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2013年5月 アーカイブ

第43回 千葉大学ユニバーサルフェスティバル6月13日開催

 千葉大学国際教育センターでは、日本人学生たちと協力しながら、留学生が自国文化紹介を行う催しを行っています。学内の学生・教職員だけでなく、一般市民や高校生なども多く観覧する楽しい企画ですので、お時間のある方は、お気軽に参加ください。

          記

第43回 千葉大学ユニバーサルフェスティバル

 日 時:2013年6月13日(木)18:00~20:00

  場 所:千葉大学けやき会館 (千葉大学西千葉キャンパス正門そば) 

 発表国:アメリカ、マレーシア、イラン
 
 特別発表: 日本の伝統文化(居合道、邦楽)

 ステージ発表終了後、発表した留学生たちと歓談できる「交流会」も行います。
また、千葉ユネスコ協会のご協力で、ユネスコ世界遺産パネルの展示なども同時に行います。

 主 催:千葉大学 国際教育センター
 企画運営:CISG(千葉大学国際学生会)
 協 賛:千葉ユネスコ協会
 後 援:千葉市、千葉市教育委員会

第43回UFポスター.pdf

6月12日 浴衣を着てみませんか?

 地域ボランティアの方が、日本の伝統的な夏服である浴衣(ゆかた)の紹介をしてくださいます。実際に、着てみることもできます。興味ある人は、気軽に参加してください。

実施日:6月12日(水)
 ①12:50~14:20  募集人数 12名
 ②14:30~16:00  募集人数 12名
参加費は無料です。場所は、西千葉キャンパスの「大学会館」3階の和室です。

※申し込みは、先着順としますので、人数を越えたら、募集は停止します。

 申し込み先:国際教育センター 見城(けんじょう)のメールアドレス(kenjo@faculty.chiba-u.jp)に連絡ください。

フィリピン大学ロスバニョス校副学長との日本文化紹介昼食会

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国際教育センター(CIRE)は、千葉大学とフィリピン大学ロスバニョス校の大学間協定署名式のために来日した同大学副学長クリサント・ドラド先生とエンリケ・トレンチノ先生をお招きし、日本文化紹介昼食会を開催しました。千葉大学国際交流会館での昼食会開催にあたり、50年間の国際交流活動の歴史をもつ「母と学生の会」の皆様にご協力いただき、和やかな雰囲気の中で日本文化を紹介しました。

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歓迎の挨拶の後、まずは茶道体験でのおもてなし。母の会の皆さんがお茶席の作法を英語で説明くださいました。
フィリピン出身のエイプリル先生、留学生のマリアさんも、所々タガログ語で通訳を担当しました。

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国際企画課、国際教育センターのスタッフもお茶を一杯いただきました。

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書道体験では、カタカナと漢字を使って名前をかく手ほどきをしていただきました。

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生け花や打掛、珍しい鎧兜など、日本文化を紹介する品々を展示くださいました。CIRE特任は、国際交流会館で和服(袴、振袖)を着せていただきました。

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前菜からデザートまで、心づくしの手料理をふるまってくださいました。CIRE特任一同、千葉県の母の味に舌鼓を打ちました。

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食事の後は、ウクレレの伴奏にあわせ、日比両言語でフィリピン民謡「レロン・レロン・シンタ」の合唱をご披露くださいました。

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母と学生の会の皆様が長年にわたり続けてこられた、地域社会に深く根差した国際交流活動が、千葉大学のグローバル人材教育を支えて下っていることに心より感謝申し上げます。

国際交流企画―JENESYS交流プログラムによる米国大学生との特別共同授業が開催されました

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5月20日 (月)、外務省の実施する米国大学生短期招聘事業での交流プログラム(「JENESYS2.0」及び「KAKEHASHI Project」(北米地域との青少年交流))派遣により、テキサス州のライス(RICE)大学、 及びウィスコンシン州のウィスコンシン大学オシュコシュ校(University of Wisconsin-Oshkosh)から50名が千葉大学を訪問しました。国際教育センター(CIRE)は、国際交流企画として、訪問する米国人学生と千葉大学の学生との特別共同授業(2時限、3時限、4時限)を実施しました。

本交流プログラムは、アジア地域および北米地域と日本国の間で三万人の青少年の交流を通じて、日本経済の再生に向けて、日本の強みや魅力等の日本ブランドや日本的な「価値」に関する理解と関心を深めるために、日本政府(外務省)よりすすめられている事業です。

