ラップランド大学

学校の詳細
最終更新日:2013年5月 7日
 

ラップランド大学 教育学部4年(4月)

MOI8ヵ月が経ちました。

 

生活の様子

 気温はプラスになり、雪は溶け始め、日本の春とはかけ離れているものの、こちらもようやく春らしくなってきました。フィンランドもサマータイム制を利用しており、331日に時計が1時間早められたのですが、それからというもの、日照時間が一気に長くなったように感じられ、時差ぼけしてしまったような感覚が離れません。朝は6時に日が昇り、夜は10時近くまで明るく、友達の家で話が盛り上がり、「そろそろ暗くなってきたから帰ろうかな」というと実は10時をとうに過ぎていた、なんてこともしょっちゅうです。こんなにも環境の変化が激しい地でたくましく生きているフィンランド人に感心せずにはいられません。

 あっという間に帰国の日程が決まり、留学生活にも終わりが見えてきました。帰国日を告げたにもかかわらず、「(私が帰国したあとの日程で)○○へ行こうって誘おうとしちゃった」と言ってくれた友達、私が1年限りの留学生だということをすっかり忘れていて「秋はいつ戻ってくるの?」と聞いてくれたホストファミリーもいて、本当にうれしい限りです。最近は、私がフィンランド料理が大好きだとしょっちゅう言っていたこともあって、「日本に帰ってからもつくれるように」と彼女らが作り方を教えてくれ、一緒に料理して楽しんだりもしています。こういう人のつながりは帰国後も大事にしていきたいと思うとともに、残りの日々も大切に過ごしたいと思います。

 また、今月の頭に私は誕生日を迎えたのですが、その際もルームメイトがこっそり企画していたようで0時ぴったりに無理やり起こされキッチンへ行くとフラットメイト勢ぞろいで、歌にケーキにカードに、とサプライズでお祝いしてくれたのも、とてもうれしかったです。ルームメイトにも恵まれました。

 留学へ来る前は「自分1人で何ができるか試したいから、留学へ行く!」と変に意気込んでいた私ですが、振り返ってみるといつも助けてくれる人がいて、周りの人が機会を提供してくれる、そういうことの方が多い留学生活になっていました。「あれもやってみたいこれもやってみたい」と来た当初から周りの人にぺらぺらしゃべっていたのがよかったようで、それがどこかで誰かに伝わって「(私が)-やりたい、って言ってた、って聞いたんだけどやる?」と声をかけてもらうことが多く、小さなことから大きなことまで9月に言っていたことが今になって実現した、ということもあり、言っておいてよかったな、とつくづく思っています。「人」に感謝してばかりの留学です。

 フィンランド語で「ありがとう」は「kiitos(キートス)」ですが、日本語より軽い感じで使える気がしてすごく好きです。たとえば、買い物に行き会計をしてもらったときに、店員、客双方が「kiitos」と言います。ありがとう、だけでなくスーパーでは、入店直後の「Hei(こんにちは)」から始まり、「kiitos」そして店を出る時の「Hei Hei(またね)」まで、一連の流れで自然にあいさつが交わされています。日本の日常を考えると、スーパーに入って店員さんに「こんにちは」なんて挨拶する人も、会計後に「ありがとう」と店員さんに言う人も、帰り際にわざわざ「またね」と声をかける人も、なかなか見かけない気がしますが、こちらでは私も当たり前のように挨拶していて、言わないのは逆に失礼な気さえしています。帰国して逆カルチャーショックを受けるのが今から楽しみです。

勉学の様子

今月はFinnish for foreigners4(フィンランド語4Teacher's professional and personal developmentを受講し、9月から半年以上をかけて受講してきたフィンランド語もついに終わりを迎えました。会話力としては本当にまだまだですが、来た当初より確実に分かる単語、文が増えたことは実感しています。「フィンランド語なんて勉強してどうするの」とまわりにも言われ、自分でもなんでこんなに労力を割いているのか、と疑問に思ったこともありましたが、フィン人との会話の中で、たとえ英語での会話であってもフィンランドの固有名詞で、説明するのが難しいものがでてきたときに、私が知識として知っていたことで説明の手間が省け、より深い会話ができた、ということも1度や2度ではなかったので、「大好きなフィンランドを知る」ための1つの手段として、勉強してきたことは無駄じゃなかったな、と胸をはって言えます。

Teacher's professsional and personal developmentは、今までの自分の母国での学校生活、フィンランドの学校での観察、実習経験から学んだこと等「学校」に関する自分の経験を振り返り、驚き、疑問、関心などを話し合いながら共有するという授業です。これまで何度も小学校を観察させてもらい、自分の目でみて考えて整理するということはたくさんしてきたのですが、それを他の人と共有して意見を言い合う機会はなかなかなかったので、とてもよい機会となっています。受講者も4人という少人数で意見も言いやすく、楽しみながら受講しています。

そのほかこちらの小学校へボランティアとして来ている日本人の方に声をかけていただき、1週間ほど小学校の観察、お手伝いなんかもさせてもらいました。見ず知らずの留学生にもかかわらず、学校の先生方も生徒たちも皆あたたかく迎えてくれたことに感激したとともに、1日の学校生活の流れを自分の目で見ることで、また新たな気付きを得られることができ、とてもよい経験になりました。

決まった枠組みに沿っていれば、なんとなく無難に進んでいける日本の学生生活と違い、自分でなんでも選択、決断、実行していかなければならないこちらの生活は、自分次第でいくらでも楽をすることも、頑張ることもできます。頑張りたいとなれば常にエネルギーが必要で、精神的に疲れてしまった時もありましたが、残り2カ月弱、ここで歩みをとめることなく有意義な日々を過ごしていきたいです。

では、MOI MOI

 

ようやく雪が溶け
春らしい気候になりました
気温は0度から10度ほど

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日本料理 X フィンランド料理
日本代表のすし
フィンランド代表は
マッシュポテト&ミートボール

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手作りおやつ

左上 pulla(菓子パン)
右上 korvapuusti(シナモンロール)
左下 mustikkapiirakka(ブルーベリーパイ)

コーヒーを愛するフィン人にとって
pullaは欠かせないコーヒーのお伴


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