アーカイブ

千葉大学国際教育センターHOME >> 新着情報 >> 活動報告 >> 平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(1)

平成24年度千葉大学国際教育センター主催・公開セミナー実施報告(1)

平成24年度 千葉大学国際教育センター主催 公開セミナー実施報告(1)

「世界で活躍する千葉大学卒業生に学ぶ世界の研究と教育」

 

ラフマット先生(インドネシア大学)を迎えて 

 

  千葉大学で学び、世界各地で活躍している5人の先輩に、それぞれの専門領域の研究と教育について英語で講義を行ってもらう公開セミナーがスタートした。本シリーズ1人目の講師は、インドネシア大学で地理学部講師を勤めるDr. Rokmatuloh。ラフマット先生は、2002年インドネシア共和国の国費留学生として本学の工学研究科に留学し、人工衛星などから地球表面付近を観測するリモートセンシング(遠隔探査)技術を用いたデータ処理・分析を活用した研究で修士号と博士号を取得、母国に戻ってインドネシア大学で研究と教育に従事されている。

 

Rokmatuloh1.jpg Rokmatuloh2.jpg

  松戸キャンパスと西千葉キャンパスで行われたラフマット先生の3つの公開セミナーには、延べ102人の千葉大生が出席した。各講義に先立って、本セミナーを企画した国際教育センター長の新倉先生から、「ふだん触れることない日本以外の大学の様子や、海外の大学行われている研究、学生生活などについて知り、広い視野で学問をとらえていく機会として今日のセミナーを活用し、将来、海外留学にもぜひ挑戦してください」とお話があり、千葉大の先輩にあたるラフマット先生を拍手で迎えた。

 

Rokmatuloh3.jpg  各セミナーでは、英語で専門の講義を受けるのは初めてという学生にもわかりやすいよう、ビジュアル素材を効果的に使ったPowerPointスライドが準備され、インドネシアが国家を挙げて取り組んでいる地球温暖化問題と、ご自身の研究との関わりについての話を織り交ぜながら、最先端の研究の様子を紹介していただいた(下表参照)。また、専門領域のお話に加えて、インドネシア大学の広大なキャンパスにある先進的な研究・教育設備の整った校舎で学ぶ学生の様子を撮影したビデオを見ながら、充実した環境での学生生活についてお話を聞く機会も得た。さらに、首都ジャカルタで毎年開催される日本との国際交流(日本祭)についても紹介を受けた。講義後の質問タイムには千葉大生からの素朴な質問にラフマット先生が答えてくださったほか、セミナーに参加していたインドネシア人留学生と語りあう時間を持つこともできた。

Rokmatuloh4.jpg セミナー終了時に参加者が記入したアンケートを見ると、「インドネシアの "peatland"のことを全く知らなかったが、ピートランドの森林破壊が温室効果ガス増加の原因になっていると聞いてびっくりした」という声や、「地球温暖化で北極と南極の氷が溶けて海面が上昇し続けると、数十年以内にインドネシアの多くの国土が沈んでしまうという予測に驚いた」、「先進国も発展途上国も、CO2を排出するすべての国が連携しないと、地球の将来はないと痛感した」と、地球環境問題に対する関心が高まった声が寄せられた。また、「海外で活躍する先輩から話を聞くことで、環境問題がより現実味を持ったものになり、自分と関係のある問題とより認識できた」、「リモートセンシングという技術が日本からインドネシアに輸出され、津波被害の予測や、いろんな場面で利用されていることがわかって勉強になった」という声も聞かれた。 

 

Rokmatuloh5.jpg  さらに、「英語がもっとできたら、内容をもっと理解できたのに」という声が聞かれる一方で、「わかりやすい英語でゆっくり話してもらえ、専門的な内容もだいぶ理解できた」という感想や、「写真や表などのビジュアルが豊富で、わからない英語があっても、全体的な話は理解できた」、「英語をもっと勉強しようと思った」という声も多く聞かれた。 

  また、「わずか1コマの短い講義だったが、インドネシアの自然や文化、素晴らしい学問環境を備えたインドネシア大学の様子を見て、インドネシアに対する自分の見方が変わった」、「私の専門と今日の講義の内容は違うけれど、新しい発見のあるセミナーだった。英語で講義という機会がほとんどないので、とてもいい刺激になった」というコメントもあり、千葉大生の国際的な視野を広めるという本セミナーの目的をある程度、果たせたことが示唆された。その一方で、「この公開セミナーのように、もっと海外の大学での研究や教育、外国文化について学べる科目があるといい」、「 "国際的な視野"とあえて強調せずとも、こういった英語での講義が千葉大学でもっと受けられるようになったらいいなと感じた」、「世界の学会では英語で発表ということが多いので、千葉大でも英語で専門の授業を受ける機会がもっとあるといい」といった大学への要望も寄せられた。


カテゴリアーカイブ

月別アーカイブ

アーカイブ

海外留学を目指す学生へ

Japanese Studies and Global Study Progam

千葉大学校友会 海外部門

日本語受講登録システム

学部日本語・日本事情科目の取り方

skipwiseが君の未来を変える!

千葉大学国際教育センター

〒263-8522
千葉市稲毛区弥生町1-33
TEL 043-290-2197
( 千葉大学留学生課
 国際教育センター担当 )
PAGE TOP