来日した2大学のうち、テキサス州のライス(RICE)大学 は、ヒューストン市にあり千葉市と姉妹都市にある大学です。また、ウィスコンシン州と千葉県は姉妹県州の提携を結んでおり、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校は千葉大学の協定校です。千葉大学からは、約100名の学生が参加し、キャンパスツアー、昼食交流会、サークル体験、2~4時限の授業を通じて、米国人学生との国際交流・共同学習を行いました。

サークル体験は、雨天のため会場の制約があるなか、各団体が素晴らしいパフォーマンスを披露し、米国大学生だけでなく千葉大学の学生にとっても、日本文化を再発見する体験となりました。


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竹葉会による尺八演奏

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ジャグリングチームPossum

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居合道研究会

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アカペラサークルT.o.N.E

キャンパスツアーや昼食交流会では、千葉大生が案内役として米国大学生に学内施設やフードコートについて英語で説明を行いました。
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生協フードコート3での昼食交流会

共同授業を通じて、千葉大学の歴史を学び、日本語によるコミュニケーションや大学生活の違いについて意見交換を行いました。さらに、グローバル化する日本文化や米国と日本におけるアイデンティティについて考え、各々にとって文化について考え、深い気付きを得る機会となりました。
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共同授業「千葉大学の歴史」(見城先生)

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共同授業「日本語でのコミュニケーション」(佐藤先生)

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共同授業「大学生活」(西住先生)

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共同授業「グローバル化の中の日本文化と社会」(小野先生)

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共同授業「米国・日本における「アイデンティティ」」(小林先生、ヤニス先生)

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国際交流企画の終わりに、参加した米国人学生と千葉大生の座談を実施。

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国際教育センター長新倉先生の挨拶と記念品交換

行事:国際交流企画―JENESYS交流プロ グラムによる米国大学生との特別共同授業
日付:5月20日(月)
時間:2時限、3時限、4時限
場所: アカデミック・リンク・センター(付属図書館内)

グローバル・プロジェクト・ワーク初回ミーティング

[集中授業]グローバル・プロジェクト・ワークの初回ミーティングを行います。簡単な授業概要の説明と事前授業の日程調整が主なテーマです。

日時:5月23日(木)12:10~12:40
場所:アカデミックリンクセンター・プレゼンテーションスペース

平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(5) 

 

 sensing )平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(5) 

 『世界で活躍する千葉大学卒業生に学ぶ世界の研究と教育』

 

ヨルダン大学地理学部准教授・ホサム先生(ヨルダン)

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国際教育センターでは、世界で活躍する千葉大学卒業生5人を千葉大学に招聘し、世界の研究と教育について英語で講義をしていただく公開セミナーを開催している。平成24年度にお招きした最後の講師は、ヨルダン大学地理学部准教授のホサム先生(Dr. Hussam Al-Bilbisi)。ホサム先生は千葉大学に留学中、自然科学研究科(博士課程)で建石隆太郎教授の指導を受け、環境リモートセンシング技術を応用した研究で2004年に博士号を取得。卒業後、母国ヨルダンに戻られ、教育・研究活動を活発に展開されている。今回、千葉大学の後輩のためにと来日してくださったホサム先生は、異なるテーマでセミナーを3回実施してくださり、合計129人の学部生・院生が参加した

第1回

日時&場所

H25122日(火)2限、西千葉キャンパス(総合校舎B号館)

講義テーマ

The culture, religion and history of Jordan


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参加者(97人)に書いてもらった受講後アンケートで、コメントが一番多かったのは、"漠然と抱いていたヨルダンのイメージと実際が大きく違っていた"という内容だったたとえば、ヨルダンの夏の気温は40度にまで上がるけれども、湿度が他の季節よりも低く、日本の夏よりずっと過ごしやすいと聞いて驚いた人や、両国の人口の年齢構成が大きく異なり、ヨルダンでは65才以上が全体の4%以下しかいないことにびっくりした人も多かった。

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もう1つ、多くの参加者が驚いたのは、砂漠と肥沃なヨルダン渓谷の間の丘陵地帯に位置する首都アンマンの景観だ。首都にふさわしく近代的なビルが立ち並ぶ都会のすぐ近くに、古代の遺跡やスーク(市場)のある昔ながらの街並みが残り、その新旧のコントラストに目をみはる人が多かった。講義ではまた、国民の9割以上がムスリムのヨルダンで、ラマダーン(イスラム歴の神聖月)の日の出から日没までのあいだに行われる断食や、イスラム教徒の義務である1日5回のお祈りが毎日行われている様子についてもお話を伺うことができた。

