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FD研修会 《多元的な学びを育むリベラル・アーツ教育の試み》 の第1回実施報告

開催日時:平成261119日(水)14:3016:00

開催場所:アカデミック・リンク・センター 1階セミナー室「まなび」

テーマ:「日本」をめぐるリベラル・アーツ教育の取組みとその意義

司会:村岡 英裕(国際教育センター長)

プログラム実施責任者あいさつ:新倉 涼子(副理事(国際))

報告者:ガイタニディス ヤニス(国際教育センター特任助教)
    小林 聡子(国際教育センター特任助教)

事例として紹介された科目ジャパニーズ・スタディーズ2:「健康」と「病い」をめぐる日本の文化、ジャパニーズ・スタディーズ22:ハリウッドにおける「日本人」の表象


概要

 2013年度より千葉大学で始まった国際日本学という専攻の中に、アクティブラーニングを中心とした授業であるジャパニーズ・スタディーズ(JS)という科目群があります。国際教育センターが実施しているこの科目群は次のように定義されています。「ジャパニーズ・スタディーズは『日本」という事例を通して『世界」を学ぶ、また『世界」を通して『日本」を学ぶ、という目的を持っています。日本についての基礎知識を学ぶだけでなく、自らの体験、自らの文化と照らし合わせて日本を見つめ直すことによって、様々な事象についての新しい視点、より深い気づきを得られることを目指しています。』(CIRE Liberal Arts HPより)

 今回の研修会は、JSの二つの授業の事例を通して、ジャパニーズ・スタディーズという科目群が具体的にどんな科目なのか、そして教養教育として他の授業にどのように応用できるかを明らかにする試みでした。我々の答えの核として提示したことは、ジャパニーズ・スタディーズが「日本」にも「学」にも括弧をつけて行う「日本学」であるという理解にあります。まず、「日本」に括弧をつけるというのは、日本文化が固定的・一枚岩的に"触れる"ものではなく、常に変化するものであり、また生活を意味づけるために日本・海外に住んでいる人々が創る・想像する構成物だということです。それを学生自身に感じさせることがJS群の第一の目的だと言えます。そして、「学ぶ」にも括弧をつけるというのは、従来の受動的な学び方から離れ学生主体で何かをするという形のアクティブ・ラーニングというだけでなく、学ぶ行為自体を再認識するということです。すなわち、学びながら、「私がどの視点から学んでいるのか」を意識することです。言い方を変えると、「ジャパニーズ・スタディーズ」はクリティカル「日本」学という科目群として捉えることができます。

 本発表では、主体的でアクティブな学習力、「知識」に関する批判的思考力、多元的視点と共感力、という三つの要素が欠かせないリベラル・アーツ教育というものを背景に置きながら、各々の授業での仕掛けを紹介しました。その仕掛けの一部は下記に加筆していますが、全体像や詳細をご覧になりたい方は、下記にある当日の映像をご参照ください。

 今回のFD研修会で紹介された教養教育における教授法の事例(一部):

l  学生に、授業の内容に少しずつ入り込んでいってもらうという小説型授業の構築。

l  各週のリアクションを踏まえ、授業の全体像について考え、学生に自分なりに語ってもらうために自分の考え(概念)を図で説明するマインドマップの作成。

l  自己イメージ・具体例・学術的知識というトライアンギュレーションを繰り返す螺旋型・重層型授業の構築。

l  ストーリー・ボードの作成から始め、授業のテーマを元にメディアと自己との関わりを多元的・批判的に捉えた映像の作成。

 

2回の研修会は平成27129日(木)16:1017.40に(アカデミック・リンク・センター 1階セミナー室「まなび」で)実施する予定です。多くの方のご参加をお待ちしています!




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