ニュース

Japanese Studies and Global Study Progam >> ニュース >> ギリシャでの初の交流プログラムの実施

ギリシャでの初の交流プログラムの実施

  1年間のプロセスを経て、今年の2月23日に千葉大学は初めてギリシャの大学との協定を締結しました。ギリシャの北部、第二都市のテッサロニキにあるアリストテレス大学は千葉大学の大学間交流協定校となり、研究だけでなく、学生の交流も可能となりました。そして、ついに8月24日から9月6日にかけて、初めての協働学習プログラムが実施されました。

WAC-St Antonios.JPG  プログラムは国際教育センターが実施しているグローバル・スタディ・プログラム3(教養展開科目・国際性を高める)として、7回の事前教育を経て、テッサロニキの現地で2週間程度行われました。様々な学部から集まった13人の千葉大生がアリストテレス大学の15人の学生とともに朝から晩まで講義やフィールドワークに参加し、観光もしながら、言葉や知識の壁を越え、協働性からしか成し得ない経験をしてきました。

  写真やビデオも含め、彼らの経験を記録したブログが下記のリンクからアクセスできますので、ここではごく簡単な報告になります。

http://authchiba.org

無題.jpg


  本プログラムは当初から恊働的な試みでした。アリストテレス大学工学部パパドプル先生と千葉大学国際教育センターのヤニスが、約半年をかけて講義の参考文献・視察先から食事まで、プログラムの内容すべてを相談しながら構築しました。このようなプログラムを成功させるには、学生間に限らず、参加するすべての人が恊働性を持つべきであると気づかされる機会となりました。

  現地の資源・資産と、講義していただくアリストテレス大学の先生方の専門を活かすために、プログラムのテーマは『都市計画と観光』となりました。今年、欧州青少年首都に指定されているテッサロニキ市は観光客にどのように見られているか、どんな開発を必要としているかを検討した上で、市内を始め、地方に開発されつつある新しい観光活動を改善するには日本、そして千葉県の事例から何が参考になるか、ということを検討するのがプログラムの目的でした。

  午前は約4時間の講義、午後は約4時間のフィールドワーク、あるいはワークショップというハードなスケジュールにも関わらず、夜には町にでかけ、テッサロニキの人たちがどのような生活をしているかを体験する日々が続きました。そして、最後の日には、日本の在テッサロニキ名誉領事の前で、アリストテレス大生と千葉大生で構成された6チームがプログラムの成果を発表しました。発表のファイルとビデオは上記のホームページに掲載されていますが、その成果を生み出すことがどのぐらい大変だったかは、彼らにしか分からないことだと思います。私の(=ヤニス)教員としての誇りの一つは、最後の発表の場で、次に話す予定の学生が日本人であるかギリシャ人であるか、といったことにかかわらず、内容に関して関心を持ち、引き込まれていた聴衆の様子でした。これこそ協働学習の現場でした。

  参加した千葉大生からの声のサンプルは下記を読んでいただければと思います。そして、来年、このグローバル・スタディ・プログラムの続きとして、アリストテレス大学の学生が千葉大学に来たときに、一緒に彼らを歓迎していただければ幸いです。

  「今回のプログラムのテーマは"Tourism in Local Planning and Development" ということで最初に基礎的な知識についての講義を受けた後、市内でフィールドワークを行い、後目、得られた知識を基にしてグループワークを行い、プレゼンテーションを作成するという、自発的なスタイルをメインに取り入れた内容であった。フィールドワークでは市内を観光して回ったり、市外に出て女性の共同組合を見学し、村の人々への聞き込みを行ったり、蜂の研究所やワイナリーの見学など地域開発や観光に関わる施設を訪れたりと、盛りだくさんの内容であった。大学での講義だけではなく、テーマに関わる関連施設の見学ができたこと、そしてギリシャの学生と共同でフィールドワークやワークショップを行うことができたのは、このプログラムの素晴らしい点であったように感じる。」

(法政経学部、2年)

「考えが自分とは違うから相手は間違っている、のではなく、なぜ違うのかを理解するということを互いに成し遂げられれば、互いに得るものが大きい。(...)実際、日本人同士でも各々バックグラウンドが異なり、それをしっかりと理解しなければならないので、海外の人が相手だろうが日本人が相手だろうがそこまで違いはないと最終的に感じた。国籍や人種が異なるからといって自分の考えを伝えることを妥協するのではなく、適切なプロセスを経て意見を伝えることが大事なのだと学ぶことができた。」

(文学部、3年)

最近のエントリー

カテゴリ

授業資料ナビゲータ

moodle

千葉大学付属図書館

海外派遣留学

EnglishHouse

最近のエントリー

↑見出しをタップするとエントリー一覧が開きます。

カテゴリ

↑見出しをタップするとカテゴリ一覧が開きます。

skipwiseが君の未来を変える!

PAGE TOP