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  ビジュアルたっぷりの講義に出席した法経学部経済学科の2年生は、「ヨルダンの地理や歴史のみにとどまらず、そこに暮らす人々に注目した言及が印象に残った。国内にとどまっているばかりでは得られない、全く異なる価値観や考え方に触れることは、人間的成長の上でとても重要だと感じた」と、感想を寄せた。 ホサム先生のお話は、世界遺産に指定された古代遺跡ペトラや、ヨルダン料理にも及び、日本人にとってなじみの少ない中東の歴史や食文化にふれられてうれしかったという声や、英語だけの講義と聞いて身構えて参加したけれど、「講師の方が丁寧に説明して下さって、わかりやすかったです」(法経学法学科・4年)というコメントも。 

Dr.Hussam-6.jpg Dr.Hussam-7.jpg Dr.Hussam-8.jpg Dr.Hussam-5.jpg

資料:Hussam先生のハンドアウトから抜粋)

第2回

日時&場所

H25123日(水)2限

西千葉キャンパス(アカデミックリンクセンター図書館1階プレゼンテーション・スペース)

講義テーマ

Obtaining scientific data and information necessary for research in Jordan




2回目の公開セミナーでは、ヨルダンにおける科学研究の事例として、ホサム先生が取り組まれている地理学および環境問題に関する研究で用いられる様々なデータデータソースと、データの抽出方法について講義をしていただいた。データソースの主なものとして紹介されたのは、NASAをはじめとした各種機関がサテライト・リモート・センシング技術を駆使して収集・アーカイブ化している地表の衛星画像、地上測量データ、農業・産業・経済・人口などに関する調査報告書の3種類。多岐にわたる量的データと質的データを使って、より信頼性の高い分析結果を導き出すことの重要性が強調された。また、こうした科学研究に対してヨルダン政府が行っている研究資金援助が大きな役割を果たしていることや、ヨルダン大学の図書館における電子図書化の促進が、研究と教育に大変役だっていることも紹介された。

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(資料:Hussam先生のハンドアウトから抜粋)

第3回

日時&場所

H25123日(水)4限、西千葉キャンパス(工学部17号館112教室)

講義テーマ

Jordan, the history, the status of university education and research on geographical and environmental problems


 

水不足、死海の縮小、森林破壊・砂漠化という、ヨルダンの3つの深刻な環境問題への取り組みにおいて、地球資源探査衛星から撮影した映像や、さまざまなデジタル変動調査技術手法がいかに用いられているか、複数の事例が紹介された。その一例として示されたのが右の写真で、牧畜が行われている乾燥地域と半乾燥地域における土地使用と地表の変化によって、いかに "land degradation"(土壌劣化)が進んでいるか、調査された結果を示された。

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このセミナーは、ホサム先生が千葉大学留学中に在籍されていた工学研究科で開催され、同研究科の修士課程と博士課程の大学院生(19人)が参加したため、講義は専門的な内容に及んだが、土壌劣化の3つの原因の特定に用いた手法に関する説明を聞きながら、熱心にノートをとる学生が多く見受けられた。  参加者アンケートをみると、「自分たちのことだけでなく地球規模で環境のことなどを考えてゆかなくてはならないなど、テレビやインターネットなどを通じてよく言われていますが、実際にその問題に直面している人々から直接、話を聞くことで強い印象が残り、それらについてより深く考えてゆかなくてはならないと思うことができたので、参加して良かったと思いました」(工学研究科人工システム科学専攻・1年)いう声や、今後もこうした公開セミナーの開催してほしいというコメントが多く見うけられた。

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(資料:Hussam先生のハンドアウトから抜粋)

=その他の参加者からのコメント=

「教育の場で、『国際的な視野』を養う機会というと、大抵、英語圏の国々関する講義ばかりなので、こういったセミナーは貴重だと思う」(工学部電気電子工学科・3年)

Jordan大学では、水資源の減少や砂漠化など、深刻な環境問題に対して様々な方法を駆使して取り組んでいると感じました。<略> 英語にしても、環境問題への関心にしても、無知は罪と感じた」(工学研究科人工システム科学専攻・1年)

