本学短期留学生(J-PAC生)が母国語で製作した国立歴史民俗博物館ワークシート発表会を開催しました
2015年8月4日、本学短期留学生(J-PAC生)が製作した母国語で表現したワークシートの発表会が国立歴史民俗博物館(歴博)で開催されました。
母国語で作るワークシートは、J-PAC生が2014年10月より1年かけて授業科目「特別研究3」(秋学期),「特別研究4」(春学期)を受講し、そこで歴博の研究系教員から専門的な知識の指導を受けながら製作したものです。
ワークシートは歴博にある展示資料をいかに注目しておもしろさを理解してもらえるかを案内するもので、母国から来た来館者にも理解してもらえるように、自らが日本の歴史や文化を理解した内容をもとに母国語で表現できるよう工夫をしました。
2009年10月からこの授業はスタートして今期で第6期です。今年はドイツ語と中国語あわせて6つのワークシートが完成しました。
この取り組みは歴博広報連携センターと千葉大学国際教育センターとの共同授業で行っています。歴博では「千葉大学短期留学生プロジェクト」と題し、さまざまな専門分野の教員の協力により広報連携センターの事業として行われています。1年間の指導を受けた受講生はプロジェクトを完成させたことを証して、歴博から修了証を授与されました。
まずは受講者のワークシートを持ってみんなで館内を回ってみました。
研修室で発表会を行い、自分のワークシートのねらいを説明し、参加者からコメントを行いました。
齋藤努教授(歴博広報連携センター長)よりプロジェクト履修を証する修了証が送られました。
一般の来館者が閲覧できるようにワークシートを配架しました。
最後に正面玄関前で歴博、千葉大学関係教員とJ-PAC受講生とで記念撮影をしました。