母国語で製作する博物館ワークシート製作発表会と修了式開催
8月8日に国立歴史民俗博物館で、短期留学生が製作した母国語で表現したワークシートの製作発表会が開催されました。
これは受講者である短期留学生が、10月より1年かけて受講した授業科目「特別研究3」(秋学期),「特別研究4」(春学期)で、歴博の研究系教員から専門的な知識の指導を受けながら製作したものです。
ワークシートは博物館の展示資料をいかに注目しておもしろさを理解してもらえるかを案内するもので、海外から来た来館者にも活用してもらえるように、母国語で表現できるようにしました。
2009年10月からスタートした授業で、今期で第5期目にあたりますが、今期の受講者からはじめて一般公開をすることになりました。
この授業は歴博広報連携センターと千葉大学国際教育センターとの共同授業もあり、歴博からは受講者に1年間の指導によりプロジェクトを完成させたことを証して修了証が授与されました。
まずは製作したワークシートをもって実際に展示資料の見学をしました。
斎藤教授(歴博広報連携センター長)から受講者全員に修了証が授与されました。
修了証を授与した5人の受講者のみなさん。
今期から第1展示室から第2展示室に行く休憩コーナーに受講者のワークシートが置かれ、一般の来館者も使用できるようになりました。