「内向きにならずに、外に目を向けることをすべきだと思いました。留学などもそのひとつの方法である」(工学部メディカルシステム工学科・2年)

「世界共通語である英語を学ぶことで、異なる文化を持つ人々の思考に直接的に触れることができ、考えを共有するには、とても大事なツールだと思った」(工学部画像か・2年)

「日本からの視野のみにとらわれないためにも、今日のようなセミナーに積極的に参加することが重要だと感じた」(工学部情報画像工学科・4年)

「英語のセミナーは理解できないかと思っていましたが、意外と分かるところもあったのでおもしろかったです。先入観にとらわれず、まずは参加してみることが大事だと思いました」(文学部行動科学科・1年)


平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(4)

 sensing )平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(4)

 『世界で活躍する千葉大学卒業生に学ぶ世界の研究と教育』

フィリピン大学経営開発学部学部長・ブオット先生(フィリピン)

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 「グローバル人材」の育成に取り組む国際教育センターでは、千葉大生が個々のアイデンティティを持ちながら、「世界的な視野」をもって学ぶことの重要性に気づく機会を提供する1つの方法として、世界で活躍する本学卒業生を招聘した公開セミナーを実施している。その4人目の講師として来学してくださったのは、フィリピン大学の経営開発学部長をつとめておられるブオット先生Inocencio E. Buot Jrだ。ブオット先生は本学自然科学研究科で沖津教授の指導を受けて、1998年に博士号を取得、母国フィリピンに戻って教育・研究活動を活発に展開されている。以下、ブオット先生の4つのセミナーで千葉大生(計184人)が学んだ概要と、参加者アンケートの声を報告する。

第1回

日時&場所

H2518日(火)2限、西千葉キャンパス(総合校舎D32教室)

講義テーマ

Diversity of culture and dialects in the Philippines: some issues and concerns

 


 

Dr.Buot-2.jpg大小7,100もの島々からなるフィリピン共和国における多様な民族構成、文化、方言、生活について講義をしていただいた第1回目のセミナーには、看護学部・理学部・工学部・法経学部などの所属する学部生22人が参加した。

 ブオット先生が紹介された左下の写真は、イフガオ族が紀元前に建設に着手し、UNESCOの世界遺産に指定されたルソン島北部の壮大な棚田群だ。平地の少ない地理条件を最大限に活かして、穀物や野菜の栽培を続けている民族の智恵と工夫が見て取れる。また、民族衣装の織物には各民族の機織り技術が代々受け継がれ、その色彩とデザインにフィリピンの多様でユニークな民族文化が表れている。

  一方、80を超える民族グループが、述べ150以上もの方言を用いて生活しているフィリピンでは、共生に向けた課題も少なくない。たとえば、国語はタガログ語をベースとしたフィリピン語(Filipino)、公用語はフィリピン語と英語だが、母語として使われている言語は合計150以上もあり、国語や公用語として採用されなかった言語話者が持つ反感や、少数民族の母語の保護政策のあり方など、ブオット先生の講義は多岐に及び、知っているようで知らなかったフィリピンの様々な側面について学ぶことができた。

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Buot先生の講義用ハンドアウトから抜粋)

第2回

日時&場所

H2518日(火)5限、西千葉キャンパス(総合校舎C11教室)

講義テーマ

Trends in research and education at the University of the Philippines

 

 


2回セミナーには、様々な学部から42人の学部生が出席した。「フィリピンには国立大学が1つしかない」というブオット先生のお話に驚くと同時に、多くの島々からなる国土のどこに住んでいても、大学教育の機会が等しくあるように整備されたフィリピン大学のOpen Universityのシステム(インターネットを使い、豊富なデジタル・コンテンツを活用した授業を受けてフィリピン大学から学位を取得ができる制度)にびっくりした学生も。また、国中に散らばる15のキャンパスで学ぶ約5万人の学生の様子を紹介したビデオを見せていただきながら、1909年の大学創立以来、科学技術・芸術・政治・法曹界など、様々な分野の第一線で活躍する卒業生を輩出しているフィリピン大学の歴史と、大学の将来展望についてお話を伺った。

  講義の途中、参加者に質問を投げかけ、学生と語りあいながら話を進める講義スタイルに最初はドキドキしていた学生も、学生の目を見つめて、熱心に話されるブオット先生の講義にどんどん引き込まれていった。

