派遣留学生からのレポート

フィンランド・ラップランド大学②

学校の詳細
最終更新日:2013年2月 5日

月間報告書


法経学部3


○勉学の状況

 1.春セメスター開講!

  クリスマス休暇の旅行から帰ってきて3日後、さっそく新しい授業が始まりました。秋セメスターでは、フィンランドでの生活を満喫しすぎてあまり授業を受講しなかったので、今期は気持ちを入れ替えて、興味を持てる授業を1つでも多く受講しようと思います。

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          大学附属の図書館。個別ブースの数が多い!

 2English: Reading Comprehension, International Relations and Politics

  国際関係学・政治学専攻の学生向けの英文読解の授業です。クラスは15人ほどで、私以外はみなフィンランド人です。授業では、いかに効率的に専門書を読み進めていくかに重点を置いて、それを達成するための手段・方法を学びます。具体的にはスキミングやスキッピングなど、日本でも聞いたことがあるようなものですが、「なぜそれらを使うと良いとされているのか」を強い説得力を持って説明してくれます。また、先生は民主主義と称してそれらについて受講者全員に意見を求めます。スキミングについてどう思うか、スキッピングについてわからないことはあるか、といった内容です。

 方法論を学んだあとは実践です。毎回の課題は、6-10ページ程度の国際関係学・政治学に関する記事を読んでくることです。次の授業の冒頭では、きちんと要点を把握できているかを確認するために、その記事についてディスカッションを行います。記事の内容は、「Gender Understandings in IR theories」や「World Without Islam」などです。

 ディスカッションの時間では、フィンランド人は日本人と同じでシャイだから......と、どのように議論を交わすのか興味を持っていたのですが、日本人とは大違い。多くの人が教授から発言を求められる前に自ら進んで意見を述べています。発言の内容も深い専門知識を感じさせるようなものばかりで、フィンランドの学生の意識の高さを実感しました。

 この授業は単位取得の際に評定は与えられず、PassまたはFailで成績が付けられます。

 3Introduction to Finnish Law

 秋セメスターで比較法の授業を受講しようと考えていたのですが、授業に先生が現れなかったため、この「フィンランド法入門」の授業がフィンランドで初めての法学の授業になります。

 しかし、さすがに入門の授業だけあって、ほとんど専門的な話はありませんでした。フィンランド法の法源、歴史、周辺各国からの影響などが主なテーマでした。

 授業は3日連続で計10時間行われ、単位取得のためにはLecture diaryまたはEssayを提出する必要があります。日本語に訳すならLecture diaryは授業の感想、Essayはレポートでしょうか。課題の量は取得したい単位数に比例します。1単位なら1,500語、2単位なら3,000語といった具合です。英文読解の授業では毎回課題を出されるので、それと並行してこなさなければならないのは大変ですが、今までさぼっていた分を取り返さなければ、との思いで手を動かしている今日この頃です。

 

 

○生活の状況

1.寒い! 暗い!

 フィンランドに帰国してびっくりしました。こんな寒い国があるのかと。こんな暗い国があるのかと。1月のフィンランドに来てみてください。かつてフィンランドが「自殺大国」と呼ばれた理由がわかるかもしれません。

 それでも、冬至を過ぎてからは一日に78分ほど、1週間で約1時間ばから日照時間が長くなり、この報告書を書いている24日時点では7時間近く太陽が顔を出してくれています。ありがたや。太陽の光を浴びるだけで人はこんなにも幸せを感じることができるものかと驚きを隠せません。しかし太陽の光が届いても寒いことには変わりありません。むしろ晴れると雲の布団がなくなるので気温は急激に下がり、‐20℃なんて当たり前です。

日本の都心ではすでに20℃近くになった日もあったようですが、フィンランドの春はまだまだ、まだまだ先のようです。

2.フィンランドの物価

 以前、ドイツ人の友人が、「フィンランドの物価は高すぎる! 生活するのが本当に大変!!!」と愚痴をこぼしていたのですが、その時は、確かにペットボトルの飲み物は高い感じがするけどそこまで......なんて思っていたのですが、イタリア、ドイツを旅してきてフィンランドの物価は本当に異常なほど高いということがはっきりしました。通貨が同じユーロ圏であるにも関わらず、その差はとても大きいです。

例えが適切かどうかはわかりませんが、スーパーで買うビール。イタリア、ドイツでは500mlの瓶ビールが一般的で、価格は約0.70€。一方、フィンランドでは、300mlの缶ビールが安いもので1€程度。量が少ないのにも関わらず値段は高い。日本円に直してみると日本の物価とは大差ありませんが、他のユーロ圏の国と比べると大きな開きがあります。恐るべし福祉国家の税率......。


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