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(写真右:Buot先生の講義用ハンドアウトから抜粋)   

第3回

日時&場所

H2519日(水)2限、松戸キャンパス(園芸学部E棟4階・エキスパート演習室)

講義テーマ

Current status of environmental conservation in the Philippines

 


Dr.Buot-8.jpgのサムネイル画像松戸キャンパスで開催されたブオット先生の3回目の公開セミナーには、園芸学部生20人が出席し、フィリピンにおける環境保護活動について学んだ。

  合計7,100もの島々からなるフィリピンには、そこでしか生育・繁殖しない「固有種」(endemism)が多数あり、その多様性は"Galapagos times ten" と称されるほどの豊かな遺伝子学的多様性や種の多様性をもっている。

 しかし、近年さかんに行われている土地転換(居住地や農地拡大のための森林伐採等)によって、それら固有種の生育や繁殖に悪影響が及んでおり、絶滅危惧されている種も存在する。講義では、フィリピンの森林と人々の暮らしの間にある「里山」において、自然保護活動がどのように行われているか、ブオット先生ご自身が関わっておられる活動事例についてお話を伺った。

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 (写真右下:Buot先生の講義用ハンドアウトから抜粋)

 

第4回

日時&場所

H25年1月10日(木)4限、西千葉キャンパス(法経学部大学院棟1階・院演習室1)

講義テーマ

Philippine biodiversity, environmental and socioeconomics




 松戸キャンパスで開かれた第3回公開セミナーで扱われたテーマ(フィリピンにおける環境保護活動)について、西千葉キャンパスでもブオット先生の講義を聞く機会を持つことができた。出席したのは法経学部の学生12人と J−Pac.の留学生3人。

  森林破壊による固有種の減少をはじめ、同じ農地での1つの作物の栽培(単一栽培)による収穫量の激減による食料不足への懸念など、食料不安に対する国家の長期的な対応策が後手に回っているフィリピンの現状についてお話を聞きながら、古来の「自然」と「人間」のあり方(人間は自然の一部として存在し、相互に依存していた関係)と、近代の「自然」と「人間」のあり方(人間の利益のために資源等を支配・操作し、人間が自然を支配する関係)とを比較しながら、将来を見据えた今後のあるべき関係について、ブオット先生と共に深く考える時間を持つことができた。

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=セミナー参加者の声=

 日本だけでなく世界の自然環境保全や農業や林業の現状が分かって良かった。フィリピンへ行ってみたくなった」(園芸学研究科・1年)

「教師の方の熱血さがすごくよく伝わった」「日本でも、英語による授業を増やしていくべきだと思った。まず、授業に対する集中力がかなり高まるのが利点。普段から英語に慣れておくことで、海外留学への関心も高まっていくと思う」(園芸学部園芸学科・1年)

「自分が日本の世界遺産について全然知らないことに気づかされました。国際的な視野で学ぶことによって自国のこともよくわかると思いました」(理学部数学・情報数理学科・4年)

「先輩のプレゼンは、1人1人の目を見て話していて、堂々としてかっこよかった」(工学部建築学科・3年)

「自分の興味ある分野について質問し、回答をいただけたこと(が特に印象に残っている)」(園芸学部緑地環境学科・3年)

Dr.Buot-12.jpg「国際化が進んでいる現代において、英語は他国の人とコミュニケーションするツールとして最も重要だが、今回の講義で自分の英語力のなさを痛感した。もっと他国の人と触れあう機会が増えればと思う」(看護学部・4年)

「日本もフィリピンも同じ島国だが、対外的な面で全く異なると思った。日本では"国内だけで生きていける"と思っている人が多すぎると思う。国際的な考え方を持ち、広い場所で生きていくべきだと思う」(法経学部総合政策学4年)

「私は"国際的な視野"について、とにかく周囲に合わせようとしているという印象を持っていました。しかし、今回の授業で、自分の理解が及ばなかった事も含め、様々な形での情報交流で互いの事を知ること、それによる問題点の改善などが重要であり、それが"国際的な視野"を持つ事なのだと感じました」(工学部ナノサイエンス学科・2年)

「今後もこのような取り組みを実施してほしい」(法経学部総合政策・3年)

国際交流企画―JENESYS交流プロ グラムによる米国大学生との特別共同授業

  5月20日 (月)、外務省の実施する米国大学生短期招聘事業での交流プログラム(「JENESYS2.0」及び北米地域と青少年交流事業)派遣により、テキサス州のライス(RICE)大学、 及びウィスコンシン州のウィスコンシン大学オシュコシュ校(University of Wisconsin-Oshkosh)から50名が千葉大学を訪問します。つきまして、国際教育センター(CIRE)では、訪問する学生と千葉大学の学生との特別共同授業(2時限、3時限、4時限)を開催します。

  本交流プ ログラムは、アジア地域および北米地域と日本国の間で三万人の青少年の交流を通じて、日本経済の再生に向けて、日本の強みや魅力等の日本ブランドや日本的な「価値」に関する理解と関心を深めるために、日本政府(外務省)よりすすめられている事業です。

  来日する2大学のうち、テキサス州のライス(RICE)大学 は、ヒューストン市にあり千葉市と姉妹都市にある大学です。また、ウィスコンシン州と千葉県は姉妹県州の提携を結んでおり、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校は千葉大学の協定校です。日本語や日本文化に関心のある米国人学生との共同学習・交流の機会となりますので、ふるってご参加ください。

行事:国際交流企画―JENESYS交流プロ グラムによる米国大学生との特別共同授業

日付:5月20日(月)130510_JENESYSs.jpeg

時間:2時限、3時限、4時限

場所: アカデ ミック・リンク・センター(付属図書館内
*2時限は、 アカデミック・リンク・センターで開催します。3時限以降 から参加する学生の皆 さんは、授業会場は後日の詳細連絡により各自確認してください。

  

授業は、 日本語、日本事情およびジャパニーズスタディーズに関する内容で、日本語と 英語を使って行います。2時限、3時限、4時限の全てでも、2コマ、あるいは1コマのみでも授業に参加を希望する学生は、以下のリンクにアクセスし、回答してください。

米国大学生との国際交流企画


  交流プロ グラム及び授業は、複数参加が可能なので、参加可能な時限(2,3,4のうちどの時限に参加できるか、1つのみ、2つ、あるいは全て)をサイト上で入力してください。3時限は昼食交流会を兼ね、参加者50名までとします。


  質問のある場合は、cireglobal@gmail.comまで送信 ください。詳細は、参加希望登録者に対し、追って連絡します。

国際教育センター
特任教員室
〒263-8522 千葉市稲 毛区弥生町1-33
TEL:043-290-2187/2188 FAX:043-290-2198
Email:cireglobal@gmail.com

2013年度前期授業ガイダンス及び海外留学ガイダンスが開催されました

国際教育センター(CIRE)では、4月11日(木)、15日(月)、19日(金)に各2回の2013年度前期授業ガイダンス、4月11日(木)、18日(木)に海外留学ガイダンスを実施しました。計6回の前期授業ガイダンスの総参加学生数は126人、計2回の海外留学ガイダンスの総参加学生数は249人と大変盛況となりました。前期授業ガイダンスでは、アクティブラーニング型授業を行うCIREでの学びの目的と意義について説明し、英語・二言語併用のジャパニーズスタディーズ科目と海外協定大学との共同教育プログラムである集中授業に関する具体的な内容を紹介しました。また、海外留学ガイダンスでは、在学中に海外留学する目的と意義および、千葉大学の海外協定校の紹介や派遣留学の応募方法について説明しました。
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アカデミック・リンク・センターでのガイダンスの様子(2013年4月18日)


さらに、5月9日には、工学部画像工学科の一年生を対象とした海外留学ガイダンスと前期授業の紹介を行いました。
ガイダンス終了以降、CIREでは、ガイダンスに参加できなかった学生や個別の相談のある学生への対応を特任教員と海外留学担当者が行っています。質問がある学生は、是非、オフィスアワーを利用してください。

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CIREでのガイダンスの様子(2013年4月11日)

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ガイダンス開始前の打ち合わせ中の特任教員(2013年4月18日)
左から、村越先生、小林先生、小野先生、エイプリル先生、ヤニス先生


開催日時:
2013年度前期授業ガイダンス
4月11日(木)、15日(月)、19日(金)12:10~12:40、16:10~16:50

海外留学ガイダンス 4月11日(木)11:00~11:30、18日(木)12:10~12:40

開催場所:国際教育センター1階大講義室
*4月18日の留学ガイダンスは、アカデミックリンクセンター(付属図書館内)で開催


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TEL 043-290-2197
( 千葉大学留学生課
 国際教育センター担当 )
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